ブライアン・ダンシング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ブライアン・ダンシング
Brian Duensing
フリーエージェント(FA)
Brian Duensing on April 5, 2013.jpg
2013年4月5日
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カンザス州メアリーズビル
生年月日 1983年2月22日(32歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2005年 ミネソタ・ツインズドラフト会議3巡目
初出場 2009年4月10日シカゴ・ホワイトソックス
年俸 $1,300,000(2013年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
五輪 2008年
オリンピック
男子 野球
2008 野球

ブライアン・ダンシング(Brian Matthew Duensing , 1983年2月22日 - )は、アメリカ合衆国カンザス州メアリーズビル出身のプロ野球選手投手、右投右打。現在はフリーエージェント

経歴[編集]

ネブラスカ大学から、2005年ミネソタ・ツインズからドラフト会議3巡目で指名され入団。

2006年はA、アドバンストA、AAの3つのマイナーリーグの階級で投げ、2007年はAAとAAAで合計15勝を記録。

2008年はAAAローチェスターで5勝11敗、防御率4.28に終わり、メジャー昇格はならなかった。8月には、北京オリンピック野球アメリカ合衆国代表として出場し、銅メダルを獲得している。オリンピック期間中は、「Brian's Baseball Blog from Beijing」と題したブログを公開した[2]

3A時代のダンシング(2008年)

2009年スコット・ベイカーのDL入りによって、開幕ロースターで迎え[3]、4月10日のホワイトソックス戦でリリーフ登板でメジャーデビュー[4]。14日にベイカーが復帰するとAAAローチェスターに送られたが、7月2日に再昇格[5]。先発とリリーフで合計24試合に登板し、5勝・防御率3.64を記録。ヤンキースとの地区シリーズでは初戦の先発という大役を任されたが、敗戦投手になった[6]

2010年は開幕からリリーフで好投を続け、7月21日からはニック・ブラックバーンに代わって先発ローテーションに入り、8月14日オークランド・アスレチックス戦では初完封を記録した。9月20日インディアンス戦で勝利投手となり、自身初の二桁勝利に到達。最終的な成績は、53試合(先発は13)に登板して、10勝3敗、防御率2.62だった。ヤンキースとの地区シリーズでは第3戦に先発したが、3回5失点敗戦投手となり、前年の雪辱はならなかった[7]

2011年は開幕から先発を務めていたが、8月に5連敗を喫するなど後半戦は打ちこまれることが増え、9月にはリリーフへ回された[8]。ただし、セイバーメトリクスの観点からは、投球内容自体は前年までとさほど変わらないという結果が出ており、防御率5.23に対して、xFIPは4.05だった(前年は3.95、キャリア平均は4.17)[9]

2014年1月17日にツインズと200万ドルの1年契約に合意した[10][11]。この年、4月は好調を維持して防御率0.84を記録した[12]。その後やや調子を落としたが、62試合に投げて防御率3.31を記録。防御率は2シーズン連続で低下し、リリーフとしての適性を見せた。

2015年、4年連続55試合以上となる55試合に投げ、通算350試合登板に達した。この年は4勝 (1敗) を挙げ、自己最高の勝率.800をマークしたが、防御率が3年ぶりに4.00を超えた (4.25) など、やや不振だった。同年11月2日FAとなった[13]

プレースタイル[編集]

フォーシーム(平均91マイル)、ツーシーム(80マイル台後半)の2種類の速球と、カーブスライダーチェンジアップを投げる[9][14]

奪三振率は低く、ゴロを打たせて取る投球が持ち味だが、先発ローテの中心を担うほどの力はない。「Fangprahs」は、ダンシングが先発投手としてキャリアを続けた場合、防御率は4点台半ばに収束するだろうという見解を示している[14]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2009 MIN 24 9 0 0 0 5 2 0 1 .714 359 84.0 84 7 31 1 3 53 1 0 37 34 3.64 1.37
2010 53 13 1 1 0 10 3 0 9 .769 535 130.2 122 11 35 5 3 78 1 0 42 38 2.62 1.20
2011 32 28 1 1 0 9 14 0 0 .391 711 161.2 193 21 52 3 1 115 3 0 102 94 5.23 1.52
2012 55 11 0 0 0 4 12 0 7 .250 472 109.0 126 10 27 3 2 69 5 0 71 62 5.12 1.40
2013 73 0 0 0 0 6 2 1 15 .750 268 61.0 68 4 22 4 2 56 6 0 28 27 3.98 1.48
通算:5年 237 61 2 2 0 34 33 1 32 .507 2345 546.1 593 53 167 16 11 371 16 0 280 255 4.20 1.39
  • 2013年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 52 (2009年 - 2015年)

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Brian Duensing Contracts, Salaries, Cap Hits, & Transactions” (英語). Spotrac.com. 2014年1月1日閲覧。
  2. ^ Brian's Baseball Blog from Beijing
  3. ^ Injuries created opportunities for Twins”. 2009年4月5日閲覧。
  4. ^ Game Wrap”. 2009年4月15日閲覧。
  5. ^ Twins recall Duensing to replace Henn”. 2009年7月2日閲覧。
  6. ^ 2009 League Division Series - New York Yankees over Minnesota Twins (3-0) - Baseball-Reference.com
  7. ^ Brian Duensing Game-by-Game Stats 2010. ESPN.com(英語). 2011年10月4日閲覧
  8. ^ Brian Duensing Game-by-Game Stats 2011. ESPN.com(英語). 2011年10月4日閲覧
  9. ^ a b Brian Duensing » Statistics » Pitching | FanGraphs Baseball
  10. ^ Twins reach agreement on one-year contracts with Duensing, Swarzak and Plouffe”. MLB.com Twins Press Release (2014年1月17日). 2014年1月18日閲覧。
  11. ^ Rhett Bollinger (2014年1月17日). “Twins avoid arbitration with Plouffe, Duensing, Swarzak”. MLB.com. 2014年1月18日閲覧。
  12. ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』 廣済堂出版、2015年、170頁。ISBN 978-4-331-51921-9
  13. ^ Transactions | twinsbaseball.com” (英語). MLB.com (2015年11月2日). 2015年11月4日閲覧。
  14. ^ a b Duensing to the Rotation?. Fangraphs(英語). 2011年10月4日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]