ブライアン・ドージャー

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ブライアン・ドージャー
Brian Dozier
Brian Dozier in 2020 (Cropped).jpg
ニューヨーク・メッツ時代
(2020年8月4日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ミシシッピ州イタワンバ郡フルトン英語版
生年月日 (1987-05-15) 1987年5月15日(33歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 二塁手
プロ入り 2009年 MLBドラフト8巡目
初出場 2012年5月7日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジェームズ・ブライアン・ドージャーJames Brian Dozier, 1987年5月15日 - )は、 アメリカ合衆国ミシシッピ州イタワンバ郡フルトン英語版出身のプロ野球選手二塁手)。右投右打。現在は、フリーエージェント(FA)。愛称はドズDoz[1]

経歴[編集]

プロ入りとツインズ時代[編集]

2009年MLBドラフト8巡目(全体252位)でミネソタ・ツインズから指名され、プロ入り。

2011年に球団最優秀マイナー選手に選ばれた[2]

2012年5月7日のロサンゼルス・エンゼルス戦でメジャーデビューを果たした。以後、遊撃手のレギュラー格で起用され、84試合に出場したが、8月にマイナー降格した[3]。同年は打率は.234と低かったが、6本塁打と9盗塁をマークした。

2013年は失投を待つ打撃スタイルにした[4]ところ長打が大幅に増え、計55本の長打を放った。四球が増え、打率は.010の上昇にとどまったが、出塁率は.040以上上昇した。また、左投手に対しては.328と打ったが、右投手は.219だった[4]

2014年2月28日にツインズと1年契約に合意した[5]。この年は、自身初めてオールスターに選出された[6]。このオールスターゲームは、自身の所属するツインズの本拠地ターゲット・フィールドで開催された。また、ホームランダービーにも選出された。同年、アメリカンリーグ3位の89四球を選んだ。攻撃及び走塁面では、23本塁打・21盗塁を記録して「20本塁打20盗塁」を同時に達成した。

2015年オールスターゲームに選出された。試合には代打で出場し、センター方向の本塁打を打ち込んだ[7]。レギュラーシーズンでは打率が.236に低下し、148三振を喫したが、チームトップの28本塁打、77打点という成績をマーク。39二塁打はリーグ7位、101得点はリーグ5位だった。

2016年は前半戦終了時点で83試合に出場して打率.246、14本塁打、43打点[8]に留まった。しかし、オールスター明けからホームランを量産。9月12日のデトロイト・タイガース戦でソロ本塁打を放ち、ア・リーグの二塁手では史上初のシーズン40本塁打を達成した[9]。最終的には155試合に出場し、打率.268(自己最高)、42本塁打(リーグ3位タイ)・99打点・OPS0.886(同9位)。他に3年連続100得点以上、4年連続二桁盗塁、自己最高の盗塁成功率9割等の記録も達成した。

ミネソタ・ツインズ時代 (2017年)

2017年4月16日のシカゴ・ホワイトソックス戦で2017年のMLBで初のランニング本塁打を記録した[10]

2018年は開幕戦から16連続安打の球団新記録を打ち立てた[11]。7月15日のタンパベイ・レイズ戦でターゲット・フィールド球場初のサヨナラ満塁本塁打を放った[12]。それ以前のものと合わせて[13]、ターゲット・フィールドで複数の満塁本塁打を放った唯一の二塁手である。

ドジャース時代[編集]

2018年7月31日にローガン・フォーサイスデビン・スメルツァールーク・ラリー英語版とのトレードで、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍した[14]。ドジャースでは47試合に出場。合計151試合の出場で打率.215、21本塁打、72打点、12盗塁を記録した。ポストシーズンは主に代打として出場した。オフにFAとなった。

ナショナルズ時代[編集]

ワシントン・ナショナルズ時代
(2019年3月30日)

2019年1月13日にワシントン・ナショナルズと単年900万ドルで契約を結んだ[15]。シーズンでは開幕から正二塁手として起用されたが、8月にアズドルバル・カブレラが移籍してからは出場機会も減少した。最終的に135試合に出場して打率.238、20本塁打、50打点を記録。ポストシーズンでは終盤からの守備固めとして出場している。オフの10月31日にFAとなった[16]

メッツ時代[編集]

2020年2月23日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[17]。7月11日に自由契約となった[18]

