フレディ・パチェコ

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フレディ・パチェコ
Freddy Pacheco
デトロイト・タイガース (マイナー)
基本情報
国籍 ベネズエラの旗 ベネズエラ
出身地 ミランダ州アラグイタ
生年月日 (1998-04-17) 1998年4月17日(25歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
203 lb =約92.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2017年 アマチュアFA
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

フレディ・アレクサンダー・パチェコFreddy Alexander Pacheco, 1998年4月17日 - )は、ベネズエラミランダ州アラグイタ出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBデトロイト・タイガース傘下所属。

経歴[編集]

プロ入りとカージナルス傘下時代[編集]

2017年11月にアマチュア・フリーエージェントでセントルイス・カージナルスと契約してプロ入り。

2018年、傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・カージナルスでプロデビュー。ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・カージナルスでもプレーし、2球団合計で20試合(先発1試合)に登板して4勝2敗5セーブ、防御率1.05、56奪三振を記録した。

2019年はA級ピオリア・チーフスでプレーし、41試合に登板して1勝4敗3セーブ、防御率4.12、90奪三振を記録した。

2020年COVID-19の影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の登板は無かった。

2021年はA級ピオリア、AA級スプリングフィールド・カージナルス、AAA級メンフィス・レッドバーズでプレーし、3球団合計で41試合に登板して1勝0敗11セーブ、防御率3.67、95奪三振を記録した。オフの11月19日にはメジャー契約を結んで40人枠入りした[1]

2022年はAA級スプリングフィールドとAAA級メンフィスでプレーし、2球団合計で50試合に先発して3勝7敗12セーブ、防御率3.05、84奪三振を記録した。

タイガース傘下時代[編集]

2023年3月14日にウェイバー公示を経てデトロイト・タイガースへ移籍した[2]。だが、開幕前に右肘を故障し、6月にはトミー・ジョン手術を受けた[3]ため、この年の公式戦登板は無かった。オフの11月17日にノンテンダーFAとなった[4]が、12月18日にマイナー契約で再契約を結んだ[5]

投球スタイル[編集]

95~98mphを計測する速球と、80mph台中盤のスライダーで組み立てるツーピッチピッチャーであり、あと1つほど武器となる球種の習得が求められている[6]

脚注[編集]

  1. ^ Anthony Franco (2021年11月19日). “Cardinals Select Three Players” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年2月18日閲覧。
  2. ^ Darragh McDonald (2023年3月14日). “Tigers Claim Freddy Pacheco, Place Tarik Skubal On 60-Day IL” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年5月17日閲覧。
  3. ^ Anthony Franco McDonald (2023年6月6日). “Tigers’ Freddy Pacheco Undergoes Elbow Surgery” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年11月26日閲覧。
  4. ^ Nick Deeds (2023年11月17日). “Tigers Non-Tender Austin Meadows, Spencer Turnbull” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年11月26日閲覧。
  5. ^ MLB公式プロフィール参照。2024年3月3日閲覧。
  6. ^ 2022 MLB Prospects Watch – St. Louis Cardinals Top 30 Prospects list. MLB.com. Retrieved on February 18, 2023.

関連項目[編集]

外部リンク[編集]