ファースト・ネーション

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オジブワ族を描いた絵画

ファースト・ネーション(カナダ英語: First Nations)は、特にカナダに住んでいる先住民のうち、イヌイットもしくはメティ以外の民族のことである。現在、カナダには630を超えるファースト・ネーションの民族がおり、そのうちおよそ半分はオンタリオ州ブリティッシュコロンビア州に居住している。全人口は約700,000人である。

カナダの雇用均等法の下でファースト・ネーションは、女性やヴィジブル・マイノリティー(肌の色から判断できる少数派人種、つまり白人以外の人種)または身体および精神障害者と並び、「特定集団(designated group)」として扱われる。同法及びカナダ統計局の要件として、ヴィジブル・マイノリティーに含むと定義されていない。

呼称[編集]

カナダでは、ファースト・ネーションという呼称が一般的である。インディアンという呼称は、違法ではないものの誤った表記であると考えられており、使用は減少している。ファースト・ネーションの人々自身も、先住民(aboriginal people)と呼ばれるよりはいいと考える者がいる一方で、不快感を覚える者もいる。2006年国勢調査によれば、インド系カナダ人の人口はファースト・ネーションの人口を超えている。

アメリカ合衆国政府が使用するネイティブ・アメリカン(Native American)と言う用語はカナダでは一般的ではない。アメリカ合衆国内に居住する先住民を指すとされるからである。また同様の呼称としてのネイティブ・カナディアン (Native Canadian)という用語は一般的には使用されない。単にネイティブと呼ばれる場合もある(カナダにおけるフランス語ではオートシュトン(autochton))。

現状[編集]

ファースト・ネーションは、差別を受ける対象である。2010年1月14日、国連が、先住民と非先住民の寿命の違いに関する調査結果を公表した。ファースト・ネーションは、イヌイットもしくはメティと共に、非先住民との寿命の開きが17年ほどあるとされている。国選は先住民に対して、経済・社会・文化における権利がいまだに限定されている可能性を指摘している[1]

主なファースト・ネーション[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

脚注[編集]