スパイダーマン

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スパイダーマン
Spiderman.JPG
出版の情報
出版者 マーベル・コミック
クリエイター スタン・リー(ライター)
スティーブ・ディッコ(アーティスト)
作中の情報
本名 ピーター・ベンジャミン・パーカー
所属チーム アベンジャーズ
デイリービューグル
フューチャー・ファウンデーション
ニューアベンジャーズ
ジーン・グレイ高等学校
能力 超人的な反射神経、敏捷性、平衡感覚[1]
片手で25トン以上の物体を持ち上げ、全力ならば数千トンの高層ビルを持ち上げる怪力[2]
マッハ2〜8クラスの速さで走る長距離のスピード[3]
クイックシルバーに攻撃を当てるという瞬間的な光速直下レベルのスピード[4]
分子境界層分子間力を意思で操作してほとんどの無機化合物と指先を吸着させる能力
IQ250以上[5]
スパイダーセンスによる危機察知能力
手首からの「クモの糸」を発射するウェブシューター等を発明する技術
III度熱傷が数時間で治る自然治癒力[6]

スパイダーマンSpider-Man)は、マーベル・コミックが出版するアメリカンコミック『スパイダーマン』に登場する架空のスーパーヒーロースタン・リースティーヴ・ディッコにより創造された。

概要[編集]

スパイダーマンが描かれたJR桜島線USJ行きのラッピング車両

スパイダーマンは、原作者のスタン・リーとアーティストのスティーブ・ディッコによって作られて、Amazing Fantasy#15(1962年8月)で初登場した。「Spidey(スパイディ)」、「Friendly Neighborhood(親愛なる隣人)」、「Web head(ウェブヘッド)」、「Web slinger(ウェブスリンガー)」などのニックネームを持つ。キャッチフレーズは「Your Friendly Neighborhood Spider-Man(あなたの親愛なる隣人スパイダーマン)」。

リーとディッコは幼い頃に両親を失った孤児のキャラクターを考案した。スパイダーマンはコスチュームを着て犯罪と戦う事に加えて、思春期の悩みに対処する正常なティーンエイジャーだった。

1960年代のスーパーヒーローのコミックブックにおけるティーンエイジャーの役割は主人公では無く、あくまでサイドキックであった。

しかし、スパイダーマンシリーズはこの風潮を破り、ティーンエイジャーを主人公とすることにより、スパイダーマン=ピーター・パーカーという高校生の背後にある正体と拒絶・過ち・孤独・自己強迫観念などを描き、若い読者の共感を得ることになる[7]

スパイダーマンは以前のティーンエイジャーのヒーローとは異なり、バッキーロビンに対してのキャプテン・アメリカバットマンのような、スーパーヒーローにおけるメンター(指導者、助言者)を持っていなかったが、最初のスパイダーマンの物語で、自身の失敗が原因で彼の伯父であるベン・パーカーが死んだとき、「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という事を知る。

スパイダーマンは、商業的に成功した最も人気のあるスーパーヒーローの一つである[8]。マーベルの主力キャラクターであり、会社のマスコットとしても様々なメディアに登場。アニメーションや実写、テレビシリーズ、新聞のコミックストリップ、映画など無数に登場している。

キャラクター[編集]

主人公[編集]

ピーター・ベンジャミン・パーカー / スパイダーマン (Peter Benjamin Parker / Spider-Man)
ミッドタウンに住んでいるピーター・パーカーは幼い頃に両親を失い、親戚のメイおばさんとベンおじさんに育てられた。現在はベンが亡くなりメイおばさんと一緒に暮らしている。
ピーターは高校生になり、見学にきた研究所で実験中の特殊なクモに刺されて、壁に貼り付いて移動することができる超能力を得る。ピーターは自分の家に帰って手首の機械『ウェブ・シューター』とクモのコスチュームを作り、自身が作ったクモのコスチュームを着てテレビに出演して人気になった。ある日、現金の袋を持った強盗がエレベーターに乗って逃げてしまう。それを見た警察官が怒った時、彼は「自分の仕事じゃない」と見逃した[9]。その後、自分の家に帰った時にパトカーが1台停まっていることに気づき、警官からベンおじさんが殺害された事を知って涙を流しながら、殺人犯に恨みを持ち、彼は走ってコスチュームを装着して犯人を追うが、ベンを殺したのはピーターが見逃した強盗だった。自身の驕りがベンの死の原因と知り、涙を流したピーターはベンが残した「大いなる力には、大いなる責任が伴う (With great power comes great responsibility.)」という言葉[† 1]を胸に、人々の為に自分の力を使う事を決意するのだった。一時期はウェブ・シューター無しでクモ糸を使っていた。
スパイダーマンの能力
ウェブ・シューターを使用して、自由自在にビルを動き回る。
手足に強力な接着能力がある。
繰り出す糸は強力な接着性を持ち、あらゆる物にくっつく。
超人的な怪力と身体能力
回復能力