その後、7月22日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ[19]。7月30日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[20]。8月16日にDFAとなり[21]、23日に自由契約となった[22]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2012 MIN 84 340 316 33 74 11 1 6 105 33 9 2 4 3 16 0 1 58 10 .234 .271 .332 .603
2013 147 623 558 72 136 33 4 18 231 66 14 7 3 4 51 0 6 120 14 .244 .312 .414 .726
2014 156 707 598 112 145 33 1 23 249 71 21 7 3 8 89 1 9 129 8 .242 .345 .416 .762
2015 157 704 628 101 148 39 4 28 279 77 12 4 0 8 61 2 7 148 10 .236 .307 .444 .751
2016 155 691 615 104 165 35 5 42 336 99 18 2 2 5 61 6 8 138 12 .268 .340 .546 .886
2017 152 705 617 106 167 30 4 34 307 93 16 7 0 2 78 6 8 141 11 .271 .359 .498 .856
2018 104 462 410 65 93 21 2 16 166 52 8 3 0 3 46 1 3 96 7 .227 .307 .405 .712
LAD 47 170 143 16 26 9 0 5 50 20 4 0 0 2 24 0 1 33 5 .182 .300 .350 .650
'18計 151 632 553 81 119 30 2 21 216 72 12 3 0 5 70 1 4 129 12 .215 .305 .391 .696
2019 WSH 135 482 416 54 99 20 0 20 179 50 3 4 0 1 61 2 4 105 11 .238 .340 .430 .771
MLB:8年 1137 4884 4301 663 1053 231 21 202 1902 561 105 36 12 36 487 18 47 968 88 .245 .326 .442 .768
  • 2019年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



遊撃(SS) 二塁(2B)
























2012 MIN 83 111 287 15 80 .964 -
2013 - 146 267 461 6 110 .992
2014 - 156 261 475 15 98 .980
2015 - 157 303 456 8 111 .990
2016 - 151 286 419 8 118 .989
2017 - 152 264 405 5 109 .993
2018 - 103 150 260 8 60 .981
LAD - 45 68 82 4 19 .974
'18計 - 148 218 342 12 79 .979
2019 WSH - 123 145 248 5 61 .987
MLB 83 111 287 15 80 .964 1033 1744 2806 59 686 .987

表彰[編集]

MLB

記録[編集]

背番号[編集]

  • 20(2012年)
  • 2(2013年 - 2018年途中)
  • 6(2018年途中 - 同年終了)
  • 9(2019年)
  • 15(2020年)

脚注[編集]

  1. ^ Twins Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年8月30日閲覧
  2. ^ Brian Dozier Promoted to Minnesota Twins SOUTHERNMISS.COM
  3. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2013』廣済堂出版、2013年、176頁。ISBN 978-4-331-51711-6
  4. ^ a b 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2014』廣済堂出版、2014年、166頁。ISBN 978-4-331-51809-0
  5. ^ Twins agree to terms with all players on 40-man roster” (英語). MLB.com Twins Press Release (2014年2月28日). 2014年3月1日閲覧。
  6. ^ ホームランダービーのみ。
  7. ^ July 14, 2015 All-Star Game Play-By-Play and Box Score - Baseball-Reference.com (英語) . 2015年10月21日閲覧。
  8. ^ Brian Dozier 2016 Batting Gamelogs - Baseball-Reference.com (英語) . 2016年10月17日閲覧。
  9. ^ ツインズ内野手が快挙!ア・リーグ二塁手として初のシーズン40発”. スポニチ Sponichi Annex (2016年9月13日). 2016年10月17日閲覧。
  10. ^ Brian Dozier's mad dash ensured that the Twins remained king of the inside-the-park homer MLB.com Cut4 (英語) (2017年4月17日) 2017年5月1日閲覧
  11. ^ 新記録1打席で21球、ドージャー開幕から16試合連続安打で球団新、Dバックス開幕から7カード連続勝ち越し、など今日のトピックス” (日本語). MLB Note. 2019年1月20日閲覧。
  12. ^ Team Batting Event Finder” (英語). Baseball-Reference.com. 2019年1月20日閲覧。
  13. ^ Team Batting Event Finder” (英語). Baseball-Reference.com. 2019年1月20日閲覧。
  14. ^ “【MLB】ドジャース、世界一へ本気! トレードで新たにドージャーとアックスフォードを獲得|ニフティニュース” (日本語). ニフティニュース. https://news.nifty.com/article/sports/baseball/12133-168858/ 2018年8月1日閲覧。 
  15. ^ Brian Dozier signing with Nationals” (英語). MLB.com (2019年1月13日). 2019年1月20日閲覧。
  16. ^ Thomas Harrigan, Manny Randhawa and Paul Casella (2019年11月8日). “Here are every team's free agents this winter” (英語). MLB.com. 2019年12月2日閲覧。
  17. ^ AJ Cassavell (2020年2月23日). “Adding Dozier gives Padres infield options” (英語). MLB.com. 2020年2月29日閲覧。
  18. ^ Mark Polishuk (2020年7月11日). “Padres Release Brian Dozier” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年7月31日閲覧。
  19. ^ Jeff Todd (2020年7月22日). “Mets Sign Juan Lagares, Brian Dozier” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年7月31日閲覧。
  20. ^ Anthony DiComo (2020年7月30日). “Lowrie receives diagnosis; Dozier recalled” (英語). MLB.com. 2020年7月31日閲覧。
  21. ^ Mets Designate Brian Dozier” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月16日閲覧。
  22. ^ MLB公式プロフィール参照。2020年8月24日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]