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ファリーダー・ジャラール

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ファリーダー・ジャラール
Farida Jalal
Farida Jalal
『ヒーラマンディ: ダイヤの微笑み』プレミア上映に出席するファリーダー・ジャラール(2024年)
本名 ファリーダー・サミー(Farida Sami)
生年月日 (1950-05-18) 1950年5月18日(74歳)
出生地 インドの旗 インド ボンベイ州英語版ボンベイ
職業 女優
ジャンル ヒンディー語映画
活動期間 1967年-現在
配偶者 タブレーズ・バルマヴァル(1978年-2003年、死別)
 
受賞
フィルムフェア賞
助演女優賞英語版
1972年『Paras
1992年『愛しのヘナ
1996年『シャー・ルク・カーンのDDLJラブゲット大作戦
審査員選出女優賞英語版
1995年『Mammo
その他の賞
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ファリーダー・ジャラール(Farida Jalal、1950年5月18日 - )は、インドヒンディー語映画で活動する女優。50年以上のキャリアを通して200本以上の映画に出演している。キャリアの初期は主人公の妹役を多く演じ、1990年代から2000年代にかけては母親役や芯の強い女性を演じており、これまでにフィルムフェア賞ベンガル映画ジャーナリスト協会賞英語版を受賞している[1]

キャリア[編集]

ファリーダー・ジャラールとマニーシャ・コイララ(2018年)

1965年に『フィルムフェア』が主催するユナイテッド・フィルム・プロデューサーズ・タレント・ハントで優勝したことをきっかけに女優の道に進んだ。彼女はラージェーシュ・カンナー英語版と共に最終選考に残り、映画業界での最初の仕事してフィルムフェア賞授賞式に授与者として出席し、その際に出席者の一人だったターラーチャンド・バルジャーティヤから『Taqdeer』の出演オファーを受けた[2]。2014年に取材を受けた際、初期のキャリアについて「女優としてのキャリアを始めたのはパンチガニにあるセント・ジョゼフ女子修道院学校英語版を卒業したばかりのころで、『Taqdeer』という映画に出演しました。また、タレント・コンテストにも出場し、優勝したんです。そこではカーカー(ラージェーシュ・カンナー)と私が最終選考に残ったのですが、後に『Aradhana』で共演することになるなんて、誰が想像したでしょうか」と語っている[3]

映画では主に主演男優の妹役や失恋する婚約者役を演じている。これについて彼女は「すべての始まりは『Gopi』でした。この作品で私はディリップ・クマールの妹という最高の役のオファーを受けたのです。私はすぐにこの役に飛びつきました。彼の撮影現場を見学する機会があったなら、きっと同じようにしたでしょう。私は彼を愛していました。当時はダルメンドラジーテンドラ英語版マノージュ・クマールなどあらゆる俳優が、こぞってディリップ・クマールを真似していたのを覚えています。私はディリップ・クマールの妹役として引っ張りだこで、ほかの俳優からも同じ役を求められました。どの俳優も私に妹役を演じて欲しかったのです。時には、その妹がヒロインになることもありました。正式なヒロインはただ歌うだけでしたが、私はドラマティックなシーンもすべて演じていました。『Paras』ではサンジーヴ・クマールの妹役を演じましたが、ヒロインのラキー英語版よりも出番が多かったんです。この作品で、私は初めて映画賞をもらったんです。そして、アミターブ・バッチャンの妹役を演じた『Majboor』で二度目の映画賞に輝きました。妹役の方がたくさん出演シーンがもらえたのに、どうしてヒロイン役を欲しがるのでしょうね」と語っている[3]

1990年代は『ラージャー・ヒンドゥースターニー英語版』『Dil To Pagal Hai』『何かが起きてる』『その一言が聞きたくて英語版』『家族の四季 -愛すれど遠く離れて-』などに出演し、このうち『シャー・ルク・カーンのDDLJラブゲット大作戦』『愛しのヘナ』ではフィルムフェア賞 助演女優賞英語版を受賞した。1994年には『Mammo』で主演を務め、フィルムフェア賞 審査員選出女優賞英語版を受賞している。このほかに『Dekh Bhai Dekh』などのテレビドラマにも出演している[4]。2003年には『Shararat』で主演を務め、2005年に開催された第50回フィルムフェア賞英語版ではサイーフ・アリー・カーンソナリ・ベンドレ英語版と共に司会を務めている。2012年には『A Gran Plan』の演技でハーレム国際映画祭英語版の女優賞を受賞している[5]