ピーターとその知人[編集]

メリー・ジェーン・ワトソン (Mary Jane Watson)
通称MJ。ピーターが想いを寄せている女性。
グウェンドリン・“グウェン”・ステーシー (Gwendolyn "Gwen" Stacy)
ピーターの初めての女性[10]で、三人目の彼女[11]。グリーン・ゴブリンによって殺されてしまい、彼女の死はピーターの心に深い傷を残すことになった。
原作者のスタン・リーは彼女をピーターのパートナーにするつもりだったが、休暇中に脚本の代役を頼んだゲリー・コンウェイが殺してしまい、内外に大きな衝撃を与えた[12]
  • 『アルティメット スパイダーマン』では、カーネイジに殺されている。
  • 映画『スパイダーマン3』に登場する。
  • 映画『アメイジング・スパイダーマン』では当初よりヒロインとして登場する。ピーターのガールフレンドで、オズコープ社のチーフインターン。
ハリー・オズボーン / グリーンゴブリン (Harry Osborn / Green Goblin)
ピーターの親友。父の死後、オズコープの社長になる。ストレスが重なり、二代目グリーンゴブリンと化した。父の敵であるピーター=スパイダーマンと対立したが、最後はピーターを助け、息を引き取った。
『One More Day』のメフィストによる歴史改変で彼の死は起こらなかったことになり、スパイダーマンの正体が隠されたことによってピーターの親友となった。父親とは対立している。
  • 『アルティメット スパイダーマン』では、ハリーはホブゴブリンになる。
ユージン・“フラッシュ”・トンプソン / エージェント・ヴェノム (Flash Thompson / Agent Venom)
ピーターの同級生。アメリカンフットボール部のスター選手でジョック。スパイダーマンのファンであり、ファンクラブも作っている。
学生時代はピーターをいじめていたが後に和解し良き友人となる。教師、米軍兵士を経てエージェント・ヴェノム(ヒーロー)となる。現在は両足を失っている。
ケニー・マクファーレン (Kenny McFarlane)
通称キングコング。スパイダーマンが賞金稼ぎだった頃にファンになる。超人的な力を手に入れた事で高慢になっていたピーターは家族と喧嘩し、キングコングを頼って泊めて貰った。
エリザベス・“リズ”・アレンLiz Allan
ピーターの二人目の彼女。ピーターがベティーと付き合い始めた頃にピーターを好きになり、三角関係になった[11][13]
メイ・パーカー (May Parker)
通称メイおばさん。ピーターの伯母。彼に対して愛情をこめて接している。
ベン・パーカー (Ben Parker)
通称ベンおじさん。ピーターの伯父。
ピーターが見逃した強盗に撃たれ、『大いなる力には、大いなる責任が伴う』と遺し死んだ。それがピーターがヒーローになるきっかけでもある。
メイデイ・パーカー / スパイダーガール (Mayday Parker / Spider-Girl)
パラレルワールドのピーターとMJの娘。ピーターの能力を受け継いでおり、スパイダーガールとして活躍する。恋人はファンタスティック・ファイブ(ファンタスティック・フォーの次世代チーム)のリーダーであるフランクリン・リチャーズ。
ノーマン・オズボーン / グリーンゴブリン (Norman Osborn / Green Goblin)
ハリーの父親で、巨大軍需企業「オズコープ」の社長。アルコール中毒の父から虐待を受け、家を出て富を得ようと電子工学と薬学を勉強してオズコープを起ち上げた。
一時期、S.H.I.E.L.D.を改組したH.A.M.M.E.R.の長官となり、トニー・スタークからスーツを奪いアイアンパトリオットとして活動した。
ジョージ・ステーシー (George Stacy)
グウェンの父。警部。
スパイダーマンとドクター・オクトパスの戦闘に巻き込まれた子供を救うが、自身は重傷を負う。スパイダーマンの正体を知っていた事を告げ、グウェンの事をピーターに任せて息を引き取った。
アンナ・ワトソン (Anna Watson)
MJの叔母。メイおばさんとは仲がいい。
ジョー・“ロビー”・ロバートソン (Joe'Robbie'Robertson)
「デイリー・ビューグル」編集長で、以前はジェイムソンの右腕だった。高校では学校新聞担当。「ロケット」の通り名を持った暴走族だった。
ベティー・ブラント (Betty Brant)
ピーターが最初に付き合った女性[13]。「デイリー・ビューグル」で秘書を務めていたが、現在は記者をしている。
J・ジョナ・ジェイムソン (J. Jonah Jameson)
妻は故人。息子はジョン。
新聞社「デイリー・ビューグル」の社長。妻を覆面の強盗事件でなくしたことから、正体を隠すスパイダーマンへネガティブ・キャンペーンを行う。
反骨精神の持ち主で媚びへつらうことはない[† 2]。部下を怒鳴るのは日常茶飯事[† 3]

