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ブランドン・イングラム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブランドン・イングラム
Brandon Ingram
ニューオーリンズ・ペリカンズでのイングラム
(2020年)
ニューオーリンズ・ペリカンズ  No.14
ポジション SF / PF
所属リーグ NBA
基本情報
愛称 BI
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1997-09-02) 1997年9月2日(27歳)
出身地 ノースカロライナ州の旗 ノースカロライナ州キンストン
身長 203cm (6 ft 8 in)
体重 86kg (190 lb)
ウィングスパン 221cm  (7 ft 3 in)[1]
キャリア情報
高校 キンストン高等学校
大学 デューク大学
NBAドラフト 2016年 / 1巡目 / 全体2位[1]
プロ選手期間 2016年–現在
経歴
20162019ロサンゼルス・レイカーズ
2019ニューオーリンズ・ペリカンズ
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

ブランドン・ゼイビア・イングラム (Brandon Xavier Ingram, 1997年9月2日 - )は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州キンストン出身のプロバスケットボール選手。NBAニューオーリンズ・ペリカンズに所属している。ポジションはスモールフォワード。ミドルネーム"Xavier"は日本語表記ではザビエルだが、英語の発音上はゼイヴィア。

長い手足を持ち、痩せていることからSlenderman(スレンダーマン)と呼ばれる。その体型から、大学時代にはケビン・デュラントと比較されていた[2]

経歴

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生い立ち

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ドナルド・イングラムとジョアン・イングラムの間にノースカロライナ州キンストンで産まれる。また、彼には異母兄のドノバン、異父姉のブリタニーの兄弟がいる。

ハイスクール

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マクドナルド・オール・アメリカンゲームでのイングラム (2015年)

ノースカロライナ州のキンストン高校時代は、マクドナルド・オール・アメリカンに選出されるなど注目された[3]

高校生アスリートのリクルート情報(アメリカのカレッジスポーツ)
氏名 出身 高校 / 大学 身長 体重 コミット日
ブランドン・イングラム
SF
ノースカロライナ州キンストン キンストン高校 6 ft 8 in (2.03 m) 191 lb (87 kg) 2015年4月27日 
リクルート スターレーティング英語版: Scout:5/5 stars   Rivals:5/5 stars   247Sports:5/5 stars    ESPN:5/5 stars
全リクルート順位: Scout: 3, 1 (SF)   Rivals: 4, 2 (SF)  ESPN: 3, 1 (SF)
  • 注意: 多くの場合、Scout、Rivals、247Sports、ESPNの間で身長、体重が一致しない可能性がある。
  • これらの場合、平均をとっている。ESPNグレードは100ポイントスケールに基づいている。

出典:

カレッジ

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大学は地元の有力校でもあるデューク大学に進学[4]。1年生ながらスターターとして活躍し、平均17.3得点6.8リバウンド2アシストを記録、ACCの新人王と2ndチームに選出された[5] イングラムは、1年間プレーしただけで2016年のNBAドラフトアーリーエントリーを表明した[6]

ロサンゼルス・レイカーズ

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2016年のNBAドラフトで全体2位という高い評価を受けてロサンゼルス・レイカーズから指名された[7][8]。このドラフトで指名を受けた2番目に若いプレーヤーであった[9]。 2016年8月23、レイカーズとルーキー契約を結んだ[10]。10月26日のシーズン開幕戦でベンチから初出場し9得点を上げた[11]。11月23日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦でキャリアハイとなる16得点を記録した[12]。ルーキーシーズン終了後、NBAオールルーキーチームの2ndチームに選出された[13]

ニューオーリンズ・ペリカンズ

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2018-19シーズン後に行われたアンソニー・デイビスが絡んだトレードでロンゾ・ボールジョシュ・ハート2019年のNBAドラフト全体4位指名権を含む3つの1巡目指名権、金銭と共にレイカーズからニューオーリンズ・ペリカンズにトレードされた。[14]