私生活[編集]

1974年に出演した『Jeevan Rekha』の共演者タブレーズ・バルマヴァルと交際を始め、1978年11月に彼と結婚した。夫妻はベンガルールに移住し、バルマヴァルは俳優を引退して石鹸工場を経営していたが[2]、2003年に死去している[6]。夫妻の間にはヤシーンという息子がいる[3]

2017年ごろに死亡説が流れ、複数のニュースサイトで死亡記事が掲載された[7]

フィルモグラフィー[編集]

映画[編集]

テレビシリーズ[編集]

『Ammaji Ki Galli』放送開始イベントに出席するファリーダー・ジャラール(2011年)

ウェブシリーズ[編集]

  • Love Shots(2016年)[21]
  • Mehram(2019年)[22]
  • Parchhayee(2019年)[23][24]

受賞歴[編集]

部門 作品 結果 出典
フィルムフェア賞
1970年 助演女優賞英語版 『Aradhana』 ノミネート [25]
1972年英語版 『Paras』 受賞
1976年英語版 『Majboor』 ノミネート
1978年英語版 『Shaque』
1980年英語版 『Jurmana』
1992年英語版 『愛しのヘナ』 受賞
1995年英語版 審査員選出女優賞英語版 『Mammo』
1996年英語版 助演女優賞 『シャー・ルク・カーンのDDLJラブゲット大作戦』
ベンガル映画ジャーナリスト協会賞英語版
1971年 ヒンディー語映画部門助演女優賞英語版 『Paras』 受賞
1971年 ヒンディー語映画部門主演女優賞英語版 『Mammo』
ジー・シネ・アワード
1998年英語版 助演女優賞 『Dil To Pagal Hai』 ノミネート [26]
1999年 『Jab Pyaar Kisise Hota Hai』 [27]
ピープルズ・チョイス・アワード・インディア英語版
1998年 コメディ演技賞 『Duplicate』 ノミネート
助演女優賞 『何かが起きてる』
インド・テレビジョン・アカデミー賞英語版
2003年 大衆選出ドラマシリーズ主演女優賞英語版 『Shararat』 ノミネート
コメディシリーズ主演女優賞英語版 受賞
インド・テリー賞英語版
2004年 コメディ女優賞英語版 『Shararat』 ノミネート
2007年
ハーレム国際映画祭英語版
2012年 女優賞 『A Gran Plan』 受賞 [5]
インディアン・フィルム・フェスティバル・ロサンゼルス英語版
2015年 女優賞 『An Untold Story of a Known Irony』 受賞

出典[編集]