スーパーヒーロー[編集]

ファンタスティック・フォー (Fantastic Four)
ファンタスティック・フォーが倒された際、ニュー・ファンタスティック・フォーとして活動した(他はウルヴァリンハルクゴーストライダー)。またヒューマントーチことジョニー・ストームが死亡した頃には、遺言からチームに入っていた。
デアデビル (Daredevil)
本名:マット・マードック
昼は弁護士、夜は法で裁けない悪を裁くクライムファイター。放射性物質により視力を失った時に超感覚を手に入れた。スパイダーマンと親交がある。
パニッシャー (Punisher)
本名:フランク・キャッスル
犯罪者を処刑する。スパイダーマンやデアデビルと共闘することもある。
ブラックキャット (Black Cat)
本名:フェリシア・ハーディ
ミステリアスな女性怪盗。当初はスーパーパワーを持たず、道具をつかっていたが、後にスーパーパワーを持つ。
シルバー・セーブル (Silver Sable)
シムカリアの傭兵集団ワイルド・パックの女性リーダー。投擲武器「チャイ」を使う。
正義のためには暗殺も行う。
ネイト・グレイ (Nate Grey)
通称、X-マン。パラレルワールドのミュータントでサイオニック能力を持つ。
ベン・ライリー (Ben Reilly)
ジャッカルよって造り出されたピーターのクローン(当初はベンがオリジナルだった)。
名前はベンおじさんと、メイおばさんの旧姓ライリーから取られた。
スカーレット・スパイダーとして活動していたが、ピーターが育児のため一線を退いてからはスパイダーマンとなる。
グリーン・ゴブリンとの戦いで、ピーターをかばってグライダーで死亡する。
エゼキエル (Ezekiel)
ピーターと同じの能力を持ち、正体も知っていた。ピーターにモールン後述)などの新たな敵の存在を教え、サポートする。また会社を経営しており、ピーターとは違ったやり方で人々を助ける。
エゼキエルはピーターにスパイダーマンの力を与えた蜘蛛の神の遺跡から力を盗んでおり、モールンなどの敵は彼に引き寄せられた。唯一のスパイダーマンになり、蜘蛛の神の祟りを防ぐためにピーターを身代わりにしようとするが、自己犠牲と希望に満ちたピーターの精神に触れ、祟りからピーターをかばって死亡する。
ニューアベンジャーズ (The New Avengers)
解散していたアベンジャーズに代わり2004年に再結成されたヒーローチーム。スパイダーマンは初期メンバーである。
シー・ハルク (She-Hulk)
女性。ハルクと同じ力を持つ。
ウルヴァリン (Wolverine)
X-MENに属するミュータント。ニューアベンジャーズからはチームメイトで、互いに高い人気故他のヒーロー誌に出演することも多く、共演することも多い。
シルク
本名:シンディ・ムーン
近年存在が明かされた、ピーターがパワーを得た同じ日に同じクモに噛まれていた少女。
後にピーターに救出されヒーロー活動を始める。同じクモに噛まれたためかピーターと同等以上の能力を持ち、またスパイダーセンスが彼女には発動しない。何故か近くにいると互いに惹かれあってしまう。

スーパーヴィラン[編集]

