フェラーリ・FF

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フェラーリ・FF
フェラーリ・フォー
FF
2011-03-04 Autosalon Genf 1370.JPG
FF(後ろ)
2011-03-04 Autosalon Genf 1372.JPG
販売期間 2011年 -
デザイン ピニンファリーナ
乗車定員 4人
ボディタイプ 2ドア シューティングブレーク
エンジン 6,262ccV12DOHC
駆動方式 4WD
最高出力 660PS/8,000rpm
最大トルク 69.6kgf·m/6,000rpm
変速機 7速セミAT
サスペンション 前/後ダブルウィッシュボーン
全長 4,907mm
全幅 1,953mm
全高 1,379mm
ホイールベース 2,949mm
車両重量 1,790kg
先代 612スカリエッティ(事実上)
後継 GTC4ルッソ
-自動車のスペック表-

フェラーリ・FFFerrari FF /Ferrari Four /フェラーリ・フォー)とは、イタリアの高級自動車メーカーであるフェラーリが製造する高級ワゴン(シューティングブレーク)である。

概要[編集]

2011年1月21日に、フェラーリ初の四輪駆動、かつ、シューティングブレークモデルとしてその存在が公式に発表された[1]。なお、一般公開は同年2月24日に行われるウェブ・プレビューと、同年3月に行われるジュネーブ・モーターショーとなった。

フェラーリ初の四輪駆動かつシューティングブレークであり、なおかつフェラーリの市販車として過去最高の出力を持つ直噴エンジンに、4つのシートと約450リットルの荷室を持つなど高い機動性を兼ね備えるという、これまでのフェラーリになかった斬新なコンセプトを持つ高性能車である。なお荷室は、荷物を積載する際に後部座席を折りたたむことで約800リットルまで拡大することが可能である[2]

デザイン及びスタイリングはピニンファリーナが担当した。612スカリエッティとほぼ共通するボディサイズを持つものの、全く違うコンセプトの新型車であることから、クーペスタイルのボディに2+2のシートを持つ612スカリエッティの後継車ではないと発表されているが、事実上612スカリエッティに取って代わる車である。

2016年2月8日、FFの後継車であるGTC4ルッソが発表された。

ドバイの警察に於いてパトカーとして導入された車両が存在する。

メカニズム[編集]

エンジンはこれまでのフェラーリの市販車として最高の排気量と出力を持つ、新開発のV型12気筒48バルブ、6,262ccの直噴ユニットで、660PS(485kW: 651hp)を発生する。トランスミッション458イタリアカリフォルニアのものに近い7速デュアルクラッチトランスミッションを備える。走行モードは「SPORT」、「COMFORT」、「ESC OFF」のほか、FFには「WET」「ICE-SNOW」が用意されている。

4RM[編集]

フェラーリはこのFFのために新たな四輪駆動システム「4RM」を開発し特許を取得した。このシステムは縦置きエンジン前方にパワートランスファーユニットを置き、そこからエンジンを貫くかたちでドライブシャフトを延ばし、後輪のトランスミッションとEデフを組み合わせたトランスアクスルユニットに繋げたものである。パワートランスファーユニットは、変速機が1-4速に入っているときのみ軸トルクの最大20%を前輪に伝達する。センターデフを持たない分、一般的な4WDシステムより50%の軽量化及び低重心、低地上高を実現した。

この軽量な四輪駆動システムが貢献したこともあり、前後47:53の重量比とともに高出力化と軽量化を同時に実現し、時速335km/hの最高速と0-100km/h加速を3.7秒でこなすという高い性能を実現した。さらにアイドリングストップなどを中心とした二酸化炭素排出減少を目的としたシステム「HELE」もオプションで用意され、日本市場などいくつかの市場では標準装備される。

また、他のフェラーリの車種同様に「マネッティーノ」システム(Manettino dial)を搭載する他、フェラーリ初の車体前後双方の車高調整システム、カーナビゲーションシステムやデジタルテレビチューナーなども用意されている。

日本市場導入[編集]

一般への正式発表からわずか4カ月後の2011年7月5日に、ルカ・ディ・モンテゼーモロ会長同席のもとで在日イタリア大使館で行われた発表会とガラパーティーにおいて正式に日本市場への導入を発表した。価格は3,200万円(日本独自の設定として、HELEシステムや日本語ナビゲーションシステム、クルーズコントロールなどが標準装備。右ハンドルの設定あり)と発表された。

なおこの際に、同年3月11日に発生した東日本大震災で被害を受けた宮城県石巻市の市内2か所の児童放課後クラブの再建費用として、フェラーリから寄贈された「FF」の日本1号車がオークションにかけられ(フェルナンド・アロンソフェリペ・マッサのサイン入りポロシャツなども同時にオークションにかけられた)、その全額が再建に役立てられた。

呼称[編集]

「フェラーリ・フォー」(Ferrari Four )が正式名称で、その略称が「FF」とされているが、フェラーリのウェブサイトや各種印刷物において、「フェラーリ・FF」(Ferrari FF )と書かれているものがあるほか、モンテゼモロ会長やフェラーリ社員が「フェラーリ・FF」と呼んでいるケースもあり、その呼称は定まっていない。

出典[編集]

  1. ^ レスポンス 2011年1月26日
  2. ^ webCG 2011年1月24日

外部リンク[編集]

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タイプ 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6
FR V12 365GTB/4 550マラネロ 575Mマラネロ 599GTBフィオラノ F12ベルリネッタ
2+2 365GTC/4 365GT/4・2+2 400 400i 412 456 GT 456M GT 612スカリエッティ
V8 カリフォルニア カリフォルニアT
MR V6/V8 ディーノ246 308 308QV 328 348 348G 360モデナ F430 458イタリア 488GTB
208 F355
2+2 ディーノGT4 モンディアル
V12 365GT4BB 512BB 512BBi テスタロッサ 512TR F512M
4WD/4シーター FF GTC4ルッソ
スペシャル 288GTO F40 F50 エンツォフェラーリ ラ・フェラーリ
XXプログラム FXX 599XX FXX K