フィルハーモニア・フンガリカ

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フィルハーモニア・フンガリカ(Philharmonia Hungarica)は、ドイツノルトライン=ヴェストファーレン州マール(Marl)にかつて存在したオーケストラである。

1956年に当時のハンガリー人民共和国で起きたいわゆる「ハンガリー動乱」により多数のハンガリー人音楽家がドイツに亡命したが、そのハンガリー人音楽家を結集してウィーン1957年に設立された。後にマールへ本拠地を移した。初代音楽監督はアンタル・ドラティで、デッカ・レーベルで意欲的にレコーディングに取り組み、世界初のハイドン交響曲全集やコダーイ管弦楽曲全集などが高く評価された。

しかし冷戦終結後は活動が停滞し、ドイツ統一後の財政難のため2001年4月22日デュッセルドルフでのコンサートを最後に解散した。

ハンガリー系以外の音楽家にも門戸が開かれ、日本人の団員として、フルートの酒井秀明、オーボエの青山聖樹(現・NHK交響楽団)、コンサートマスター上野眞樹らが在籍していたこともある。