グリーンゴブリン (Green Goblin)
正体:ノーマン・オズボーン、ハリー・オズボーンなど
緑の「ゴブリン」を模した戦闘用コスチュームを着ている。マシンガン付きの無人機「グライダー」に乗り、幻覚ガスやカボチャ型の爆弾「パンプキン・ボム」で戦う。薬品で知能・筋肉・運動神経などが強化されているが、副作用によって精神が蝕まれている。
  • アニメ『スパイダーマン』ではホブゴブリンの方が先に登場しており、グリーンゴブリンの装備はホブゴブリンの物が薬品により変質したものとされる。
ドクター・オクトパス (Doctor Octopus)
正体 : オットー・オクタヴィアス
4本の機械腕を操るマッド・サイエンティスト。グリーンゴブリンと並んで有名。スパイダーマンを倒すことを目的とした犯罪グループ「シニスター・シックス」のリーダー。
  • 『アルティメット スパイダーマン』ではジャスティン・ハマー配下の産業スパイであり、オズボーン社に潜り込んでいた。ノーマンが人体実験を行った際に研究室が爆発し、アームを装着して実験に立ち会っていたオクタヴィウスはアームと身体が融合してしまう。この事故によって狂気に取りつかれた彼は、産業スパイとして自分を雇っていたハマーにすべての責任があると考えハマーを襲撃する。アームの形を自由に変えられ、アームから電撃を放出することも出来る。コミック内の『スパイダーマン2』撮影現場に乱入し、スパイダーマンと一騒動起こしたこともある。
    後にクローン・サーガの黒幕として登場し、念動力で金属を自在に操るという能力が明らかにされた。
  • 映画『スパイダーマン2』ではメインヴィランとして登場する。また、映画ではシニスター・シックスは結成されていない。
  • 映画『アメイジング・スパイダーマン2』ではオクトパス自身の登場はないものの、オズ・コープの極秘施設にアームのみ保存された状態で登場している。(同様にライノのアーマーやゴブリンのスーツ、グライダーも保存されている。)
二代目 : キャロライン・トレイナー
オットーが殺されたときに二代目のドクター・オクトパスとなった。現在はレディ・オクトパスと名乗っている。
ヴェノム (Venom)
正体:エドワード・チャールズ・アラン・ブロック(エディ・ブロック)
スパイダーマンに寄生していた地球外生命体のシンビオートがエディ・ブロックを新しい宿主にしたことで誕生した。一人称は「We(俺たち)」。
エディはスパイダーマンによって連続殺人鬼の誤報記事を暴かれて職と妻を失っているため、スパイダーマンを逆恨みしており、ヴェノムになった後は彼を付け狙うようになる。
シンビオートと融合したエディがボディビルダーでもあるためヴェノムは体が大きく、エディのパワーが40倍にまで跳ね上がっている。また、スパイダーマンの能力を学習しているため、スパイダーマンの能力を使えるだけでなく、スパイダー・センスを回避してスパイダーマンに不意打ちを食らわせることができる。弱点は高熱と高周波。
カーネイジ (Carnage)
正体:クレタス・キャサディ
ヴェノムのシンビオートの一部がサイコキラーのクレスタを宿主にしたことで誕生した。
ヴェノム同様スパイダーマンの能力を受け継いでいる。ヴェノムよりシンビオートとの融合が進んでいるため、一人称が「I(オレ)」になっている。
シンビオートの一部を槍などに変化させたり、擬態もできる。弱点はヴェノム同様、高熱と高周波。
クレタス・キャサディは子供の頃から残虐な性格で、祖母や飼い犬を殺し、自身を虐待した孤児院の院長を殺害して孤児院にも火を放った。人生の無意味さや法律が言葉だけのものに過ぎない事を知ったキャサディは、自分が死ぬ事を恐れるようになり、他人を殺し続ける事で自分の死を遠ざけようと決め、「自分を殺そう」とする社会への報復として殺戮を繰り返して警察に捕まり、ライカーズ島の刑務所に投獄される。その際にエディと同じ独房になったが、非常に仲が悪かった。エディがヴェノムになって脱獄した時に残ったシンビオートの一部がキャサディに寄生しカーネイジになった。
  • 『アルティメット スパイダーマン』ではコナーズ教授(後述)によってピーターの血液とコナーズ教授の血液からヴェノムのスーツのデータを基に作り出された人造生命体。身体構造を安定させるために人を殺害、吸収し続け、ピーターを狙う最中にグウェン・ステーシーを殺害した。
カメレオン (Chameleon)
本名:ドミトリ・スメルダコフ
コミックにおいて、スパイダーマンと最初に戦ったヴィラン(ベン・パーカーの殺害犯は「普通の犯罪者」であり、ヴィランには含まれない)。
優秀なスパイで、変装の達人。クレイヴン・ザ・ハンター(後述)は異母兄(母はメイドだった)で、彼の屋敷で召使いをしていた過去をもつ。
初期は変装にマスクを使っていたが、後に肉体の組織を変化させあらゆる人物に変身出来る能力を身につけた。相手に幻覚を見せることもできる。
スパイダーマンの正体を知るが、精神崩壊を起こしてしまい、飛び降り自殺をした。
ヴァルチャー (Vulture)
正体:エイドリアン・トゥームス
自らが発明した飛行スーツを悪用する御年90歳の老人。特殊兵器で若返った事もあったが老人の姿に戻っている。「シニスター・シックス」の一員。
  • 映画『スパイダーマン:ホームカミング』では、メインヴィランとして登場する。
サンドマン (Sandman)
正体:ウィリアム・ベイカー(フリント・マルコ…少年時代に使っていた偽名)
体を自在に砂に変化させることのできる。ドクター・オクトパス率いる「シニスター・シックス」の一員。「フライトフル・フォー」の一員でもある。
もともと犯罪者であり、脱獄中に砂浜で核実験の爆発に巻き込まれ、肉体を砂状にすることができるようになった。腕をハンマーなどの武器に変えて攻撃し、自らの体を巨大化させることもできる。弱点は水。
