フクダ電子
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本郷事業所 | |
| 種類 | 株式会社 |
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| 市場情報 | |
| 本社所在地 |
〒113-8420 東京都文京区本郷三丁目39番4号 |
| 設立 | 1948年7月6日 |
| 業種 | 電気機器 |
| 法人番号 | 7010001006880 |
| 事業内容 | 医用電子機器の開発・製造・販売および輸出入 |
| 代表者 | 白井大治郎(代表取締役社長) |
| 資本金 | 46億2,160万円(2021年3月期) |
| 発行済株式総数 |
3,774万7,300株 (2026年3月31日現在) |
| 売上高 |
連結:1,396億9,700万円 単独:899億2,500万円 (2026年3月期) |
| 営業利益 |
連結:266億800万円 単独:175億6,500万円 (2026年3月期) |
| 経常利益 |
連結:273億4,100万円 単独:245億3,100万円 (2026年3月期) |
| 純利益 |
連結:187億9,000万円 単独:269億5,100万円 (2026年3月期) |
| 純資産 |
連結:1,887億9,600万円 単独:1,572億9,100万円 (2026年3月期) |
| 総資産 |
連結:2,253億7,300万円 単独:2,003億5,800万円 (2026年3月期) |
| 従業員数 |
連結:3,497[749]人 単独:786[183]人 (2026年3月31日現在) |
| 決算期 | 3月31日 |
| 会計監査人 | 有限責任あずさ監査法人 |
| 主要株主 | |
| 主要子会社 |
フクダコーリン 100% フクダメディカルソリューション 100% 北京福田電子医療儀器有限公司 100% FUKUDA DENSHI USA,Inc. 100% |
| 関係する人物 | 福田孝(創業者) |
| 外部リンク | https://www.fukuda.co.jp/ |
| 特記事項:経営指標は 2026年3月期 第79期 有価証券報告書 従業員数は就業人員であり、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載している。 自己株式、信託口は主要株主から除外。 | |
フクダ電子株式会社(フクダでんし、英: FUKUDA DENSHI CO., LTD.)は、東京都文京区に本社を置き、医療機器の製造販売を行う企業である。
東証スタンダード市場TOP20の構成銘柄の一つ。
概略
[編集]国産第一号となる心電計を開発。心電計をはじめ生体情報モニタ、血圧脈波検査装置、AED(自動体外式除細動器)、心臓カテーテル検査装置、超音波画像診断装置などの医療機器を製造・販売する医療機器専門メーカー。業務用空気清浄機も開発、販売している。
また他社との販売提携により人工呼吸器、心臓ペースメーカーといった製品を多数取り扱っている。
予防・検査〜治療〜経過観察・リハビリ〜在宅医療・介護まで、トータルソリューションを展開している。
全国220拠点を超えるネットワークでサービスを提供している。
電子情報技術産業協会(JEITA)会員企業。プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルス、千葉ロッテマリーンズのオフィシャルスポンサーとなっている。またJリーグ・ジェフユナイテッド市原・千葉のホームスタジアムであるフクダ電子アリーナの命名権を取得しており、プロスポーツへのスポンサー活動をしている。
- フクダ電子アリーナ
沿革
[編集]- 1939年(昭和14年) - 創業者福田孝が「福田特殊医療電気製作所」として創業。
- 1948年(昭和23年) - 株式会社福田電機製作所設立。
- 1949年(昭和24年) - 波形観察用回転鏡(PAT)の付いた心電計。同年、交流心電計。
- 1950年(昭和25年) - 福田エレクトロ製作株式会社へ社名変更。
- 1951年(昭和26年) - 国産初の直記式心電計を開発。感熱紙に熱ペンで記録する。(国産の感熱紙がなく、輸入した感熱紙を使用)
- 1957年(昭和32年) - ブラウン管を使ったベクトル心電計を開発。
- 1968年(昭和43年) - オールトランジスタの心電計。入力インピーダンスの高いFET(電界効果トランジスタ)の開発による。
- 1969年(昭和44年) - フクダ電子株式会社発足。
- 1973年(昭和48年) - 千葉県印旛郡白井町(現・白井市)に工場建設。
- 1977年(昭和52年) - 心電図の自動解析を行うシステムを国内で初めて開発し、翌年の1978年にマイコン式心電図自動解析付心電計として販売開始。
- 1982年(昭和57年) - アイソレーション心電計の開発に成功。身体と電気的に接続されていない心電計。(一度、光などに変換して信号を送受信する)
- 1983年(昭和58年) - ファクシミリなどと同じサーマルアレー方式のサーマルレコーダを内蔵した心電計を開発。
- 1986年(昭和61年) - サーマルレコーダと液晶を内蔵し、液晶に波形を3・4秒程表示出来る心電計を開発。
- 1990年(平成2年) - 50周年記念事業として「財団法人(現・公益財団法人)福田記念医療技術振興財団」を設立。
- 1994年(平成6年) - 販売会社「フクダライフテック」の全国展開を開始。在宅医療用酸素濃縮器を専門にレンタル・販売・保守を行う。
- 2002年(平成14年) - 血圧脈波検査装置を自社にて開発、販売を開始。
