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フェンバレレート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フェンバレレート
structural formula of fenvalerate with an unknown stereochemistry
Fenvalerate molecule
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChEMBL
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.052.098 ウィキデータを編集
KEGG
RTECS number
  • CY 1576350
UNII
性質
C25H22ClNO3
モル質量 419.91 g·mol−1
外観 黄色ないし茶色の粘稠液体
密度 1.175 g/cm3
融点 39.5–53.7 °C (103.1–128.7 °F; 312.6–326.8 K)[1] 沸点以下で分解
2 μg/L
薬理学
QP53AC14 (WHO) QP53AX02 (WHO)
危険性
致死量または濃度 (LD, LC)
451 mg/kg(ラット、経口)[1]
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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フェンバレレート: Fenvalerate)は、ピレスロイド殺虫剤の一種。市販品は、4種の光学異性体の混合物である。

用途

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住友化学が開発した薬剤で、昆虫中枢神経系及び末梢神経に作用し、反復興奮及び伝導抑制などによって異常興奮と痙攣を起こすものと考えられている[2]

農業用としては野菜のアブラムシアオムシヨトウガ、果樹のアブラムシやシンクイムシ、花卉のアブラムシに適用される。商品名には単剤の「スミサイジン」のほか数種類の混合剤がある[3]乳牛を含むウシの外皮の寄生虫駆除を目的とした動物用薬品の承認がなされている国もある[2]

日本の食品安全委員会農薬専門調査会及び動物用医薬品専門調査会は本物質の一日摂取許容量(ADI)を0.017mg/kg 体重/日と設定した[2]。日本の毒物及び劇物取締法では劇物に区分される[3]

脚注

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  1. 1 2 フェンバレレート (PDF). 日本食品分析センター. 2018年8月19日閲覧。
  2. 1 2 3 農薬・動物用医薬品評価書(案) (PDF). 食品安全委員会農薬専門調査会 (2013年6月). 2018年8月19日閲覧。
  3. 1 2 (植村 2002, pp. 165–166)

参考文献

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  • 植村振作・河村宏・辻万千子・冨田重行・前田静夫著『農薬毒性の事典 改訂版』三省堂、2002年。ISBN 978-4385356044