ハイドロマン(後述)と融合してしまい、マッド・シングという泥の怪物になって大暴れしたことがある。
  • 映画『スパイダーマン3』にも登場し、ベン殺しの犯人となっている。サム・ライミ監督による実写映画シリーズでは、唯一命を落とすことの無かったヴィラン。
リザード (Lizard)
正体:Dr.カーティス(カート)・コナーズ
優秀な科学者だったが、実験に失敗して片腕を無くした。爬虫類の再生能力に目をつけ、自分の腕を再生させる実験を行ったが失敗に終わり、血清の副作用によって蜥蜴人間となった。解毒剤を服用して人間に戻ったが、極度のストレスが加わると怪物化してしまう。
コナーズ博士とスパイダーマンは、協力関係にある。また映画版やアニメ版ではピーターの通う大学の教授でもある。
東映版スパイダーマンの第一話に登場するマシーンベム「暴君竜」のモデルとされる。
  • 映画『スパイダーマン2』ではカート・コナーズとしては登場しており、オットー・オクタヴィアスの親友という設定。
  • 映画『スパイダーマン3』ではピーターの依頼を受け、シンビオートを調査した。小説版では続編で彼がリザードに変貌する事を仄めかす描写がある。ゲーム版ではリザードとなって登場している。
  • 映画『アメイジング・スパイダーマン (映画)』では、ヴィランとして登場する。
エレクトロ (Electro)
正体:マックスウェル・ディロン
電気工事中の落雷事故によって「人間発電機」と化した。両手から高圧電流を放つ。地球の磁場に乗って飛行もできる。空中に留まっていれば、彼の電撃は無効化される。1964年(連載2年目)に登場した古参のヴィランで「シニスター・シックス」の一員。
  • 1990年代のアニメ『スパイダーマン』には一度(二話に渡ってだが)しか登場していない。
  • 2003年制作の『スパイダーマン 新アニメシリーズ』では、マックス・ディロンとして登場。ピーター達の級友で、彼と同じく冴えないいじめられっ子だった。何とかクラブのパーティに参加しようとしたが、ダグを初めとするメンバーに逆に馬鹿にされて追い返され、失意の中でネオンへの落雷に遭遇し感電して電気が人型に集まった「電気人間」となる。復讐心に染まって暴れまわった挙句ダグを感電死させるが、スパイダーマンと戦った末にアース線を刺されて、電気となり街の送電網へと拡散した。シリーズ終盤になって復活し、ひそかに想いを寄せていた女性を自らと同じ電気人間にしようと暗躍するが、これもスパイダーマンに阻止される。最期にはバッテリーの中に閉じ込められた末に海に投げ込まれ、ショートを起こして爆発し、海中に飛散して死亡した。
  • 『アメイジング・スパイダーマン2』ではメインヴィランとして登場する。
ミステリオ (Mysterio)
正体:クエンティン・ベック、ダニエル・バークハート、フランシス・クラム
特撮技術者。SFX技術や、バーチャル・リアリティ技術を悪用して犯罪を繰り返す。「シニスター・シックス」の一員。
初代のベックが偽装自殺後、友人であったダニエルが二代目となり後を継いだ。さらにコスチュームをキングピンから入手したフランシスが三代目のミステリオとなり、その後ベックも復活を遂げる。
三代目のフランシスはテレポーテーションなどの能力を持つミュータントであり、トリックを一切用いない。
クレイヴン・ザ・ハンター (Kraven the Hunter)
本名:セルゲイ・クラヴィノフ、アリョーシャ・クラヴィノフ
セルゲイ・クラヴィノフ
没落したロシア貴族の息子で、カメレオン(前述)は異母弟でもある。「シニスター・シックス」の一員。
人生最後の獲物としてスパイダーマンを選び、追い詰める。スパイダーマンを仮死状態にし、墓に埋めたこともある(スパイダーマンが仮死状態の間、彼のコスチューム(ブラックコスチューム)を纏い、スパイダーマンとして行動した)。
  • 『アルティメット スパイダーマン』ではTVタレントであり、視聴率を稼ぐためにスパイダーマンに挑むもあっけなく倒される。その後、違法な遺伝子実験の結果、狼のような姿となる。
アリョーシャ・クラヴィノフ
セルゲイの息子。セルゲイの死(自殺)後、クレイヴンの名を継いだ(後にアル・クレイヴンと改名)。
アナ・クラヴィノフ
セルゲイの娘。アリョーシャ殺害後、クレイヴンの名を継いだ。
スコーピオン (Scorpion)
正体:マック・ガーガン、カーミラ・ブラック
私立探偵だったが、依頼主であるジェイムソンのせいでサソリを模したバトルアーマーを着た怪人へと生まれ変わった。スパイダーマンよりも攻撃力自体は高く、何度も彼を打ち負かしている。ガーガンは一定期間、三代目ヴェノムとなって悪役として活躍していた。また、女性版としてスコーピアというヴィランも存在している。
  • 『スパイダーマン:ホームカミング』ではヴァルチャーの取引相手として登場。
ビートル (Beetle)
本名:エイブナー・ロナルド・ジェンキンス、レイラ・デイヴィス
エイブナー・ロナルド・ジェンキンス
飛行機工場のメカニックだったが、その技術を利用して甲虫のようなアーマーを作り、犯罪活動をするようになった。暴力団組織「シニスターシンジケート」の一員だった。
後に改心したふりをして、正義のヒーローとして活躍している。現在は異なるデザインのアーマーを着用しマッハ-IVに改名。
レイラ・ディヴィス
ヴィランである夫が死亡したあと、ジェンキンスが捨てたビートルのアーマーを着用している。
ライノ (Rhino)
正体:アレクセイ・ミハイロビッチ・シチェビッチ(アレックス・O・ハーン)
ロシアからやってきた移民(労働者)だったが、人体実験によってサイを模したチタニウム製スーツを着た超人へと生まれ変わった。本人いわく、エコロジーを守ろうとしている。「シニスターシンジケート」の一員。ハルクとも因縁がある。
