フランチェスコ・マリア・グアッツォ

フランチェスコ・マリア・グアッツォの『悪行要論』(1608年)に載せられている、悪魔の肛門にキスする魔女の絵。
フランチェスコ・マリア・グアッツォ(Francesco Maria Guazzo、1570年[1]–16??年)は、イタリアの司祭で、『悪行要論』の著者。『悪行要論』は『魔女に与える鉄槌』と比較されるほど有数の魔女関連文献となったが、グアッツォ自身は魔女裁判を監督せず、尋問もしなかったためか、ニコラ・レミやジャン・ボダンほど当時の名声を手にしなかった。マルティン・ルターは悪魔から生まれた子であると主張したルドヴィコ・マリア・シニストラリと同じように、ルターを魔王と女信者の結合により生まれたと断定している[2]。
参考文献[編集]
- ^ (イタリア語) Francesco Maria Guazzo, Dizionario Biografico degli Italiani - Volume 60 (2003)
- ^ ローズマリ・エレン・グィリー『悪魔と悪魔学の事典』(原書房、2016年)148ページ ISBN 978-4-562-05315-5
関連項目[編集]
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