  1. ^ “Farida Jalal Awards: List of awards and nominations received by Farida Jalal | Times of India Entertainment”. オリジナルの2020年7月16日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200716215022/https://timesofindia.indiatimes.com/topic/Farida-Jalal/awards 2020年6月29日閲覧。 
  2. ^ a b "Farida Jalal – Interview (2000)" (Interview). Interviewed by Manisha Vibhuti. cineplot.com. 2000. 2014年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月7日閲覧
  3. ^ a b c ""I virtually grew up and grew old in the industry" - Farida Jalal" (Interview). Interviewed by Subhash K. Jha. Bollywood Hungama. 9 December 2014. 2014年12月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月7日閲覧
  4. ^ Singh, Nisha (2019年12月12日). “Throwback Thursday: Dekh Bhai Dekh, the TV show that made India keep up with Diwans”. India Today. 2023年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月28日閲覧。
  5. ^ a b 15 January 2019. “This is what filmmakers tell Farida Jalal on her wish to play negative character”. India Today. 2020年10月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月31日閲覧。
  6. ^ Farida Jalal birthday: The veteran actress' throwback photos will take you down the memory lane”. Zoomtventertainment.com. Zoom (2021年3月14日). 2021年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月17日閲覧。
  7. ^ Basu, Nilanjana (2017年2月20日). “Farida Jalal Is Not Dead, Internet. 'Stop Spreading Fake News' Please - NDTV Movies”. NDTVMovies.com. NDTV. 2019年1月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月31日閲覧。
  8. ^ a b Funny, sweet dadi of Bollywood turns grumpy? I haven't got my due, says Farida Jalal”. Hindustan Times (2014年11月21日). 2020年10月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月1日閲覧。
  9. ^ a b “Dekh Bhai Dekh duo Farida Jalal-Bhavana Balsaver back after 20 years”. The Times of India. (2014年11月22日). ISSN 0971-8257. オリジナルの2019年4月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190401041348/https://timesofindia.indiatimes.com/tv/news/hindi/Dekh-Bhai-Dekh-duo-Farida-Jalal-Bhavana-Balsaver-back-after-20-years/articleshow/45229749.cms 2023年7月31日閲覧。 
  10. ^ Chandra, Anupama (31 January 1996). “A flourish of the pen”. India Today (New Delhi: Living Media). https://www.indiatoday.in/magazine/society-and-the-arts/story/19960131-as-soaps-explode-it-is-boomtime-for-scribes-835196-1996-01-30 2024年3月17日閲覧。. 
  11. ^ “Recalling the Raj”. The Tribune. (1998年8月23日). オリジナルの2022年6月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220626200200/https://www.tribuneindia.com/1998/98aug23/sunday/filmtv.htm 2022年12月21日閲覧。 
  12. ^ Actors or anchors? Most telestars can be both with ease”. 2024年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月27日閲覧。
  13. ^ Celebrities come calling on TV glamour shows”. India Today. 2023年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月28日閲覧。
  14. ^ Tribuneindia... Film and tv”. The Tribune. 2018年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月31日閲覧。
  15. ^ Khosla, Mukesh. “Magic in the air waves...again! - The Sunday Tribune - Spectrum - Television”. Tribune India. 2017年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月30日閲覧。
  16. ^ Frida Jalal meets 'Hero'” (2005年7月15日). 2019年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月31日閲覧。
  17. ^ “Farida Jalal hurt by SRK-Karan-Chopra - Times of India”. (2009年4月11日). オリジナルの2016年3月16日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160316203301/http://timesofindia.indiatimes.com/entertainment/hindi/bollywood/news/Farida-Jalal-hurt-by-SRK-Karan-Chopra/articleshow/4388383.cms 2020年3月31日閲覧。 
  18. ^ Seth, Shruti [@SethShruti] (2010年2月21日). "Farida Jalal makes a guest appearance in RISHTA.COM tonight at 8PM on Sony. I hope you'll all be watching". Mumbai. 2019年9月19日時点のオリジナルよりアーカイブX(旧Twitter)より2023年6月28日閲覧 [要非一次資料]
  19. ^ SAB TV launches 'Ammaji Ki Galli'” (2011年6月16日). 2018年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月14日閲覧。
  20. ^ Farida Jalal joins Sanjay Leela Bhansali's Heeramandi”. The Times of India (2022年11月8日). 2023年3月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月1日閲覧。
  21. ^ Farida ji is a brilliant actress: Kulbhushan Kharbanda”. India Today. 2023年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月28日閲覧。
  22. ^ Farida Jalal-starrer short film Mehram receives standing ovation at 5th Woodpecker International Film Festival held in Delhi”. Mumbai Mirror. 2021年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月17日閲覧。
  23. ^ Farida Jalal: Want to play a negative character but no filmmaker wants to take that risk” (英語). The Indian Express (2019年1月24日). 2019年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月27日閲覧。
  24. ^ Ruskin Bond's 'The Wind On Haunted Hill' on ZEE5: Here's what this ghost story is all about!” (英語). DNA India (2019年1月22日). 2019年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月27日閲覧。
  25. ^ Filmfare Nominees and Winner”. deep750.googlepages.com (2006年). 2009年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月11日閲覧。
  26. ^ “1st Zee Cine Awards 1998 Popular Award Categories Nominations”. Zee Television. Zee Entertainment Enterprises. オリジナルの1998年2月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/19980219071201/http://zeetelevision.com/programs/cineawds/nomipop.htm 2021年6月28日閲覧。 
  27. ^ Zee Cine Awards 1999 Best Supporting Actress - Rani Mukherjee”. Youtube. 2023年4月24日閲覧。

外部リンク[編集]