  • 『アメイジング・スパイダーマン2』ではロシア出身の過激派として登場し、ラストシーンでライノとなってスパイダーマンと戦う。
ショッカー (Shocker)
本名:ハーマン・シュルツ
ガントレットと防護スーツを自己開発した三流の泥棒。両手のガントレットから衝撃波・振動波を発射する。「シニスターシンジケート」の一員。
  • 映画『スパイダーマン:ホームカミング』では、ヴァルチャーの部下として登場し、スパイダーマンの前に立ちはだかる。
  • 『アルティメット スパイダーマン』では登場するたびにスパイダーマンに一蹴される三流の悪役として度々登場する。
キングピン (Kingpin)
本名:ウィルソン・フィスク
暗黒街の顔役。肥満体に見えるが全身筋肉の塊で、相撲の達人。デアデビルパニッシャーの宿敵。
モービウス・ザ・リヴィング・ヴァンパイア (Morbius, the Living Vampire)
本名:マイケル・モービウス
ノーベル賞を受賞したこともある優秀な生物学者だったが、特殊な血液の病気にかかり、生ける吸血鬼と化してしまった。
悪人ではないが、人の血を飲まなければ生きられない宿命にある。吸血鬼ハンターのブレイドとは時に敵対し、時に共闘する関係にある。
  • アニメ『スパイダーマン』ではピーターと同じ大学に通う留学生で、放射能を帯びた吸血コウモリに噛まれてコウモリ人間と化してしまう。
マンウルフ (Man-Wolf)
本名:ジョン・ジェイムソン
ジョナの息子で元宇宙飛行士。月面で未知のエネルギーを浴び、月を見る度に狼男となってしまう体質になってしまった。
スパイダーマンに助けられてからは収監所で働いている。「アザー・レルム」なる別次元に飛ばされ、死亡したスターゴッドのパワーを受け継いだ。
  • 映画『スパイダーマン2』ではジョン・ジェイムソンとしては登場しており、MJの婚約者だった。
ジャッカル (Jackal)
本名:マイルズ・ウォーレン
スパイダーマンが通っていた大学の教授だったが、スパイダーマンの恋人だったグウェンに横恋慕し、彼女の死から狂人と化してしまった。その後、スパイダーマンやグウェンのクローンを造り出し、さまざまな計略でスパイダーマンを苦しめた。
  • 『アルティメット スパイダーマン』ではマイルズ・ウォーレンがハリーのカウンセラー役として登場。また、メイおばさんと付き合っていた。
ハイドロマン (Hydro-Man)
正体:モリス・ベンチ
元船員。水素実験中、事故で水素ガスを浴びてしまったため、肉体を液状にすることができるようになった。水素ガスを浴びた原因は、スパイダーマンが船内に入ってトラブルになり、海に転落したため。
サンドマンと融合してしまい、マッド・シングという泥の怪物になって大暴れしたことがある。「シニスターシンジケート」の一員。
マッド・ジャック (Mad Jack)
正体:ダニエル・ベークハート、マグワイア・ベック
ミステリオ同様にSFXやバーチャル・リアリティの技術を駆使する。ダニエルは先述通り後に二代目ミステリオとなり、初代ミステリオのクエンティンの従姉妹であるマグワイアが後を継いだ。
元々はジャック・オ・ランタンという名の悪役(なお、初代は後の四代目ホブゴブリンことジェイソン・マッケンデールである)だが、ダニエル以後はマッド・ジャックと名乗っている。
ホブゴブリン (Hobgoblin)
正体:ロデリック・キングスレー、ネッド・リーズ、ジェイソン・フィリップ・マッケンデールJr.など
グリーンゴブリンの基地を見つけた男の仲間が、その名声を奪おうと、そこにあったゴブリンの装備を改良して誕生した。薬の改良によって、(グリーンゴブリンとは違い)狂気には陥っていない。現在はロデリックは新たなゴブリンに殺された。以後五代目にまで代替わりし、当代のホブゴブリンの正体はフィル・ユーリックとなっている。
  • アニメ『スパイダーマン』ではグリーンゴブリンよりも先に登場しており、ここで登場するのは原作では四代目にあたるジェイソンである。
  • 『アルティメット スパイダーマン』におけるホブゴブリンの正体はハリー・オズボーンである。グリーンゴブリン(ノーマン)と死闘を繰り広げた末に殺される。
アリスター・スマイス (Alistair Smythe)
スパイダーマンを抹殺する目的で作られたロボット、スパイダー・スレイヤーの製作者スペンサーの息子。父の死後スパイダー・スレイヤーの製作を引き継いだ。キングピンの元で働いていた事もある。
下半身不随で車椅子に乗っていたが、やがて究極のスパイダー・スレイヤーとして自らに改造手術を施し、超人的な身体能力を身につける。
  • アニメ『スパイダーマン』ではキングピンに失敗の責任を取らされ、生体ロボットにされた。
スクリーム (Scream)
正体:ドナ・ディエゴ
ヴェノムに寄生していた共生体を使い、ライフ財団によって人工的に作り出された五体の人造シンビオートのうちの一体がドナ・ディエゴに寄生した姿。ウェブではなく髪を使って攻撃する。のちに精神が暴走して人造シンビオートの宿主たちを殺し、ヴェノムにも襲い掛かったが、返り討ちに遭い投獄される。
モールン (Morlun)
太古から存在する吸精鬼。蜘蛛の神の力を得た現時点でのスパイダーマン=ピーターを狙う。手で触れることによって相手のエネルギーを吸収することが出来、身体能力もスパイダーマンと同等以上である。
1度目の対決では援護に現れたエゼキエルを下し、ピーターを追い詰めるも、ピーターの奇策に敗れる。しかしこの対決で大怪我を負ったピーターはメイおばさんに正体がばれてしまう。
2度目の対決ではピーターの片目を奪い瀕死に追い込む。しかし突如蜘蛛の力を強化し復活したピーターにエネルギーを吸い尽くされ消滅する。その直後ピーターは死亡した。

