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ピーター・ミルワード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ピーター・ミルワード
人物情報
生誕 (1925-10-12) 1925年10月12日
イギリスの旗 イギリス ウィンブルドン
死没 2017年8月16日(2017-08-16)(91歳没)
日本の旗 日本東京都
出身校 イエズス会
学問
研究分野 神学英文学
研究機関 上智大学東京純心女子大学
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ピーター・ミルワード(Peter Milward、1925年10月12日 - 2017年8月16日)は、イギリス出身のイエズス会司祭上智大学名誉教授。上智大学文学部教授、同大学ルネッサンスセンター所長、東京純心女子大学教授、代々木ゼミナール英語科講師を歴任。

生涯

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1925年10月12日、イギリスのロンドン郊外ウィンブルドンで生まれる。1943年9月7日にイエズス会に入会(北ウェールズ)。1954年9月3日、イエズス会の宣教師としてイギリスから来日。1960年3月18日に司祭に叙階された(東京)。1962年2月2日に最終誓願。1962年から1996年まで上智大学で文学部英文学科専任講師や教授を務め、1983年から1991年まで同大学ルネッサンスセンター所長を務めた。1995年から2002年まで東京純心女子大学短期大学の教授も務めた。晩年まで、上智大学公開講座(ソフィア・コミュニティ・カレッジ)や同大学ルネッサンスセンターで教鞭を執っていた。上智大学名誉教授(元文学部教授)。

代々木ゼミナールでは英作文(和文英訳)の指導にあたった。英語キリスト教イギリス文学(特にシェイクスピア)、イギリス文化、日英の比較文化論などに関する啓蒙書や一般書、大学生用英語教科書などを広く著す。著書の大部分は、上智大学英文科の同僚である英文学者金口儀明別宮貞徳安西徹雄など)によって日本語に訳され出版されている[1]。2017年8月16日に東京都済生会中央病院で死去。91歳没[2][3][4]

著書

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  • (森安田紀夫)キリスト教へのみちびき(エンデルレ書店、1970年)
  • (安西徹雄)シェイクスピア研究入門(中央出版社 1972年 中央新書 ; 12)
  • (別宮貞徳)キリスト教と英文学 : 教義と作品(中央出版社、1974年 中央新書)
  • 日本と日本人(研究社出版、1980年)
  • ミルワード氏の英文法(研究社出版、1981年)
  • (金口儀明)英文長文と演習 Why? Questions for Students(代々木ライブラリー、1982年)
  • (金口儀明)話題別英語長文 Things English(代々木ライブラリー、1983年)
  • トマス・モア伝 (研究社出版、1985年)
  • (安西徹雄)シェイクスピア劇の名台詞(講談社学術文庫、1986年)
  • 聖書は何を語っているか(講談社現代新書、1986年)
  • なぜディベートをするのか(英友社、1997年)
  • 英語の名句・名言(講談社現代新書、1998年)
  • ザビエルの見た日本(講談社学術文庫、1998年)
  • ヨーロッパ・キリスト教美術案内 1 (日本基督教団出版局、1999年)
  • 童話の国イギリス―マザー・グースからハリー・ポッターまで(中公新書、2001年)

ほか多数

脚注

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外部リンク

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