ブラジルカイマン

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ブラジルカイマン
Paleosuchus-trigonatus.jpg
保全状況評価[1][2]
LOWER RISK - Least Concern
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
Status iucn2.3 LC.svgワシントン条約附属書II
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: ワニ目 Crocodilia
: アリゲーター科 Alligatoridae
: コビトカイマン属 Paleosuchus
: ブラジルカイマン P. trigonatus
学名
Paleosuchus trigonatus
(Schneider1801)
英名
Smooth-fronted caiman
Paleosuchus trigonatus Distribution.png
分布

ブラジルカイマンPaleosuchus trigonatus)はコビトカイマン属に分類されるワニの一種。別名シュナイダームカシカイマン

分布[編集]

エクアドルガイアナコロンビアスリナムブラジルフランス仏領ギアナ)、ベネズエラペルーボリビアアマゾン川オリノコ川流域[3][4][2]

形態[編集]

全長オス170センチメートル以下、メス140センチメートル[4]。体重は36キログラムに達すると推定されている[5] 。頭部が黄褐色で、水中の落ち葉への擬態になると考えられている[3][4]

生態[編集]

森林内の細流に生息する[3]。水中の洞窟や倒木などに身を潜めて生活する[4]。主に身を潜めた生活を送るため、自然下では日光浴を行わない[3][4]

主に魚類、無脊椎動物を食べるが、小型哺乳類(パカなど)を食べることもある[3]

繁殖形態は卵生。古巣の上に新しく産卵巣を作り、これは古巣が地面との間で断熱材の効果をすると考えられている[4]。あるいは森林内にあるシロアリの巣の周囲に産卵巣を作り、シロアリの巣から発せられる放射熱により巣内の温度を31-32℃に安定させている[3]。卵は約100日で孵化する[3]

参考文献[編集]

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  1. ^ CITES Appendices I, II and III”. 2015年2月21日閲覧。
  2. ^ a b Crocodile Specialist Group (1996年). "Paleosuchus trigonatus". IUCN Red List of Threatened Species. Version 2014.3. International Union for Conservation of Nature. 
  3. ^ a b c d e f g 千石正一監修 長坂拓也編著 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、154頁。
  4. ^ a b c d e f 『動物たちの地球 101 両生類・爬虫類5 リクガメ・ワニほか』、朝日新聞社、1993年、141頁。
  5. ^ Crocodilians Natural History and Conservation