ブラッド・ケセロウスキー

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ブラッド・ケセロウスキー
TSM Brad Keselowski - 2015 - Stierch 2.jpg
2015年のケセロウスキー
生誕 Bradley Aaron Keselowski
(1984-02-12) 1984年2月12日(33歳)
アメリカ合衆国ミシガン州
業績 2012 ナスカー スプリントカップ・シリーズ チャンピオン
2010 ナスカー ネイションワイド・シリーズ チャンピオン
2009 Aaron's 499 勝者
表彰 2008, 2009, 2010 Nationwide Series Most Popular Driver
NASCARスプリントカップ・シリーズでの経歴
9年の間255レース出場
車番-チーム No. 2 (ペンスキー・レーシング)
2015年の順位 7th
最高位 1st (2012)
初戦 2008 Dickies 500 (テキサス)
最終戦 2016 Bass Pro Shops NRA Night Raceブリストル
初勝利 2009 2009 Aaron's 499
最終勝利 2016 Quaker State 400
優勝数 10位以内 PP
21 120 12
NASCARエクスフィニティ・シリーズでの経歴
11年の間235レース出場
車番-チーム No. 22 (ペンスキー・レーシング)
2015年の順位 84th
最高位 1st (2010)
初戦 2006 Ameriquest 300 (オートクラブ)
最終戦 2016 Food City 300 (Bristol)
初勝利 2008 Federated Auto Parts 300 (Nashville)
最終勝利 2015 O'Reilly Auto Parts Challenge (テキサス)
優勝数 10位以内 PP
34 155 19
NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズでの経歴
11年の間65レース出場
2015年の順位 90th
最高位 21st (2005)
初戦 2004 Kroger 250 (Martinsville)
最終戦 2015 Pocono Mountains 150 (ポコノ)
初勝利 2014 UNOH 200 (ブリストル)
優勝数 10位以内 PP
1 15 1
August 19, 2016現在。

ブラッド・ケセロウスキー(Bradley Aaron Keselowski 1984年2月12日 - )は、アメリカ合衆国ミシガン州ロチェスターヒルズ出身のNASCARドライバー。2017年現在は、チームペンスキーからモンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズにフル参戦しており、エクスフィニティ・シリーズにもスポット参戦している。また、2008年よりブラッド・ケセロウスキー・レーシングのオーナー兼ドライバーとして、キャンピング・ワールド・トラック・シリーズに参戦している。

経歴[編集]

NASCAR[編集]

2004年、20歳でNASCARクラフツマン・トラック・シリーズ(現キャンピング・ワールド・トラック・シリーズ)にスポット参戦、第3戦マーティンズビルよりNASCARドライバーとしてのキャリアをスタートする。

2005年にはクラフツマン・トラック・シリーズにフル参戦。翌年以降は主戦場を上位カテゴリに移し、トラックシリーズには不定期にスポット参戦を続けるものの、2014年に1勝したのみであ。

2007年キース・コールマン・レーシングよりカーナンバー23でネイションワイド・シリーズ(現エクスフィニティ・シリーズ)にフル参戦をするが、開幕戦デイトナ500は予選不通過(DNQ)、その後もクラッシュやエンジントラブルなどに見舞われ、トップ10フィニッシュ0回と不振が続いたため、第15戦ナッシュビルを最後にチームを離脱。後にJRモータースポーツに移籍し、カーナンバー88で第20戦シカゴランドよりシリーズ復帰する。復帰後の14レースでトップ10フィニッシュ5回とまずまずの成績を残した。

2008年も引き続きJRモータースポーツよりネイションワイド・シリーズに参戦。第15戦ナッシュビルにてNASCARキャリア初となる勝利を挙げる。後の第26戦ブリストルでも勝利し、年間2勝を挙げる。同年はヘンドリック・モータースポーツよりカーナンバー25で最上位カテゴリのスプリントカップ・シリーズに2戦スポット参戦し、第34戦フォートワース、第36戦ホームステッド=マイアミで完走する。

2009年はヘンドリック・モータースポーツ(#25)とフェニックス・レーシング(#9)から交互に参戦。フェニックス・レーシングから参戦した第9戦タラデガにてカップ戦初勝利を飾る。第34戦からは チーム・ペンスキーダッジ)に移籍。

2010年、引き続きチーム・ペンスキーよりカーナンバー12でスプリントカップ・シリーズに参戦するが、年間0勝、トップ10フィニッシュ2回と今一つな内容であった。一方でネイションワイド・シリーズでは6勝を挙げ、13勝のカイル・ブッシュ相手にポイントスタンディングで競り勝ち、シリーズチャンピオンを獲得した。