漫画[編集]

原書[編集]

詳細はBibliography of Spider-man titles英語版ウィキペディア)を参照

Amazing Fantasy #15
スパイダーマンのデビュー誌。
『Amazing Fantasy』自体は不人気のためこの号で打ち切りとなったが、「どうせ打ち切りなら、好きなことをしよう」と、スタン・リーがスパイダーマンを登場させたところ、その反響が大きくスパイダーマンは独立誌を持った(連載化された)。
アメイジング・スパイダーマンThe Amazing Spider-Man
1963年に創刊されスパイダーマンの基本となったシリーズ。
(Vol.1) 1963年1998年
(Vol.2) 1999年2003年
(Vol.3) 2014年2015年
(Vol.4) 2015年2017年
(Vol.5) 2018年
Marvel Team-Up
(Vol.1) 1972年1985年。全150号。毎回他のヒーローやヴィランが登場するシリーズ。
(Vol.2) 1997年1998年。全11号。
(Vol.3) 2005年2006年。全25号。
The Spectacular Spider-Man
(Vol.1) 1976年1998年。全263号。スパイダーマンの第二のレギュラーシリーズ。
(Vol.2) 2003年2005年。全27号。
Web of Spider-Man
(Vol.1) 1985年1995年。全129号。スパイダーマンの第三のレギュラーシリーズ。
(Vol.2) 2009年2010年。全12号。
Peter Parker: Spider-Man
(Vol.1) 1990年1998年。全98号。スパイダーマンの第四のレギュラーシリーズ。
(Vol.2) 1999年2003年。全57号。
アルティメット スパイダーマンUltimate Spider-Man
2000年、連載が長期化し複雑になりすぎたため、メインシリーズの設定をリセットして0から始められた新シリーズ。アルティメット・マーベルの作品の一つ。
2011年6月の第160号でUltimate世界のピーターパーカーは戦死。新シリーズ「Ultimate Comics: Spider-Man」ではヒスパニック系の黒人の少年マイルズ・モラレス(Miles Morales)が新スパイダーマンになった。
Avenging Spider-Man
2011年2013年。全24号。スパイダーマンと他のヒーローがチームを組んで事件を解決するシリーズ。
The Superior Spider-Man
2013年に創刊。The Amazing Spider-Manの終了を受けて始まったシリーズ。
Superior Spider-Man Team-Up
2013年に創刊。毎回他のヒーローやヴィランが登場するシリーズ。
スパイダーバース
2014年2015年

