フォード・トーラスX
フォード・トーラスX | |
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2006年型フリースタイル
2008年型トーラスX
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乗車定員 | 6/7人 |
ボディタイプ | クロスオーバーSUV |
エンジン | 3.0L V6 3.5L V6 |
駆動方式 | FF/4AD |
変速機 | CVT 6速AT |
全長 | 5075mm |
全幅 | 1890mm |
全高 | 1732mm |
ホイールベース | 2868mm |
車両重量 | 1948kg |
-自動車のスペック表- |
フォード・トーラスX (Ford Taurus X) はかつてフォード・モーターが北米で販売していたフルサイズクロスオーバーSUV (CUV)。2005年モデルイヤーからフォード・フリースタイル (Ford Freestyle) の車名で販売されたが、2008年モデルイヤーからトーラスXに改名された。
概要[編集]
2004年1月の北米国際オートショーにてフォード・トーラスセダンおよびワゴンの後継車種が、それぞれファイブハンドレッド、フリースタイルとして発表され、同年内に2005年モデルとして発売開始された。フリースタイルは背の高いステーションワゴン風の外観の車種で、6/7人乗員の3列シートは多彩なシートアレンジを備えており、それによって高い居住性と実用性を確保していた。
マーキュリー版の姉妹車も計画されていたようで、翌2005年の北米国際オートショーにてマーキュリー・メタワン (Mercury Meta One) コンセプトが出展されたが、実際に市販化されることはなかった。なお、同コンセプトはツインターボのV6ディーゼルエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド車であった[1]。
フリースタイル(および姉妹車のファイブハンドレッドとマーキュリー・モンテゴ)は、プラットフォームにはXC90などで使用されているボルボ開発のフォード・D3プラットフォームを採用した。パワートレーンは3.0L DOHC・V6とZF製CVTの組み合わせのみであった。駆動方式はFFとAWDがともに用意された。
2007年2月にはシカゴオートショーでフェイスリフトされた2008年モデルが発表されたが、フォードの戦略転換に伴ってD3プラットフォームの3車種はファイブハンドレッドがトーラスに、モンテゴがセーブルに戻され、またフリースタイルはトーラスXに改名された。パワートレーンは3.5L DOHC・V6とアイシンAW製6速ATの組み合わせに換装された。
2009年1月の北米国際オートショーでフルモデルチェンジされたトーラスが発表されたが、トーラスXはモデルチェンジされることなく2009年モデル限りで打ち切られた。
なお、豪州フォードが似たようなスタイリングを持つフォード・テリトリーを開発し、アジア太平洋地域で販売しているが、トーラスXとはプラットフォームも異なる全くの別車種である。
脚注[編集]
- ^ “Detroit Auto Show (NAIAS) 2005 - Mercury Debuts Meta One Concept”. MSN Autos (2005年1月10日). 2010年4月10日閲覧。
関連項目[編集]
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