フォルトゥナ・デュッセルドルフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
フォルトゥナ・デュッセルドルフ
Fortuna Düsseldorf.svg
原語表記 Düsseldorfer Turn- und Sportverein Fortuna 1895 e.V.
愛称 F95
クラブカラー
創設年 1895年
所属リーグ ブンデスリーガ
所属ディビジョン 1部
ホームタウン デュッセルドルフ
ホームスタジアム エスプリ・アレーナ
収容人数 51.500
代表者 ドイツの旗 ペーター・フリムト
監督 ドイツの旗 フリートヘルム・フンケル[1]
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

フォルトゥナ・デュッセルドルフ 1895(Düsseldorfer Turn- und Sportverein Fortuna 1895 e.V.)は、ドイツノルトライン=ヴェストファーレン州デュッセルドルフを本拠地とするサッカークラブチーム。通称F95。2018-19シーズンはブンデスリーガ1部に所属する。

概要[編集]

1895年創立。1933年のドイツ選手権優勝など、ブンデスリーガ創設(1963年)前からの強豪クラブとして名を知られていた。ブンデスリーガへの初参加は1966-67シーズンである。昇格初年度こそ降格の憂き目に遭うものの、1971年に再昇格を果たした後は16シーズン連続で1部リーグの座を維持している。

1970年代はクラブが戦後もっとも成功を収めた時期であり、1972-73シーズン、および1973-74シーズンには2年連続でリーグ3位に躍進。DFBポカールにおいては1977-78シーズンに初の決勝進出を果たす。この決勝戦はライバルである1.FCケルンに敗れ準優勝に終わったが、翌1978-79シーズンに初優勝、さらに1979-80シーズンの決勝では2年前に敗れた1.FCケルンとの再戦で雪辱を果たし連覇を達成。この間、翌シーズンの準々決勝でヘルタ・ベルリンに敗れるまで3シーズンに亘り国内カップ戦18連勝という記録を樹立した。欧州の舞台では1979年のUEFAカップウィナーズカップで準優勝している。

1980年代以降、成績が低迷し2部リーグへの降格を繰り返す様になり、1996-97シーズンにブンデスリーガ1部から降格すると、そこからわずか5年でオーバーリーガ(4部相当)まで滑り落ちた。2004-05シーズンにはホームスタジアムをLTUアレーナ(現メルクール・シュピール・アレーナ)に移すものの、しばらくは最新鋭のスタジアムに見合わないレギオナルリーガ(3部相当)での戦いが続いた。2008-09シーズンには3. リーガの創設チームのひとつにもなっている。

2007-08シーズン途中にノルベルト・マイヤーが監督に就任するとチームは上向き、2008-09シーズンの3. リーガで準優勝の成績を残してブンデスリーガ2部へ昇格すると、2011-2012シーズンにはヘルタ・ベルリンとのプレーオフを制して15年ぶりのブンデスリーガ1部復帰を果たした。2012-13シーズンではシーズン序盤は健闘を見せたものの、年明け後の後半戦でわずか2勝と大きく調子を落として1年での2部降格となった。クラブはこの結果をもって5シーズン監督を務めたマイヤーを解任するものの、2部リーグにおいても成績は低空飛行を続け、その後の3年間で6人の監督が入れ替わるなど迷走。一時は3部リーグへの降格争いにも巻き込まれるほどの苦戦を強いられた。

2015-16シーズン途中に監督として5度の1部昇格経験をもつフリートヘルム・フンケルを招聘。3年目となる2017-18シーズンにチームは快進撃を見せ、首位に立った第5節以降1度も昇格圏(3位)内から落ちることなく6シーズンぶりのブンデスリーガ復帰を確定した。フンケルにとってはこれが6度目の1部リーグ昇格であり、リーグ記録の更新となった。最終節にはともに昇格を争った1.FCニュルンベルクとの首位決戦を試合終了間際の逆転ゴールで制し、2.ブンデスリーガ優勝のタイトルを手にして昇格に花を添えた。

1部リーグ再挑戦となる2018-19シーズン前半戦は極度の不振に喘ぎ、7-1での大敗を喫したアイントラハト・フランクフルト戦を含む6連敗で1部の洗礼を受ける形となる。第8節終了時点で最下位に転落するものの、バイエルン・ミュンヘンを相手に敵地で引き分けに持ち込むなど徐々に調子を上げ、前半戦終了間際には開幕から15戦無敗を続けていたボルシア・ドルトムントに土を着ける番狂わせを起こし、ウィンターブレイクを挟んで4連勝を記録する。後半戦もこの勢いを持続したまま着実に順位を上げ、第28節終了時点で6試合を残して久々の1部残留を確定。10位でシーズンを終えた。

ホームスタジアムはライン川のほど近くに位置するメルクール・シュピール・アレーナである。それ以前は戦後長らく1974 FIFAワールドカップでも使用された多目的スタジアムであるラインシュタディオンを本拠地としていた。近隣クラブの1.FCケルンバイエル・レバークーゼンボルシア・メンヒェングラートバッハなどとの対戦はラインダービーと呼ばれ、特に1.FCケルンとは伝統的に強烈なライバル関係にある。

略歴[編集]

  • 1895年: 前身の体操クラブTurnverein Flingern1895創立。
  • 1908年: Düsseldorf Fussballklub Spielverein創立。
  • 1911年: Fußballklub Alemania 1911 創立。
  • 1912年: Fußballklub Alemania 1911 から Fußballklub Fortuna 1911に改称。
  • 1913年: Düsseldorf Fussballklub Spielverein と Fußballklub Fortuna 1911が合併。

