フェデラル・ファンド金利

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フェデラル・ファンド金利 (フェデラルファンドきんり、: Federal funds rate)とは、米国中央銀行である連邦準備銀行(設立の歴史的経緯から12行ある)の統括機関である連邦準備制度理事会(FRB)が、短期金融市場を操作する目的で調整する政策金利のこと。金利の変更は連邦公開市場委員会(FOMC)で決定される。

概要[ソースを編集]

フェデラル・ファンドとは、米国の民間銀行が連邦準備銀行に預託をしている無利子の準備金をいう。市中銀行が連邦準備銀行に預託を義務づけられている準備預金は無利子であるから、フェデラル・ファンドの金利はゼロである。世間でフェデラル・ファンド金利と呼ばれているものは、各市中銀行がフェデラル・ファンドの預託金額を維持するために資金を調達する短期金融市場の金利の事である。

市中銀行は義務づけられた準備金の金額を維持するために、資金が不足する場合は他の市中銀行から借りて調達する。また資金に余裕のある場合は、連邦準備銀行に必要以上の金額を預けても無利子であるから、余裕のある資金を他の市中銀行に貸して利子を得ようとする。その市中銀行間の短期資金のやりとりの場である短期金融市場の実勢金利がフェデラルファンド金利と呼ばれるものである。連邦準備銀行は公開市場操作によってフェデラルファンド金利をFRBの決定した政策金利に誘導する。

近年の金利の変動[ソースを編集]

  • 1990年7月13日の金利は8.0%だったが、1992年9月4日には3.0%まで下落した。 [1]
  • 1992年9月4日の金利は3.0%だったが、1995年2月1日には6.0%まで上昇した。

サブプライム住宅ローン危機[ソースを編集]

サブプライム住宅ローン危機による金融危機の影響から断続的に利下げが行われた。

  • 2007年9月18日には世界的株安を阻止する措置として、5.25%から4.75%に緊急利下げが行われた。10月31日には4.50%、12月11日には4.25%に下げた。
  • 2008年1月22日に3.5%に下げ、1月30日に3.0%、3月18日に2.25%、4月30日に2.0%、10月8日に1.5%、10月29日に1.0%に下げた。
  • 2008年12月17日には更に0.75%引き下げられて0.25%となった(誘導目標年0%〜0.25%)。米国史上初のゼロ金利政策
  • 2015年12月16日に 0.25%~0.50%となりました。2008年12月の利下げ以来およそ7年振りの政策金利変更になった。  

チャート[ソースを編集]

金利の1954年からのチャート

参照[ソースを編集]

関連項目[ソースを編集]