2011年、カーナンバーを2に変更。シーズン序盤は今一つであったが徐々に調子を上げ、第13戦カンザスでシーズン初勝利を挙げる。この年は第21戦ポコノ、第24戦ブリストルを制し3勝、トップ5フィニッシュ10回、トップ10フィニッシュ14回、シリーズランキング5位でシーズンを終了した。

2012年は第4戦ブリストルを初めとして年間5勝を挙げ、初のカップ戦シリーズチャンピオンを獲得した。

2014年は第3戦ラスベガス初めとしてキャリア最多の年間6勝を挙げたものの、最終戦ホームステッド=マイアミで年間5勝目を挙げたケヴィン・ハーヴィックにシリーズチャンピオンの座を奪われた。

2015年はトップ10フィニッシュ25回でありながら年間1勝にとどまり、チェイス進出を果たしたもののシリーズチャンピオンはカイル・ブッシュのものとなった。

2016年はレギュラーシーズンで4勝を挙げ、難なくチェイス進出を果たしたものの、コンテンダー・ラウンドの第31戦カンザスではデニー・ハムリンと接触しクラッシュ、第32戦タラデガでは首位を走りながらデブリー付着が原因のオーバーヒートに見舞われ38位フィニッシュと最悪な結果となり、エリミネーター・ラウンドへ進出できずシリーズチャンピオンシップ敗退となった。

戦績[編集]

NASCAR[編集]

モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ[編集]

デイトナ 500[編集]
チーム 車種 スタート フィニッシュ
2009英語版 Phoenix Racing シボレー 棄権
2010英語版 Penske Championship Racing ダッジ 26 36
2011英語版 ペンスキー・レーシング 16 29
2012英語版 23 32
2013英語版 フォード 15 4
2014英語版 33 3
2015英語版 39 41
2016英語版 25 20
2017英語版 7 27

エクスフィニティ・シリーズ[編集]

キャンピング・ワールド・トラック・シリーズ[編集]

* Season still in progress
1 Ineligible for series points

ARCA Re/Max Series[編集]

(key) (Bold – Pole position awarded by qualifying time. Italics – Pole position earned by points standings or practice time. * – Most laps led.)

その他[編集]

2014年シーズンの第31戦シャーロットでは、クールダウンラップ中にデニー・ハムリンに対してあからさまな報復の体当たりをした。続いてマット・ケンゼスに対しても同様に体当たりをし、近くにいたトニー・スチュワートに追突したところで停止。スチュワートはすかさずバックギアに入れてケセロウスキーに体当たりの報復をし返した。その後、ピットレーンで激昂したハムリンはケセロウスキーのピットボックスに向かおうとするが、チームクルーに制止される。ケセロウスキーはトレーラーの方へ逃げていくが、同じく激昂したケンゼスに背後より殴り掛かられた[3]。この一件でNASCARからケセロウスキーに対し5万ドル、スチュワートに対し2万5千ドルの罰金が科せられた。

同年第34戦テキサス終了後、ピットレーンでジェフ・ゴードンとレース中の接触について口論を起こしていたところ、ケヴィン・ハーヴィックが突如ケセロウスキーを背後から突き飛ばし、これをきっかけに大乱闘が起こる騒ぎとなった[4]

このように、悪童っぷりを見せつけるエピソードに事欠かないケセロウスキーであるが、2017年第14戦ポコノでライアン・ブレイニーがカップ戦初勝利した際に自らインタビュアー役を買って出る[5][6]など、ユーモアを見せる一面もある。なお、ライアン・ブレイニーはキャンピング・ワールド・トラック・シリーズで2012年から2015年までブラッド・ケセロウスキー・レーシングに所属しており、ケセロウスキーとはいわば師弟関係にある。

脚注[編集]

  1. ^ Brad Keselowski − 2004 ARCA Re/Max Series Results”. Racing-Reference. 2015年7月1日閲覧。
  2. ^ Brad Keselowski − 2006 ARCA Re/Max Series Results”. Racing-Reference. 2015年7月1日閲覧。
  3. ^ “Sparks fly between Kenseth, Keselowski after race”. YouTube.com. (2014年10月11日). https://www.youtube.com/watch?v=LP-vPrElq14 2017年5月19日閲覧。 
  4. ^ “Post-race brawl between Gordon and Keselowski”. YouTube.com. (2014年11月2日). https://www.youtube.com/watch?v=Sp356kcF_h9u 2017年5月19日閲覧。 
  5. ^ Tom Jenson (2017年6月12日). “Flip the script: Brad Keselowski interviews Ryan Blaney in Victory Lane”. FOX Sports.com. http://www.foxsports.com/nascar/story/ryan-blaney-brad-keselowski-flip-script-pocono-interviws-in-victory-lane-nascar-win-061217 2017年9月22日閲覧。 
  6. ^ Keselowski gives impromptu interview of Blaney in Victory Lane”. YouTube.com (2017年6月11日). 2017年9月22日閲覧。

外部リンク[編集]