- 2004年(平成16年) - 株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパンと生体情報モニタおよび除細動器の販売提携。
- 2005年(平成17年) - 千葉市蘇我球技場の命名権(ネーミングライツ)を取得(フクダ電子アリーナ)。
- 2008年(平成20年) - 安全性試験センターを白井事業所に建設。
- 2009年(平成21年) - 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が「きぼう」実験棟で行う宇宙臨床学研究機関器として当社のデジタルホルタ記録器が活躍。
- 2011年(平成23年) - 血圧脈波検査装置VaSera(バセラ)が第9回産学官連携功労者表彰(厚生労働大臣賞)を受賞。
- 2012年(平成24年)
- 福田孝太郎が代表取締役会長に就任。白井大治郎が代表取締役社長に就任。
- フクダ電子ファインテック仙台株式会社が操業開始。
- 2014年(平成26年) - 創業75周年記念フクダ電子メディカルフェアを全国6カ所(九州、東京、北海道、名古屋、大阪、東北)にて開催。
- 2016年(平成28年) - オムロン ヘルスケアと提携。相互に製品を供給・販売するほか、共同開発も検討。オムロンコーリンを譲り受け、完全子会社化。
- 2017年(平成29年) - オムロンコーリンをフクダコーリンへ商号変更。
- 2018年(平成30年) - 総合メディカル株式会社と事業提携合意。
- 2018年(平成30年) - 創業80周年フクダ電子メディカルフェアin松山を開催。
- 2019年(令和元年)
- 10月1日 - 創業80周年を迎える。
- 創業80周年フクダ電子メディカルフェアin広島を開催。
- ホルタ記録器FM-1300、パルスオキシメータATP-01MBがグッドデザイン賞を受賞
- 2021年(令和3年)
- 4月 - 本郷事業所新社屋が落成。
- 多機能心電計FCP-9800、血圧脈波検査装置VS-2500システムがグッドデザイン賞を受賞
- 2022年(令和4年)
- 生体情報モニタDS-1200、空気清浄除菌脱臭装置FDS-01がグッドデザイン賞を受賞
- 4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のジャスダック市場からスタンダード市場に移行
- 2023年(令和5年)- 生体情報モニタBDS-1001がグッドデザイン賞を受賞
- 2024年(令和6年)
- 10月1日 - 創業85周年を迎える。
- 「AIによる心電図解析技術」、携帯型心電計「カーディライト/ Cardilight ESP-500」、クラウド型在宅医療診療支援システム「f'Rens(フレンズ)」がグッドデザイン賞を受賞
- 2025年(令和7年)- 白井事業所G棟完成
不祥事
[編集]創業家出身会長による会社の私物化
[編集]2012年から代表取締役会長にあった福田孝太郎が、2026年4月までの約10年間に渡って会社の地下駐車場1,756㎡(531坪:82億円をかけて建設)を占有しフェラーリやクラシックカーなど最大で28台もの私用車を停めて私物化し、社用車の運転手や交際費なども私的に流用していたことが米運用会社カナメキャピタルによって指摘された[1]。カナメキャピタルは2019年からフクダ電子株を購入し、2024年7月30日に福田孝太郎が会社を私物化しているとして株主代表訴訟を起こした。2026年5月、フクダ電子が外部専門家の協力で実施した調査で不適切な交際費を経費として処理した額などを含めて総額1億5449万円の流用が認定された[1]。同月、孝太郎は全額を弁済し、役員報酬の60%を6カ月間返納することとして事態の鎮静化を図ったが[1]、これに対して5月18日カナメキャピタルは、対象事実・対象期間・認定金額のいずれにおいて明らかに不十分であり、再発防止策や処分の内容も不十分で不誠実であるとして再調査を要求した[2][3]。カナメキャピタルは、今回の調査は孝太郎が会長として君臨した40年間全部を対象とせず過去10年のみの調査としており、また不正事実もカナメキャピタル側が事前に指摘した事実のみに限定され、新たな新事実の指摘も1件もなく、また調査を担当した監査役2人は取引先の銀行職員や古くからの友人であり信頼できないとした[3]。福田孝太郎はフクダ電子の筆頭株主であり、創業者1族と安定株主だけで発行済み株式の過半数を押さえ、また取締役会においても会長の権限は絶対であり、フクダ電子の経営が被告福田孝太郎ら創業家の利益の極大化に向けられているとされた[4]。5月22日、フクダ電子の社長の白井大治郎は決算説明会で太郎の引責辞任も否定、5月29日には再調査の実施も否定した[5]。また6月26日に開催する定時株主総会では、福田孝太郎を取締役として継続して選任する案を準備してた[5]。カナメキャピタルはこの選任案に反対するとともに、新たに私用での旅行やヘリコプターの利用を経費として計上している件など6件の不正を指摘した[5]。2026年6月16日、孝太郎は会長を辞任した[5]。
出典
[編集]- 1 2 3 “フクダ電子会長、1.5億円不正利用 駐車場や交際費、私的に使う”. 時事ドットコム (2026年5月14日). 2026年6月4日閲覧。
- ↑ カナメキャピタル、フクダ電子に再調査要求 福田会長の経費不正で 日経新聞 2026年5月20日
- 1 2 カナメ・キャピタル、フクダ電子会長による経費不正利用について、第三者委員会による再調査を要求 businesswire.com
- ↑ 東京地裁 株主代表訴訟 訴状 民事事件第二係 2024年7月30日受付
- 1 2 3 4 “フクダ電子の福田孝太郎会長が辞任 経費の不適切使用で引責”. 日本経済新聞. 2025年6月16日. 2026年6月16日閲覧.