ピール・エンジニアリング・カンパニー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

ピール・エンジニアリング・カンパニー (Peel Engineering Company ) は、 ピールマン島イギリス)を本拠地としていた自動車会社

概要[編集]

当初の主製品はオートバイのスポーツフェアリングやガラス繊維製のボート等であった。「マウンテンマイル」と呼ばれるレース用に製造されていたフェアリング「ピール707」は、オートバイのハンドルバーエンドとライダーの手を覆うブリスタースタイルと呼ばれるフルカウル形状で、独特な箱型のカウルにシビエ製ヘッドライトを組み込んだ代物であった。ツーリング用に市販されたフェアリング「TTツアラー」も存在した。 フェアリング製造と平行してボート製造事業においても開発を続けており、1961年には500ccのトライアンフ製エンジンを搭載したホバークラフトを試作した。

1955年、コンセプトカーのマンクスカーを発表しマイクロカー生産の参入を発表、1962年より市販版のP50の生産を開始した。

1965年、P50のスポーツバージョンにあたるトライデントの生産を開始。また同年には全てのフェアリング製品の生産を従来のマン島からベッドフォードシャー州ルートンの「マイク·アイボリー」にライセンス生産として移管する。製品の開発は引き続きマン島の拠点で行われた。

1966年にはミニをベースとしたスポーツクーペ「バイキングスポーツ」の製造を開始し、翌1967年まで生産された。

1969年、販売不振のためピールは自動車の生産から撤退した。企業としてのピールエンジニアリングも1974年には解散している。

同社の製造していたP50は世界最小の量産自動車としてギネスに登録されている。

なお2010年に設立されたピールエンジニアリングリミテッドによりP50の復刻が発表され、2011年にはデリバリーが開始された。復刻にあたり従来のガソリン版に加えEV版も設定された。なお、ピールエンジニアリングリミテッドは旧生産元と直接の関連はない。

主な製品[編集]


関連項目[編集]

トップ・ギア - P50の特集では、ジェレミー・クラークソンが乗車したままBBCテレビジョンセンターに進入し、局内を走り回る企画があった。

外部リンク[編集]