フンベシスターズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
フンベシスターズ
出身地 日本の旗 北海道帯広市
ジャンル アイヌ音楽
活動期間 2009年 -
公式サイト http://www.myspace.com/hunpesisters/blog/
メンバー ヤキフンベ (ウポポ、リムセ)
ケネフンベ (ウポポ、リムセ、ムックリ)
ノコロフンベ (ウポポ)

フンベシスターズ(HUNPE SISTERS)は、日本アイヌ女性トリオによるアイヌ音楽グループである。芸能活動はフリーランスで行なう。

概要[編集]

ヤキフンベケネフンベノコロフンベのアイヌ女性トリオ。主に北海道、帯広周辺に伝わるアイヌウポポ(歌)やムックリ口琴)、リムセ(踊り)などのアイヌ音楽の公演活動を行なう。ウポポは3人で行なうが、リムセはヤキとケネが担当し、ムックリはケネが演奏する。3人は少女時代、フチ(おばあさん)らからアイヌの歌や踊りを学んだが、成人してからはそれぞれの就職、結婚などでアイヌの活動から遠ざかっていた。2009年に友人からイベント出演の誘いを受け、フンベシスターズを結成。同年10月17日、北海道旭川市の第10回アイヌ文化フェスティバルにてデビュー。以降、北海道を中心に各地でライブ活動を行なう。

フンベシスターズの由来[編集]

「フンベ」はアイヌ語を意味する。アルファベットでの表記は"hunpe"だが、もともとアイヌは「ベ-be」と「ぺ-pe」の区別があまりなく、彼女らの出身地では「べ」と発音するアイヌが多かったためカタカナでそう表記している。フンぺと言う表記も見受けられるが、どちらも間違いではない。3人はアイヌのヴォーカルユニットのマレウレウ(蝶)と比較して、「私たち3人ともとても体格が良いので」という理由から、フンベシスターズと命名した。また、ケネとヤキは実の姉妹で、ノコロは2人の幼馴染でもある。 年齢順でノコロが長女、ケネが次女、ヤキが三女と称しているが、ライブなどではヤキがリーダーと紹介される。

メンバー[編集]

ヤキ・フンベ[編集]

  • ウポポ、リムセを担当し、力強い歌声を特徴とする。ケネの妹。フンベシスターズ結成以前より、若手のアイヌ文化の担い手を養成する事業に参加していた。

現在もフンベシスターズの活動と並行して若手グループの中でウポポやリムセを学んでいる。

ケネ・フンベ[編集]

  • ウポポ、リムセ、ムックリを担当する。イフンケ(子守唄)も歌う。ヤキの姉。ライブ時に販売するグッズなどを自主製作する一面もある。

ノコロ・フンベ[編集]

  • ウポポを担当する。ケネとヤキの姉妹とは、幼馴染。フンベシスターズの発起人でもある。結成当初はニセを名乗っていた。2010年4月21日、ノコロ・フンベ(nokor hunpe)(イワシクジラ)が「小柄な鯨だそうなので3人の中で一番身長が低い私にぴったり」という理由から、ノコロフンベに改名した。

公演活動[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 西日本新聞2011年10月8日「特別展に関連して、23日午後2時から講座「アイヌの鯨踊りと音楽」を開催。北海道十勝地方でアイヌの古式舞踊と歌を伝承する「フンベシスターズ」が出演。鯨の到来を願う踊りをウポポ(歌)やムックリ(口琴)に合わせて披露する」
  2. ^ 毎日新聞2016年9月1日
  3. ^ 西日本新聞2016年9月7日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]