ピート・ブティジェッジ

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ピート・ブティジェッジ
Peter Buttigieg
Pete Buttigieg by Gage Skidmore.jpg
2019年6月撮影
Flag of South Bend, Indiana.svg 第32代 サウスベンド市長
任期
2012年1月1日 – 2020年1月1日
前任者 スティーヴ・リュック英語版
後任者 ジェームズ・ミュラー英語版
個人情報
生誕 Peter Paul Montgomery Buttigieg
(1982-01-19) 1982年1月19日(38歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国インディアナ州サウスベンド
政党 民主党
配偶者
チャステン・グリーズマン (m. 2018)
J・アン・モントゴメリー
ジョゼフ・ブティジェッジ英語版
教育 ハーバード大学 (BA)
オックスフォード大学ペンブルックカレッジ英語版 (BA)
署名
公式サイト
兵役経験
所属組織 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
部門  アメリカ合衆国海軍
軍歴 2009-2017
最終階級 US Navy O3 infobox.svg 大尉
部隊 アメリカ海軍予備役
戦闘 アフガニスタン紛争
受賞 ジョイントサービス・コメンデーションメダル英語版

ピーター・ポール・モンゴメリー・ブティジェッジ(Peter Paul Montgomery Buttigieg [ˈbtəɛ] BOOT-ə-jej[1][2]1982年1月19日 - )は、アメリカ合衆国政治家。前インディアナ州サウスベンド市長。民主党所属。ブダジェッジとも表記される[3][4]

経歴[編集]

1982年、インディアナ州サウスベンドで出生。父ジョゼフ・ブティジェッジ英語版マルタからの移民でノートルダム大学の教授。

インディアナ州サウスベンドのセント・ヨゼフ高校に進学。2000年に、ジョン・F・ケネディ大統領図書館の開催する「勇気のエッセイコンテスト(Courage Essay Contest)」で最優秀賞を受賞した[5][6]。論文のタイトルは「Bernie Sanders」[5][6]。内容は、当時連邦下院議員であったバーニー・サンダースが「自由主義者の立場を取るだけで急進的と見られる国で、社会主義者の立場を取ったこと」を主題に、好意的な評価を与えている[5]。ボストンで行われた授賞式では、キャロライン・ケネディなどケネディ一家と面会した[5][6]

ハーバード大学を優等(magna cum laude)の成績で卒業し学士号を取得[7]。同大では歴史と文学を専攻した。

ハーバード大学卒業後、ローズ奨学金制度を受賞し英国のオックスフォード大学に留学、哲学・政治学・経済学において最優等(first-class honours)の成績を収め卒業し同大でも学士号を取得[8]。同大ではペンブルックカレッジに所属[8]

2007年から2010年までマッキンゼー・アンド・カンパニーにて、コンサルタントとして勤務した[9]

2009年から2017年までアメリカ海軍予備役。2014年には7ヶ月間アフガニスタンへ従軍。

2012年に、29歳でサウスベンド市長に就任。同市史上では2番目の若さでの就任で、アメリカで10万人以上の人口を有する市の市長として最年少。

2015年の市長選挙にて、80%以上の票を獲得し二期目の再選を果たした。2020年1月1日に任期満了で市長を退任。

大統領選挙への出馬[編集]

2019年4月14日民主党から、2020年アメリカ合衆国大統領選挙への出馬を表明した[10]。自ら同性愛者であると公表しており、大統領選出馬表明の際には、2018年に結婚した夫を紹介している[11][12]

2019年7月30日に開催された民主党第二回公開討論会では、壇上に並ぶ政治家らがこれまで解決できなかった問題に取り組むには世代交代が必要であるとアピール。37歳の若さを強みにする作戦を展開し、そつのない戦いぶりと評された[13]

2019年8月に行われたキニピアック大学の支持率調査によれば、ジョー・バイデン(32%)、エリザベス・ウォーレン(19%)、バーニー・サンダース(15%)、カマラ・ハリス(7%)に次ぎ、5位(5%)の支持を得た[14]。さらに2019年11月に行われた同大学の支持率調査では、ジョー・バイデンに次ぐ2位に上昇した[15]

