フォルシア (自動車部品製造業)

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フォルシアフランス語: Faurecia S.A.)は、フランスパリ近郊のナンテールに本拠を置き、世界30カ国以上で事業を展開する自動車部品メーカー。日本法人はフォルシア・ジャパン株式会社。このほか、日本発条との合弁によるフォルシア・ニッパツ株式会社およびフォルシア・ニッパツ九州株式会社、豊和繊維工業との合弁によるフォルシア豊和インテリア株式会社がある。ユーロネクスト・パリ上場企業(EuronextEO )。

沿革[編集]

1997年12月、PSA・プジョーシトロエン(現在のグループPSA)の部品部門であったECIAと、自動車座席サプライヤーのBertrand Faureとの合併により設立された[1]2001年1月、内装サプライヤーのSommer Allibertを買収し併合[2]2009年1月、アメリカ合衆国の排気システムサプライヤーのEMCON Technologiesを買収し併合した[3]

設立以来、グループPSAがフォルシアの大株主であり、2016年12月時点で株式の46%、議決権ベースでは62%を保持している[4]

2012年11月、三菱化学と自動車インテリア部材向けバイオプラスチックに関する共同開発を目的としたパートナシップ締結で合意した[5]

フォルシアの事業は、シート、インテリア(ダッシュボード、ドアパネル、装飾部品など)、排気システムの3部門に分かれて(特化して)おり、いずれも世界シェア第1位である[6]

主要顧客[編集]

上位3社で全体の約5割、上位8社で9割近くの割合となっている[4]

日本法人[編集]

日本法人「フォルシア・ジャパン株式会社」は1992年に設立され、現在は横浜市(保土ケ谷区)に本社を置き、横浜に加えて厚木市宇都宮市に技術センターを持つ[7]

2001年7月、日本発条との合弁で「フォルシア・ニッパツ株式会社」(横浜市中区)「フォルシア・ニッパツ九州株式会社」(福岡県苅田町)が設立され[8]2012年4月、豊和繊維工業との合弁事業で「フォルシア豊和インテリア株式会社」(厚木市)が設立され[9]、ともに日産自動車への供給体制を強化している。

脚注[編集]

  1. ^ Peugeot dans un siège européen. En rachetant Bertrand Faure, sa filiale Ecia devient n05 de l'équipement auto” (フランス語). Liberation (1997年12月13日). 2017年12月10日閲覧。
  2. ^ Faurecia devient, avec Sommer Allibert, le leader européen de l'intérieur du véhicule” (フランス語). Les Echos (2000年10月26日). 2017年12月10日閲覧。
  3. ^ Faurecia社、排ガス浄化技術を持つEMCON Technologies社を買収”. 日経テクノロジーオンライン (2009年11月5日). 2017年12月10日閲覧。
  4. ^ a b Annual Results 2016 (PDF)” (英語). Faurecia S.A.. 2017年12月10日閲覧。
  5. ^ フォルシア、三菱化学と自動車インテリア用バイオ樹脂の共同開発契約を締結 植物由来のプラスチック内装を実現”. Auto Prove (2012年11月9日). 2017年12月10日閲覧。
  6. ^ Our Three Business Groups” (英語). Faurecia S.A.. 2017年12月10日閲覧。
  7. ^ Worldwide” (英語). Faurecia S.A.. 2017年10月29日閲覧。
  8. ^ 日産の海外展開に合わせ、フォルシア・ニッパツの業務をさらに拡大”. Auto Prove (2012年3月30日). 2017年12月10日閲覧。
  9. ^ フォルシア、自動車用インテリア事業に関し、豊和繊維工業と提携を発表”. 在日フランス商工会議所 (2012年4月20日). 2017年12月10日閲覧。

外部リンク[編集]