ファンターネ!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ファンターネ!』は2022年(令和4年)4月4日からNHK教育テレビジョン子供番組おかあさんといっしょ』内で放送している人形劇。第14作目に当たる[1]

概要

2022年(令和4年)2月16日に制作発表された[2]。人形劇シリーズにおいて令和に改元後、最初に放送開始した作品となる。

「可能性と多様性」をテーマとしており、メインキャラクターは過去作でも用いられた実在の動物の他、伝承上の生物(妖怪)や植物も起用され、現実世界における多様性を反映したキャラクター設定になっており、配色は淡いパステルカラーを基調としている[3]

上記のテーマとタイトルの『ファンターネ!』は、作者の一人である目次立樹による作品の打ち合わせでの「子どもたちはみんな種である」という発言に由来する[3]。また、タイトルに感嘆符が入る、名前が平仮名表記のメインキャラクターが登場するのは第9作『ドレミファ・どーなっつ!』以来30年ぶりになる[1][4]

メインキャスト3名(平田真菜折笠富美子入江玲於奈)は全員が人形劇シリーズ初出演だが、アンモ役の中尾隆聖は過去に第8作『にこにこ、ぷん』で、ぽろり・カジリアッチⅢ世役や『ドレミファ・どーなっつ!』では、れおなるど・とびっしー(れっしー)役として出演しており、本作で3度目のシリーズ出演となる。またメインキャストのうち折笠はサブキャラクターやナレーションも兼任する[5]

オープニングタイトルは小原正至制作によるアニメーション形式。2022年4月4日 - 8日放送分まではショートバージョンが使用され、同年4月11日放送分よりあーぷんが加わった正式バージョンとなっている。

放送は月曜日〜木曜日に新作、金曜日は2022年5月以降からは過去の回の再放送となっている。(なお不定期に金曜日にも新作を放送する場合や、月〜木曜日のいずれかに再放送が組まれる場合がある。)前作『ガラピコぷ〜』の初年度に当たる2016年(平成28年度)度以来に土曜日の放送が休止されている。土曜日は「おはなししよう!」と題して、キャラクターから1名が登場して視聴者に話しかけるコーナーを放送している。

キャラクター

メインキャラクター

みもも
- 平田真菜
カッパの少女。3歳。頭にのったお皿と背中甲羅が特徴的で、いずれも太陽のマークが描かれている。一人称は「あたし」。ずっこけたり悔しがる時は「ももも~!」と言う。
何でも挑戦する気持ちがあり、好奇心旺盛。失敗してもめげずに、島のみんなにかわいがられながら天真爛漫に育つ。
一番年下で、ルチータにちゃっかり甘えながら「知りたい」「やってみたい」気持ちをストレートに表現する。他の2人とは異なり、字の読み書きはできない。
好物はドーナツモモ
やころ
声 - 折笠富美子
ヒョウタンの子供。3歳10か月。性別はない。眼鏡をかけている。一人称は「やころ」で、常に敬語で話す。感動すると「コロロ~!」「コロコロコロロ~!」と言う。
8人きょうだいの末っ子。両親はおらず、きょうだいで薬屋を経営している。
勉強熱心であり、常に辞書を持ち歩いている。
真面目な性格で、みももやルチータに鋭いツッコミを入れることもある。好きなことに集中しすぎて、周りが見えなくなることもある。
ルチータ
声 - 入江玲於奈
ライオンの少年。5歳。一人称は「ぼく」。感激した時の「ビブラーボ!」、意気消沈した時の「ショボ・レボン…」等の独特の言い回しを複数持つ。
ファンターネ島の出身ではなく、遠くの島からやってきた。
楽天家でお調子ものだが、あがり症気味でもある。芸術的な感性に優れており、歌って踊ることが大好き。いつもみももとやころには振り回されてしまう。
字の読み書きはできるが、うまくは書けず、自分の名前を「るちた」と書いている。
将来の夢はバレエダンサー

サブキャラクター

アンモ・チョコモ
声 - 中尾隆聖[6]
アンモナイトの長老。発明が得意。
ファンターネ島の事柄によく通じているが、実は知らないことも多々あり、そのたびに「なんじゃったかのう?」ととぼけてみももたちはずっこける。
マーキー
声 - 四宮豪[6]
カマキリの男性。「ファンキーマーキーチャンネル」という動画配信を行っている。陽気な性格でラップが得意。
幼少期に足を怪我したため、車いすに乗って行動する。
土曜日に同名のコーナーも受け持っており、前作のビービルによる「きょうのびっくりしんぶん」の枠を引き継いでいる。
ミミコ姉さん
声 - 平原綾香[6]
ウミネコの女性。クールな姉貴分。2022年4月19日放送分から登場。
ギターを持って世界中をさすらっているが、時々ファンターネ島を訪れて弾き語りを披露する。
クシャ
サメの男性。船で荷物を届ける仕事をしている。
あーぷん
声 - 折笠富美子[5]
海を渡ってファンターネ島へやってきた不思議な生き物。まだ赤ん坊で「あーぷん」としか喋れない。
ビヨヨン3兄弟
本作のアイキャッチを担当する3人組。「それから~」と各々が歌った後、全員で「どうなった~?」とコーラスを行う。

スタッフ

  • 制作統括 - 梶原真名美
  • 原作・脚本 - 松居大悟、目次立樹
  • キャラクターデザイン - 大畠雅人
  • 音楽 - パラボラレル
  • 人形操演 - 木村ひとみ、菊池信二、山川優海、島木彩、Mizumi、藤田朋花
  • 人形制作 - ゼペット
  • CG - ブラスト
  • オープニングアニメーション - 小原正至

本コーナー以外での出演

スタジオコーナー(2022年4月5日 - )
本作開始時点で新型コロナウイルスの影響が継続していることもあり、前作『ガラピコぷ〜』同様、スタジオでお兄さん、お姉さんと共演して一緒に歌うことがある。
曜日別のコーナー
「シルエットはかせ」(2022年4月6日 - )
詳細はこちらを参照。コーナー自体は2017年4月5日から継続しており、『ガラピコぷ〜』のムームーに代わり、本作のメインキャラクターが週替わりで共演している。キャラクターは最終的に影を答えられるケースと答えられないケースがある。
生活習慣コーナー
いずれも『ガラピコぷ〜』のキャラクターからコーナーを引き継いでいる(「ファンキーマーキーチャンネル」の前身コーナーについては先述)。「いただきます!」は2021年1月28日に「ムームーのいただきます!」が終了してから1年2ヶ月ぶりの再開となる。メインキャラクター3人はCGアニメでの描写だが、マーキーは本編と同じく実写で登場する。
「ルチータのてをあらおう!」(ルチータのみ、2022年4月6日 - )
「みもものいただきます!」(みもものみ、2022年4月7日 - )
「やころのたためるかな!」(やころのみ、2022年4月8日 - )
「ファンキーマーキーチャンネル」(マーキーのみ、2022年4月9日 - )

共演者

ながたまやは本作開始と同時に番組に加入した。

  • 花田ゆういちろう(12代目うたのおにいさん、2022年4月4日 - )
  • ながたまや(22代目うたのおねえさん、2022年4月4日 - )
  • 福尾誠(12代目たいそうのおにいさん、2022年4月4日 - )
  • 秋元杏月(初代たいそうのおねえさん、2022年4月4日 - )

脚注

[脚注の使い方]

外部リンク

NHK教育テレビジョン おかあさんといっしょ人形劇
前番組 番組名 次番組
ファンターネ!
-

ファンターネ!NEPキャラクターページ