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ブノワ・バスティアン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブノワ・バスティアン
個人情報
フルネーム Benoît Bastien
誕生日 (1983-04-17) 1983年4月17日(42歳)
出身地 フランスの旗 フランス
ヴォージュ県エピナル
国内
リーグ 役割
2011- リーグ・アン 審判員
国際
リーグ 役割
2014- FIFA登録 審判員

ブノワ・バスティアンフランス語: Benoît Bastien1983年4月17日 - )はフランスサッカー審判員

来歴

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2011年、審判員になってわずか4年目の28歳にしてリーグ・アンを担当する審判員(フェデラル1)となった。ロレーヌリーグの地域審判技術顧問(CTRA)であり、アラン・サーシュフランス語版の後任として、審判のアシスタントテクニカルディレクターに就任した。

2014年1月、ローラン・デュアメルフランス語版の後任として国際サッカー連盟 (FIFA) に国際審判員として登録される[1]

2015年にはクープ・ドゥ・ラ・リーグ2014-15決勝・バスティアパリ・サンジェルマンの試合を担当する。 2017年には100回目を迎えたクープ・ドゥ・フランス決勝、アンジェSCOパリ・サンジェルマンの試合を担当。同年6月にはポーランドで開催されたUEFA U-21欧州選手権2017の審判団に選ばれ、決勝のドイツスペインの主審も務めた。同年9月13日、UEFAチャンピオンズリーグ 2017-18グループリーグの初戦・レアル・マドリードAPOELニコシアの主審を務めた。

2018年、バスティアンはUEFAにおける審判の最上位カテゴリーであるUEFAエリートのリストにクレマン・トゥルパンと共に名を連ねた。UEFAエリートにフランス人審判が2名加わるのは2011年以来のこととなる[2].

ファン・ベルナトの退場処分後、バスティアンの前で抗議するマルコ・ヴェッラッティ(2019年)。

2019年1月9日、パルク・デ・プランスで行われたクープ・ドゥ・ラ・リーグ2018-19の準々決勝・パリ・サンジェルマンギャンガン戦の主審を務めたが、この試合でギャンガンに3本のPKを与え、ギャンガンが1-2で勝利を収めた[3]

2022年にはトロフェ・UNFP・デュ・フットボールのリーグ・アン年間最優秀審判に選ばれている[4].

挿話

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  • 冷静さと緊張感で試合をコントロールすることで知られており、2018年にはクレルモン=フェランでメンタルトレーナーとして大学の学位を取得している[5]

出典

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  1. ^ Benoit Bastien, nouvel arbitre international ! - ウェイバックマシン(2022年3月19日アーカイブ分)
  2. ^ L'arbitre Benoît Bastien intègre la liste élite UEFA”. L'Equipe (2018年6月1日). 2025年1月29日閲覧。
  3. ^ José Barroso (2019年1月10日). “PSG-Guingamp : trois penalties concédés dans un même match, une rareté” (フランス語). L'Equipe. 2025年1月28日閲覧。
  4. ^ Benoît Bastien nommé meilleur arbitre de Ligue 1 aux Trophées UNFP”. lequipe.fr (2022年5月15日). 2022年5月15日閲覧。
  5. ^ Vincent Villa (24 octobre 2021). “Bastien, sang-froid pour matches chauds” (フランス語). L'Équipe: 10. https://www.lequipe.fr/Football/Article/Pourquoi-benoit-bastien-a-ete-choisi-pour-etre-l-arbitre-du-classique-om-psg/1294164 2021年10月24日閲覧。. .

外部リンク

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