フライ (ディクシー・チックスのアルバム)

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フライ
ディクシー・チックススタジオ・アルバム
リリース
録音 テネシー州ナッシュビル ウェストウッド・サウンド・スタジオ
テネシー州フランクリン サウンド・キッチン
ジャンル カントリー
時間
レーベル Monument
プロデュース ブレイク・チャンシー、ポール・ウォーリー
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(アメリカ[1]
  • 16位(オーストラリア[2]
  • 38位(イギリス[3]
ディクシー・チックス 年表
ワイド・オープン・スペーシズ
(1998年)
フライ
(1999年)
ホーム
(2002年)
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フライ』(Fly)は、アメリカ合衆国の女性カントリー・グループ、ディクシー・チックス1999年に発表した5作目のスタジオ・アルバム。メジャー・デビュー後としては2作目に当たる。

背景[編集]

「グッバイ・アール」は、エルヴィス・プレスリー等への楽曲提供で知られるデニス・リンド英語版が書いた曲で、リンドは本作のレコーディングにもアコースティック・ギターで参加している[4]。なお、この曲の歌詞に登場するアールという人物は、リンドが他の曲でも使用してきたキャラクターである[4]

「サム・デイズ・ユー・ガッタ・ダンス」は、キース・アーバンが在籍していたカントリー・トリオ、ザ・ランチが1997年に発表した曲のカヴァーで、アーバンは本作のレコーディング・セッションにも招かれたが、アーバン本人は『ローリング・ストーン』誌のインタビューにおいて「彼女達は確か、僕の代役のギタリストをもう1人起用したから、あの時はギタリストが2人いたと思う。僕の演奏が実際にどの程度使われたのかは分からない」と語っている[5]

「レット・ヒム・フライ」は、パティ・グリフィン英語版がアルバム『Living with Ghosts』(1996年)で発表した曲のカヴァー[6]。なお、ディクシー・チックスは本作に伴うツアーでグリフィンをオープニングアクトに起用し、更に次作『ホーム』(2002年)でも「トゥルース・No.2」、「トップ・オブ・ザ・ワールド」といったグリフィン作の楽曲を取り上げた[6]

反響・評価[編集]

母国アメリカでは、総合アルバム・チャートのBillboard 200で自身初の1位獲得を果たし、『ビルボード』のカントリー・アルバム・チャートでは前作『ワイド・オープン・スペーシズ』に続く2度目の1位を獲得[1]グラミー賞では本作が最優秀カントリー・アルバム賞を受賞し、収録曲「レディー・トゥ・ラン」が最優秀カントリー・パフォーマンス賞(デュオまたはグループ部門)を受賞した[1]。その後も売り上げを伸ばし、2002年6月にはRIAAによって10×プラチナ(ダイヤモンド・ディスク)の認定を受けている[7]

オーストラリアでは1999年9月19日付のアルバム・チャートで初登場16位となり、合計8週にわたってトップ50入りした[2]

Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて満点の5点を付け「ここに来て、彼女達が描写する多種多様なサウンドが完全に一体化し、よりグループとして特徴的になった」と評している[8]

収録曲[編集]

  1. レディー・トゥ・ラン - "Ready to Run" (Marcus Hummon, Martie Seidel) - 3:52
  2. ダウン・ウィズ・ミー - "If I Fall You're Going Down with Me" (Matraca Berg, Annie Roboff) - 3:05
  3. カウボーイ・テイク・ミー・アウェイ - "Cowboy Take Me Away" (M. Hummon, M. Seidel) - 4:51
  4. コールド・デイ・イン・ジュライ - "Cold Day in July" (Richard Leigh) - 5:12
  5. グッバイ・アール - "Goodbye Earl" (Dennis Linde) - 4:19
  6. ヘロー・ミスター・ハートエイク - "Hello Mr. Heartache" (Mike Henderson, John Hadley) - 3:49
  7. ドント・ウェイスト・ユア・ハート - "Don't Waste Your Heart" (Emily Erwin, Natalie Maines) - 2:49
  8. シン・ワゴン - "Sin Wagon" (E. Erwin, N. Maines, Stephony Smith) - 3:41
  9. ウィザウト・ユー - "Without You" (N. Maines, Eric Silver) - 3:32
  10. サム・デイズ・ユー・ガッタ・ダンス - "Some Days You Gotta Dance" (Troy Johnson, Marshall Morgan) - 2:30
  11. ホール・イン・マイ・ヘッド - "Hole in My Head" (Jim Lauderdale, Buddy Miller) - 3:22
  12. ハートブレイク・タウン - "Heartbreak Town" (Darrell Scott) - 3:48
  13. "Ain't No Thang but a Chickin' Wang" - 0:06
  14. レット・ヒム・フライ - "Let Him Fly" (Patty Griffin) - 3:07

参加ミュージシャン[編集]

アディショナル・ミュージシャン

  • グレッグ・モロー - ドラムス
  • マイケル・ローズ - ベース・ギター
  • スティーヴ・ネイサン - ハモンドオルガンキーボード
  • マット・ローリングス - ハモンドオルガン、キーボード
  • パット・ブキャナン - エレクトリック・ギター
  • ランディ・スクラッグス - アコースティック・ギター
  • ポール・ウォーリー - アコースティック・ギター、ハーモニー
  • ロイド・メインズ - スティール・ギター
  • テリー・マクミラン - パーカッション
  • トム・ローディ - パーカッション
  • スティーヴ・コン - アコーディオン
  • ジョン・モック - バウロンティン・ホイッスルコンサーティーナ
  • マーカス・ハモン - アコースティック・ギター(#1)
  • ビリー・ジョー・ウォーカー・ジュニア - アコースティック・ギター(#1, #9)
  • ジョージ・マリネリ - エレクトリック・ギター(#4, #6)
  • デニス・リンド - アコースティック・ギター(#5)
  • ブライアン・サットン - アコースティック・ギター(#8)
  • アダム・スタインバーグ - アコースティック・ギター(#9, #14)
  • キース・アーバン - エレクトリック・ギター(#10)
  • マイク・ヘンダーソン - エレクトリック・ギター(#11)

脚注・出典[編集]

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  1. ^ a b c Dixie Chicks | Awards | AllMusic
  2. ^ a b australian-charts.com - Dixie Chicks - Fly
  3. ^ DIXIE CHICKS | full Official Chart History | Official Charts - 「Albums」をクリックすれば表示される
  4. ^ a b Goodbye Earl by Dixie Chicks”. Songfacts. 2015年7月20日閲覧。
  5. ^ Some Days you Gotta Dance by Dixie Chicks”. Songfacts. 2015年7月20日閲覧。
  6. ^ a b Shelburne, Craig (2002年8月26日). “10 Albums for Fans of the Dixie Chicks”. CMT news. Viacom International. 2015年7月20日閲覧。
  7. ^ RIAA公式サイト内SEARCHABLE DATABASE - 引用符付きの"DIXIE CHICKS"と入力して検索し、過去の記録に遡れば確認できる
  8. ^ Erlewine, Stephen Thomas. “Fly - Dixie Chicks”. AllMusic. 2015年7月20日閲覧。