ブラックストーン・グループ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブラックストーン・グループ
The Blackstone Group
The Blackstone Group logo (2).svg
市場情報
略称 ブラックストーン
本社所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ニューヨーク州ニューヨーク
設立 1985年 (37年前) (1985)
業種 金融業
事業内容 プライベート・エクイティ・ファンド、メザニン・ファンド、不動産投融資、投資アドバイザリー、レバレッジド・ファイナンス他
代表者 会長・CEO スティーブン・シュワルツマン
売上高 減少 61億200万ドル(2020年第4四半期)[1]
純利益 減少 22億6200万ドル(2020年第4四半期)[1]
総資産 増加 26.269億ドル(2020年第4四半期)[1]
従業員数 増加 3,165人(2020年第4四半期)[2]
主要子会社 GSO Capital Partners
関係する人物 ピーター・ピーターソン(創業者)
スティーブン・シュワルツマン(創業者)
外部リンク www.blackstone.com
テンプレートを表示

ブラックストーン・グループ(The Blackstone Group、NYSEBX)は、アメリカ合衆国に本拠を置く大手の投資ファンド運用会社である。

バイアウト・ファンドビジネスを中心に、オルタナティブ投資を主軸とする。

概要[編集]

リーマン・ブラザーズを退職したピーター・G・ピーターソン英語版スティーブン・シュワルツマンによって1985年に設立された。本社は、ニューヨークの51丁目パークアベニューのリバーハウスにあり、支社は、アトランタボストンロンドンハンブルクパリムンバイ香港東京にある。最も大きな上場株投資会社の一つである[1]

現在ブラックストーンのビジネスはバイアウト・ファンドだけにとどまらず、不動産ファンド部門、ヘッジファンドなどを含む市場性 オルタナティブ投資ファンド部門、財務アドバイザリー部門の4つのセグメントからなっており、運用資産1191億1500万ドル(2010年現在)に及ぶ総合 オルタナティブ投資会社となっている。

2007年の上場時には中国投資有限責任公司が30億ドル相当の非議決権株式を取得した[3]。ブラックストーンが保有する資産には、軍事・衛星技術関連の会社が含まれると指摘され、この技術が中華人民共和国政府に渡らないように米政府は懸念している。

CEOのスティーブン・シュワルツマンの個人資産は2020年には、210億ドル(約2兆1700億円)となった[4]

創業者でCEOのスティーブ・シュワルツマンは中華人民共和国の清華大学に3億ドルを寄付して経済管理学院顧問委員会に名を連ねて自らの名のついたカレッジも設立している親中家であり[5][6][7]、シュワルツマンはドナルド・トランプ米大統領の古くからの友人で顧問でもあり[8]大統領戦略政策フォーラム議長に選ばれるなど米政府の対中外交に一定の影響力を有している[9][10]

名前の類似する資産運用会社ブラックロックはブラックストーンの債券運用部門として設立されたが、1995年に売却されている。

名称[編集]

ブラックストーンの名称は、創設者の姓の一部から来る。スティーブ・シュワルツマンのSchwarzは、ドイツ語で「黒」(ブラック)、ピーター・G・ピーターソンのPeterはギリシャ語で「石」(ストーン)を意味し、ここから名付けられた。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c Blackstone's Fourth Quarter and Full Year 2020 Earnings”. Blackstone. 2021年6月6日閲覧。
  2. ^ Blackstone Group Inc/The: Number of Employees 2007-2020”. Macro Trends. 2021年1月22日閲覧。
  3. ^ “China to Buy $3 Billion Stake in Blackstone”. ニューヨーク・タイムズ. (2007年5月20日). https://www.nytimes.com/2007/05/20/business/worldbusiness/20cnd-yuan.html 2017年6月2日閲覧。 
  4. ^ 慈善活動ギビング・プレッジ、今年はビリオネア7人が新たに誓約” (日本語). Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン) (2020年12月24日). 2021年7月24日閲覧。
  5. ^ “習主席の母校が担う対トランプ工作  編集委員 中沢克二”. 日本経済新聞. (2017年2月1日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO12340720R30C17A1000000/ 2017年4月22日閲覧。 
  6. ^ “中国の大学に奨学金、海外の「知中派」育成に注力―中国紙”. Record China. (2013年5月4日). https://www.recordchina.co.jp/b71928-s0-c30.html 2017年3月13日閲覧。 
  7. ^ “習主席、清華大学シュワルツマン学院の開学式に祝電”. 中国国際放送局. (2016年9月11日). http://japanese.cri.cn/2021/2016/09/11/142s253509.htm 2017年3月13日閲覧。 
  8. ^ Trump reviews top White House staff after tumultuous start”. 2017年5月9日閲覧。
  9. ^ 経済助言、著名経営者から トランプ氏が新組織”. 日本経済新聞 (2016年12月3日). 2017年5月9日閲覧。
  10. ^ “トランプ大統領が中国批判緩める公算大-経済顧問のシュワルツマン氏”. ブルームバーグ. (2017年3月13日). https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-03-12/OMPYGQ6TTDS301 2017年3月13日閲覧。 
  11. ^ 近鉄グループとブラックストーンとのホテル事業に関する合弁事業開始について (PDF)”. 近鉄グループホールディングス (2021年10月1日). 2021年10月4日閲覧。

外部リンク[編集]