Düsseldorfer Fußballklub Fortuna 1911に改称。 

タイトル[編集]

国内タイトル[編集]

  • ドイツ選手権: 1回
    • 1933
  • Gauliga Niederrhein champions: 5回
    • 1936, 1937, 1938, 1939, 1940
  • ドイツアマチュア選手権: 1回
    • 1977
  • ドイツカップ(DFBポカール): 2回
    • 1979, 1980
  • ツヴァイテリーガ (ドイツ2部): 2回
    • 1989, 2018
  • オーバーリーガ北部 (ドイツ4部): 1回
    • 1994

国際タイトル[編集]

  • インタートトカップ: 3回
    • 1967, 1984, 1986

過去の成績[編集]

シーズン ディビジョン DFBポカール
リーグ 順位
2006–07 レギオナルリーガ 10位 36 13 12 11 50 47 +3 51
2007–08 レギオナルリーガ 3位 36 19 7 10 49 29 +20 64
2008–09 ブンデスリーガ3部 2位 38 20 9 9 54 33 +21 69
2009–10 ブンデスリーガ2部 4位 34 17 8 9 48 31 +17 59 1回戦敗退
2010–11 ブンデスリーガ2部 7位 34 16 5 13 49 39 +10 53 1回戦敗退
2011–12 ブンデスリーガ2部 3位 34 16 14 4 64 35 +29 62 3回戦敗退
2012–13 ブンデスリーガ1部 17位 34 7 9 18 39 57 −18 30 3回戦敗退
2013–14 ブンデスリーガ2部 6位 34 13 11 10 45 44 +1 50 1回戦敗退
2014–15 ブンデスリーガ2部 10位 34 11 11 12 48 52 −4 44 1回戦敗退
2015-16 ブンデスリーガ2部 14位 34 9 8 17 32 47 −15 35 2回戦敗退
2016-17 ブンデスリーガ2部 11位 34 10 12 12 37 39 −2 42 2回戦敗退
2017-18 ブンデスリーガ2部 1位 34 19 6 9 57 44 +13 63 2回戦敗退
2018–19 ブンデスリーガ1部 10位 34 13 5 16 49 65 -16 44 ベスト16

現所属メンバー[編集]

2019年1月31日現在
No. Pos. 選手名
1 ドイツの旗 GK ミヒャエル・レンジング
3 ドイツの旗 DF アンドレ・ホフマン
5 トルコの旗 DF カーン・アイハン (Flag of Germany.svg)
6 アメリカ合衆国の旗 MF アルフレド・モラレス (Flag of Germany.svg)
7 ドイツの旗 MF オリヴァー・フィンク (Captain sports.svg)
8 ドイツの旗 MF アイメン・バルコク
9 ベルギーの旗 FW ベニト・ラマン
10 ドイツの旗 FW マーヴィン・ドゥクシュ
11 トルコの旗 MF ケナン・カラマン (Flag of Germany.svg)
13 ドイツの旗 DF アダム・ボジェク (Flag of Poland.svg)
14 オーストリアの旗 DF マルクス・ズットナー
16 チェコの旗 GK ヤロスラフ・ドロブニー
19 クロアチアの旗 MF ダヴォル・ロヴレン
20 ベルギーの旗 FW ドディ・ルケバキオ
21 スウェーデンの旗 FW エミル・クヨヴィッチ (Flag of Montenegro.svg)
No. Pos. 選手名
22 オーストリアの旗 MF ケヴィン・シュテーガー
23 ドイツの旗 DF ニコ・ギーセルマン
24 ドイツの旗 DF ゲオルギオス・シアダス
25 ドイツの旗 DF マティアス・ツィンマーマン
26 ドイツの旗 DF ディエゴ・コンテント
28 ドイツの旗 FW ロウヴェン・ヘニングス
30 ドイツの旗 GK ラファエル・ヴォルフ
31 ドイツの旗 MF マルセル・ゾボトカ
32 ドイツの旗 DF ロビン・ボームート
33 日本の旗 MF 宇佐美貴史
35 ポーランドの旗 DF マルチン・カミンスキ
38 ドイツの旗 GK ティム・ヴァイスナー
39 ドイツの旗 DF ヤン・ツィマー
40 カナダの旗 MF キアンツ・フルーズ (Flag of Cuba.svg)★
-- ポーランドの旗 FW ダヴィド・コフナツキ

括弧内の国旗はその他の保有国籍を、星印はEU圏外選手を示す。

ローン移籍選手[編集]

in
No. Pos. 選手名
8 ドイツの旗 MF アイメン・バルコク (アイントラハト・フランクフルト)
14 オーストリアの旗 DF マルクス・ズットナー (ブライトン)
20 ベルギーの旗 FW ドディ・ルケバキオ (ワトフォードFC)
No. Pos. 選手名
33 日本の旗 MF 宇佐美貴史 (アウクスブルク)
35 ポーランドの旗 DF マルチン・カミンスキ (シュトゥットガルト)
-- ポーランドの旗 FW ダヴィド・コフナツキ (サンプドリア)
out
No. Pos. 選手名
16 ノルウェーの旗 FW ホーバル・ニールセン (MSVデュースブルク)
18 ドイツの旗 DF ギョクハン・ギュル (SVヴェーエン・ヴィースバーデン)
No. Pos. 選手名
20 ドイツの旗 FW エマニュエル・イヨハ (FCエルツゲビルゲ・アウエ)

2019-20シーズン移籍[編集]

歴代監督[編集]

歴代所属選手[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]