ピーター・ペトロフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ピーター・ペトロフ
基本情報
通称 Zar
階級 ライト級
身長 168cm
リーチ 177cm
国籍 ロシアの旗 ロシア
誕生日 (1983-03-28) 1983年3月28日(41歳)
出身地 リャザン州リャザン
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 51
勝ち 42
KO勝ち 23
敗け 7
引き分け 2
テンプレートを表示

ピーター・ペトロフPetr Petrov1983年3月28日 - )は、ロシアプロボクサーリャザン州リャザン出身。拠点としているスペインマドリード在住。

来歴[編集]

2000年11月10日、カンタブリア州サンタンデールでデビュー戦としてフェザー級4回戦を行い、4回判定勝ちを収めた。

2002年7月12日、マドリード州パルラでフランシスコ・ノハレスとライト級6回戦を行い、6回判定で引き分けた。

2003年9月5日、ムルシア州でウバデル・ソトとライト級6回戦を行い、プロ初敗戦となる6回1-2の判定負けを喫した。

2004年1月23日、カタルーニャ州タラゴナ県タラゴナでウバデル・ソトとライト級6回戦を行い、6回判定勝ちを収めた。

2007年3月2日、バスク州レグティアノのポリデポルティーボ・ムニシパルでイグナシオ・メンドーサとWBCラテンアメリカスーパーフェザー級王座決定戦を行い、12回判定で引き分けた為、王座獲得に失敗した。

2007年10月20日、ハレゲリー・ウェバー・シュタディオンビタリ・タイベルトとライト級8回戦を行い、8回判定負けを喫した。

2010年11月26日、マドリード州レガネスでWBCラテンアメリカライト級暫定王座決定戦を行い、7回TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2011年9月23日、ブエノスアイレス州ホセ・レオン・スアレスでWBA世界スーパーライト級王者マルコス・マイダナと対戦し、4回2分44秒KO負けを喫し王座獲得に失敗した[1]

2012年2月11日、トレド県イジェスカスでセルヒオ・ホセ・オリヴァスと対戦し、初回TKO勝ちを収めWBCラテンアメリカライト級暫定王座の初防衛に成功した。

2013年4月13日、バールでWBCインターナショナルライト級王者のデヤン・ズラチカニンと対戦し、12回0-3(111-118、113-117、114-116)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。

2014年3月28日、ノースダコタ州ニュータウンで行われた「Boxcino 2014」ライト級準決勝でクリス・ラッドと対戦し、4回51秒TKO勝ちを収め決勝進出した[2]

2014年5月23日、ニューヨーク州ベローナターニング・ストーン・リゾート&カジノ内ターニング・ストーン・イベント・センターで行われた「Boxcino 2014」ライト級決勝でフェルナンド・カルカモとNABA北米ライト級王座決定戦並びにNABO北米ライト級暫定王座決定戦を行い、8回40秒TKO勝ちを収めNABA王座、NABO暫定王座の獲得に成功、「Boxcino 2014」ライト級トーナメント優勝を果たした[3][4]

2015年4月3日、カリフォルニア州コロナで自身の持つNABA北米ライト級王座と空位のNABO北米ライト級王座を懸け元WBC世界スーパーフェザー級王者ガマリエル・ディアスと対戦し、10回3-0(98-89、97-90が2者)の判定勝ちを収めNABA王座の初防衛、NABO王座の初防衛に成功した[5]

2016年5月6日、ラスベガスT-モバイル・アリーナで自身の持つNABA北米ライト級王座と空位のNABF北米ライト級王座を懸けマルビン・キンテロと対戦し、6回TKO勝ちを収めNABA王座の2度目の防衛、NABF王座の獲得に成功した[6]

2016年7月14日、WBAは最新ランキングを発表し、ペトロフをWBA世界ライト級4位にランクインした[7]

2016年9月30日、カリフォルニア州インディオファンタジー・スプリングス・リゾート・カジノでWBA世界ライト級3位のマイケル・ペレスとWBA世界ライト級挑戦者決定戦を行い、ペレスの6回終了時棄権によりWBA世界ライト級王座への挑戦権獲得に成功した[8][9]

2017年3月18日、WBOは最新ランキングを発表し、ペトロフをWBO世界ライト級2位にランクインした[10]

2017年4月8日、マンチェスター・アリーナでWBO世界ライト級王者のテリー・フラナガンと対戦し、12回0-3(112-116、108-120、110-118)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[11][12]

獲得タイトル[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 強打マイダーナ、ハデな凱旋防衛 WBA世界S・ライト級暫定戦 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年9月26日
  2. ^ ボクシノ・ライト級はカルカモvsペトロフで決勝 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年3月29日
  3. ^ Petrov, Monroe win Boxcino tournament Fightnews.com 2014年5月23日
  4. ^ ペトロフ&モンローが“ボクシノ”制す Boxing News(ボクシングニュース) 2014年5月24日
  5. ^ Petrov defeats Diaz Fightnews.com 2015年4月3日
  6. ^ Petrov stops Quintero, Sanchez upsets Cano Fightnews.com 2016年5月6日
  7. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2016年7月14日
  8. ^ Petrov punishes and stops Perez in WBA lightweight eliminator Fightnews.com 2016年9月30日
  9. ^ Petrov Stops Perez WBA公式サイト 2016年9月30日
  10. ^ WBO RANKING MARCH 2017 2017年3月18日
  11. ^ Flanagan defends WBO title against Petrov Fightnews.com 2017年4月8日
  12. ^ フラナガンV5、ウィリアムズ棄権でスミス勝利 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年4月9日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]