民主党予備選挙では序盤から善戦し注目を集めたが、2020年2月29日のサウスカロライナ州での予備選挙では8.2%の4位と低迷[16]、翌3月1日には撤退宣言を行った。急進左派であるバーニー・サンダースではドナルド・トランプには勝てないとの考えを示し[17]、翌2日に自身と同じく中道・穏健派に属するジョー・バイデンへの支持を表明した[18]

人物[編集]

父はマルタ移民。姓の「ブティジェッジ」はマルタ語のルーツであるアラビア語由来の姓であり(بو الدجاج、ブー・ダジャージュ、ブッダジャージュ)、「ニワトリの父」の意味を持つ[19]

脚注[編集]

  1. ^ Stracqualursi, Veronica (2019年1月23日). “How to pronounce Pete Buttigieg” (英語). CNN Politics. 2020年1月15日閲覧。
  2. ^ Aggeler, Madeleine (March 25, 2019). “Wait, Sorry, How Do You Pronounce Buttigieg?”. The Cut. https://www.thecut.com/2019/03/how-to-pronounce-pete-buttigieg-name.html 2019年4月26日閲覧。. 
  3. ^ 【米大統領選】 ブダジェッジ氏、サンダース氏がリード アイオワ党員集会. BBC (2020年2月5日). 2020年2月9日閲覧。
  4. ^ 同性愛者の米大統領誕生も? 今一番勢いある野党の若手. 朝日新聞 (2019年4月29日). 2020年2月9日閲覧。
  5. ^ a b c d 2000 Winning Essay by Peter Buttigieg”. JFK Library. 2020年2月23日閲覧。
  6. ^ a b c An 18-year-old Pete Buttigieg won a JFK Library essay contest. His subject was Bernie Sanders”. Local Boston breaking news,. 2020年2月23日閲覧。
  7. ^ Alfaro, Mariana (2019年1月23日). “Pete Buttigieg, mayor of South Bend, Indiana, launches 2020 presidential bid”. Business Insider. https://www.businessinsider.com/pete-buttigieg-mayor-of-south-bend-for-president-2020-election-2019-1 2020年2月5日閲覧。 
  8. ^ a b Wallace-Wells, Benjamin (2019年2月9日). “Pete Buttigieg's quiet rebellion”. The New Yorker. 2020年2月5日閲覧。
  9. ^ Secretary of State: Elections Division: Election Foundation Wide”. Indiana State Government official website. 2020年2月5日閲覧。
  10. ^ Gabriel, Trip (2019年4月14日). “Pete Buttigieg Announces Official Start to 2020 Campaign” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/2019/04/14/us/politics/pete-buttigieg-announcement.html 2019年4月22日閲覧。 
  11. ^ 足立正彦 (2019年4月15日). “注目集まる「ミレニアル世代」の若き異色政治家「ピート市長」”. 時事通信. 2019年8月25日閲覧。
  12. ^ Pete Buttigieg Might Be President Someday.He's Already Got the First Man.” (英語). The New York Times (2018年6月18日). 2019年12月21日閲覧。
  13. ^ 米民主党候補者が2回目の討論会 初日の勝者と敗者は?”. CNN (2019年7月31日). 2019年8月24日閲覧。
  14. ^ 民主党指名レース、バイデン前副大統領がリード キニピアック大調査”. CNN (2019年8月30日). 2019年8月30日閲覧。
  15. ^ 米大統領選、ブーティジェッジ氏が民主党候補支持率で2位躍進”. AFP (2019年11月27日). 2019年11月27日閲覧。
  16. ^ “ブティジェッジ氏、米大統領選から撤退 米メディア”. AFPBB News. フランス通信社. (2020年3月2日). https://www.afpbb.com/articles/-/3271072 2020年3月2日閲覧。 
  17. ^ ブティジェッジ氏、米大統領選撤退を正式発表”. フランス通信社 (2020年3月2日). 2020年3月2日閲覧。
  18. ^ ブティジェッジ氏、バイデン氏への支持表明”. フランス通信社 (2020年3月3日). 2020年3月3日閲覧。
  19. ^ ブティジェッジ、あるいはブー・ダジャージュ、ブッダジャージュ、アブー・ダジャージ......に注目する理由”. ニューズウィーク日本版 (2020年2月7日). 2020年2月10日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]