ブラインデッド・バイ・ザ・ライト

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ブラインデッド・バイ・ザ・ライト(邦題未定)
Blinded by the Light
監督 グリンダ・チャーダ
脚本 グリンダ・チャーダ
サルフラズ・マンゾア
ポール・マエダ・バージェス
原作 サルフラズ・マンゾア『Greetings from Bury Park: Race, Religion and Rock N’ Roll
製作 グリンダ・チャーダ
ジェーン・バークレイ
ジャマル・ダニエル
製作総指揮 ポール・マエダ・バージェス
ハンナ・リーダー
トーリー・メッツガー
トレイシー・ナース
スティーヴン・スペンス
ピーター・トゥーシェイ
レネー・ウィット
出演者 ヴィヴェイク・カルラ
ヘイリー・アトウェル
ロブ・ブライドン
クルヴィンダー・ジル
音楽 A・R・ラフマーン
撮影 ベン・スミサード
編集 ジャスティン・クリシュ
製作会社 インジーニアス・メディア
ベンド・イット・フィルムズ
ニュー・ライン・シネマ
コーナーストーン・フィルムズ
レヴァント・フィルムズ
配給 イギリスの旗エンターテインメント・ワン
アメリカ合衆国の旗ワーナー・ブラザース映画, ニュー・ライン・シネマ
公開 イギリスの旗2019年8月9日
アメリカ合衆国の旗2019年8月16日
製作国 イギリスの旗 イギリス
言語 英語
製作費 1500万ドル[1]
興行収入 世界の旗$10,675,577[2]
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ブラインデッド・バイ・ザ・ライト』(原題:Blinded by the Light)は2019年に公開されたイギリスドラマ映画である。監督はグリンダ・チャーダ、主演はヴィヴェイク・カルラが務めた。本作はサルフラズ・マンゾア2007年に発表した自叙伝『Greetings from Bury Park: Race, Religion and Rock N’ Roll』を原作としている。

なお、本作の原題はブルース・スプリングスティーン1973年に発表した楽曲『Blinded by the Light』(邦題:光で目もくらみ)から取られている。

概略[編集]

1987年パキスタンからイギリスに移住してきたカーン一家はルートンで暮らしていた。露骨な人種差別に遭遇することも多々あり、一家にとって素晴らしい環境というわけではなかった。長男のジャヴェッドはロック・ミュージックに熱狂していたが、父親のマリクはそれを好ましく思っていなかった。そんなある日、ジャヴェッドが同級生(ループス)から紹介されたブルース・スプリングスティーンの楽曲を聞き、大きな衝撃を受けた。そこには、ジャヴェッドが今まで感じてきたことがそのまま表現されていたからである。興奮の中で、ジャヴェッドは心に浮かんできた詩を次々と書き留めていった。

ジャヴェッドの詩は徐々に人々から注目されるようになったが、それが原因でマリクとの関係が悪化することになった。

キャスト[編集]

製作[編集]

2018年2月13日、グリンダ・チャーダが本作の監督に起用されたとの報道があった[3]。4月11日、本作の主要キャストが発表された[4]。12月12日、A・R・ラフマーンが本作で使用される楽曲を手掛けることになったと報じられた[5]。2019年8月9日、ソニー・ミュージックが本作のサウンドトラックを発売した[6]

公開・マーケティング[編集]

2019年1月27日、本作はサンダンス映画祭でプレミア上映された[7]。製作サイドはプレミア上映の席にブルース・スプリングスティーンを招待していたが、スプリングスティーンは「自分が出席することによって、観客の注意が作品から逸れるような事態は避けたい」という理由でそれを辞退した[8]。2月1日、ワーナー・ブラザース映画とニュー・ライン・シネマが本作の配給権を1500万ドルで購入したとの報道があった[9]。5月2日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[10]。11月3日、本作は第32回東京国際映画祭で特別招待作品として上映される予定である。[11]

興行収入[編集]

本作は『Where'd You Go, Bernadette』、『Good Boys』、『47 Meters Down: Uncaged』、『The Angry Birds Movie 2』と同じ週に封切られ、公開初週末に400万ドル前後を稼ぎ出すと予想されていたが[12]、この予想は的中した。2019年8月16日、本作は全米2307館で公開され、公開初週末に433万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場10位となった[13]

評価[編集]

本作は批評家から絶賛されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには197件のレビューがあり、批評家支持率は90%、平均点は10点満点で7.44点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「人間の生を肯定するロックの名曲を思わせる出来だ。『ブラインデッド・バイ・ザ・ライト』は全編にみなぎる確たる自信と才能の輝きによって観客の心の琴線に触れる。また、同作の結末は観客にもう一度最初から鑑賞したいと思わせるものである。」となっている[14]。また、Metacriticには44件のレビューがあり、加重平均値は71/100となっている[15]。なお、本作のシネマスコアはA-となっている[16]

出典[編集]

  1. ^ 10 Riskiest, Priciest Summer Movie Gambles, From ‘Dark Phoenix’ to ‘Detective Pikachu’”. The Wrap (2019年4月23日). 2019年8月25日閲覧。
  2. ^ Blinded by the Light (2019)”. The Numbers. 2019年8月25日閲覧。
  3. ^ Cornerstone Springs To ‘Blinded By The Light’; Gurinder Chadha Directing”. Deadline.com (2018年2月13日). 2019年8月25日閲覧。
  4. ^ Gurinder Chadha’s ‘Blinded By The Light’ Blessed By Bruce Springsteen; Cast Set”. Deadline.com (2018年4月11日). 2019年8月25日閲覧。
  5. ^ A.R. Rahman to Reteam with Gurinder Chadha on ‘Blinded by the Light’”. Film Music Reporter (2018年12月12日). 2019年8月25日閲覧。
  6. ^ ‘Blinded by the Light’ Soundtrack Details”. Film Music Reporter (2019年7月7日). 2019年8月25日閲覧。
  7. ^ Sundance Unveils Politics-Heavy Lineup Featuring Ocasio-Cortez Doc, Feinstein Drama”. Hollywood Reporter (2018年11月28日). 2019年8月25日閲覧。
  8. ^ Bruce Springsteen Declines Sundance Appearance; Didn’t Want To Distract From ‘Blinded By The Light’ Pic Premiere”. Deadline.com (2019年1月27日). 2019年8月25日閲覧。
  9. ^ New Line Confirms $15M Deal For Bruce Springsteen-Infused ‘Blinded By The Light’ – Update”. Deadline.com (2019年2月1日). 2019年8月25日閲覧。
  10. ^ BLINDED BY THE LIGHT - Official Trailer - Now Playing In Theaters”. YouTube (2019年5月2日). 2019年8月25日閲覧。
  11. ^ Blinded by the Light (原題)”. 東京国際映画祭. 2019年9月29日閲覧。
  12. ^ With Five More New Releases, Can Any Movie Break Through at the Box Office in August?”. Variety (2019年8月13日). 2019年8月25日閲覧。
  13. ^ August 16-18, 2019”. Box Office Mojo. 2019年8月25日閲覧。
  14. ^ Blinded by the Light”. Rotten Tomatoes. 2019年8月25日閲覧。
  15. ^ Blinded by the Light (2019)”. Metacritic. 2019年8月25日閲覧。
  16. ^ How Universal Is Reviving The R-Rated Comedy & Making ‘Good Boys’ Great At The B.O. With A $21M Opening – Sunday Update”. Deadline.com (2019年8月18日). 2019年8月25日閲覧。

外部リンク[編集]