フランス美術

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フランス美術: French art)では、フランスにおける美術について述べる。フランスは世界有数の芸術大国としてその名を広く知られる国である。

フランスの絵画は、数世紀の間欧州世界をリードする地位にあると言われており、たとえば19世紀には印象派象徴派ポスト印象派ジャポニスムが隆盛を迎え、エドゥアール・マネクロード・モネポール・セザンヌポール・ゴーギャンらが活躍し、20世紀初頭にはフォーヴィスム(野獣派)、キュビスムアール・ヌーヴォーアール・デコが隆盛を迎え、ジョルジュ・ブラックアンリ・マティスらが活躍し、現在も多くの諸外国の芸術家やクリエイターを引きつけ続けている。

国内、海外を問わず非常に多くの芸術家が、フランスで創作活動を行った。ファン・ゴッホパブロ・ピカソル・コルビュジエなどはフランスで創作活動を行った芸術家達のうちのごく一部である。

18世紀末から19世紀初めにかけては新古典主義により古代ギリシア古代ローマの文化の復興運動が進められ、フランス革命を描いたジャック=ルイ・ダヴィッドなどが活躍した。

19世紀前半にはロマン主義写実主義が隆盛を迎え、ウジェーヌ・ドラクロワギュスターヴ・クールベらが活躍した。19世紀後半には印象派象徴派ポスト印象派ジャポニスムが隆盛を迎え、エドゥアール・マネクロード・モネポール・セザンヌポール・ゴーギャンらが活躍した。20世紀初頭にはフォーヴィスム(野獣派)、キュビスムアール・ヌーヴォーアール・デコが隆盛を迎え、ジョルジュ・ブラックアンリ・マティスらが活躍した。

1918年に第一次世界大戦が終結し、それまで世界の中心的地位を占めていたヨーロッパが衰退すると、戦間期にはシュルレアリスムなどそれまでの西欧の美術様式に逆らった美術運動が発展した。

第二次世界大戦後に冷戦構造の中でアメリカ合衆国が西側世界の中心となると、フランスの文化的な地位は相対的に低下したが、終戦直後から1950年代にかけてアンフォルメルや、1960年代に全盛を迎えたヌーヴォー・レアリスムなどでフランスの芸術運動はアメリカ合衆国と激しく主導権を争った。

参考文献[編集]

  • Anthony Blunt: Art and Architecture in France 1500-1700 0-300-05314-2
  • André Chastel. French Art Vol I: Prehistory to the Middle Ages 2-08-013566-X
  • André Chastel. French Art Vol II: The Renaissance 2-08-013583-X
  • André Chastel. French Art Vol III: The Ancient Régime 2-08-013617-8