新天地で迎えた2019-20シーズンは若手中心のチームでエースに成長し、キャリアで初めて平均20点超えを記録。オールスターにも初選出され、MIPを受賞するなど飛躍の年となった。オフに制限付きFAとなり、ペリカンズと5年1億5800万ドルのマックス契約を結んだ[15]

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

NBA

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レギュラーシーズン

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2016–17 LAL 79 40 28.8 .402 .294 .621 4.0 2.1 .6 .4 9.4
2017–18 59 59 33.5 .470 .390 .681 5.3 3.9 .8 .7 16.1
2018–19 52 52 33.8 .497 .330 .675 5.1 3.0 .5 .6 18.3
2019–20 NOP 62 62 33.9 .463 .391 .851 6.1 4.2 1.0 .6 23.8
2020–21 61 61 34.3 .466 .381 .878 4.9 4.9 .7 .6 23.8
2021–22 55 55 34.0 .461 .327 .826 5.8 5.6 .6 .5 22.7
2022–23 45 45 34.2 .484 .390 .882 5.5 5.8 .7 .4 24.7
2023–24 64 64 32.9 .492 .355 .801 5.1 5.7 .8 .6 20.8
通算 477 438 33.0 .468 .362 .786 5.2 4.3 .7 .6 19.4
オールスター 1 0 8.6 .250 .000 --- 1.0 1.0 1.0 .0 2.0

プレーオフ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2022 NOP 6 6 39.8 .475 .407 .830 6.2 6.2 .7 .0 27.0
2024 4 4 36.4 .345 .250 .895 4.5 3.3 1.0 1.3 14.3
通算 10 10 38.1 .434 .371 .848 5.5 5.0 .8 .7 21.9

カレッジ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2015–16 デューク 36 34 34.6 .442 .410 .682 6.8 2.0 1.1 1.4 17.3

脚注

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  1. ^ Brandon-Ingram”. draftexpress.com (2015年). 2017年10月閲覧。
  2. ^ [siteweb=https://abcnews.go.com/Sports/brandon-ingrams-nba-ceiling-kd/story?id=40023492]
  3. ^ ACC Basketball: Brandon Ingram performs well in McDonald's All-American Game
  4. ^ Elite recruit Brandon Ingram’s attention on 4th title, then decision
  5. ^ Allen named 3rd team AP All-American, Ingram earns honorable mention
  6. ^ Duke freshman Brandon Ingram declares for NBA draft
  7. ^ Holmes, Baxter (June 23, 2016). “Lakers take Brandon Ingram with second pick of draft”. ESPN.com. June 23, 2016閲覧。
  8. ^ Lakers take Brandon Ingram with second pick of draft
  9. ^ Brandon Ingram and NBA Rookie of the Year Odds”. LakersNation.com (August 24, 2016). August 31, 2016閲覧。
  10. ^ Lakers Sign Brandon Ingram”. NBA.com (August 23, 2016). August 23, 2016閲覧。
  11. ^ Young Lakers roar past Rockets 120-114 to win Walton's debut”. ESPN.com (October 26, 2016). October 27, 2016閲覧。
  12. ^ Warriors dish out franchise-record 47 assists in 43-point rout of Lakers”. ESPN.com (November 23, 2016). November 24, 2016閲覧。
  13. ^ Rohrbach, Ben (June 27, 2017). “Draymond Green, Joel Embiid headline NBA's All-Defensive, All-Rookie team announcements”. Yahoo.com. June 27, 2017閲覧。
  14. ^ Sources: Lakers reach deal for Pelicans' Davis”. ESPN.com (June 19, 2019). June 19, 2019閲覧。
  15. ^ Shapiro, Michael. “Report: Ingram, Pelicans Agree to $158 Million Extension” (英語). Sports Illustrated. 2020年12月1日閲覧。

外部リンク

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