翻訳[編集]

スパイダーマン
光文社刊。小野耕世監修による一番古い邦訳版。全8巻で、第1巻にはオリジン(原点)が収録されている。これ以降の邦訳版は、通常のアメコミと同じくB5サイズで発行されたが、本シリーズでは一般の日本の漫画と同じく単行本サイズで発売され、各巻最初の10ページ程がカラーで、後は白黒で印刷されていた。他に『ファンタスティック・フォー』や『キャプテン・アメリカ』なども同じシリーズで発行された。
ポップコーン
光文社刊。日本の漫画とアメコミを掲載した隔月刊漫画雑誌で、上記の単行本に続き、複数のアメコミの邦訳版が掲載された(邦訳版の『X-MEN』は、この雑誌の創刊号が初収録となる)。全6号の内4号にスパイダーマンが登場。
スパイダーマン
集英社刊。アメリカ建国200年となる1976年に、アメリカ文化の紹介として短期集中で週刊プレイボーイに連載された。ヒューマン・トーチやクレイブン、バルチャーとの戦いが描かれる。訳者は滝沢解
マーヴルクロス
小学館プロダクション刊。マーベルコミックスの作品を収録した月刊誌で、1996年から刊行された(現在は休刊)。スパイダーマンは、個人誌が収録されている他、『インフィニティ・ガントレット』などのクロスオーバーにも登場している。
エイジ・オブ・アポカリプス
小学館プロダクション刊。基本的には、X-メン関係を収録している。『マーヴルX(クロス)』で全滅した、X-メンの続編に当たる(パラレルワールドが舞台となる)。ピーターは死亡しており、登場しない。グウェン・ステイシーが登場する他、ハルクやアイアンマン、ホークアイ、デアデビルなどが登場する(ただし、彼らは本筋には絡んでいない)。
オンスロート
小学館プロダクション刊。基本的には、X-メン関係を収録している。スパイダーマン(ベン・ライリー)は、個人誌(ピーターとメリージェーンも登場)の他、終盤のクロスオーバーにも登場している(ほぼ全てのマーベルヒーローが巻き込まれている)。
DC vs マーベル
ジャイブ刊。DCとマーベルの大規模クロスオーバー。マーベルユニバースの運命をかけ、スパイダーマン(ベン・ライリー)は、DCのスーパーボーイと対決した。
『アメコミ&ムービー・スーパーガイド』
新潮社刊。次項の『アルティメット』の刊行に先立って発行された解説本。綴じ込み付録として「the amazing spider-man #36」が収録されている。このエピソードは通称「スパイダーマン911」と呼ばれ、アメリカ同時多発テロ事件をリアルタイムで扱った唯一のアメコミ作品である。
アルティメット スパイダーマン
新潮社刊。『Ultimate Spider-Man』の邦訳版(11巻で出版を中断している)。

翻案[編集]

スパイダーマン
作画:池上遼一別冊(月刊)少年マガジン、1970年1月号〜1971年9月号
毎号100頁で連載された。マーベルの正式な許諾を受けての翻案であるため、コスチュームは米国版(オリジナル版)と同じである。内容は、日本の社会情勢に合わせたために独特の(一般に「暗い」「救いがない」と言われる)世界観であった。おばさんと二人暮しの日本の高校生、小森ユウがスパイダーマンになる。初期の設定は原作にごく近い。
前半は、アメリカンコミックスに造詣の深い映画評論家の小野耕世がストーリー・ライターを務め、リザードやエレクトロ、ミステリオなど、米国版通りのヴィランが登場した。コスチュームや外見は同じだが、顛末などが異なる(上記の通り、暗い)。
後半は、平井和正をストーリー・ライターに迎え、さらに独自性を増した。平井は、自らの短編小説(作家デビュー前に書いたノンSF作品1篇を含む)を「冬の女」「ストレンジャース」に転用した。その一方で、主人公の輸血を受けた人間が超能力を持つ「スパイダーマンの影」や、超能力者の残留思念が人を襲う「虎を飼う女」を、代表作の1つである小説『アダルト・ウルフガイ』シリーズに転用している。また、「金色の目の魔女」はヒーローものの要素を排した短編小説「魔女の標的」に改作している。
スパイダーマンJ
作画:山中あきら。月刊コミックボンボン、2004年9月号〜2005年11月号。
蜘蛛の特殊能力を発揮できる小学生天野翔がスパイダーマンJとして活躍する王道的な活劇。ピーターと思わしき人物が登場している他、単行本の書き下ろしページで、アメリカのスパイダーマンと会話している。本編中では、ブレイドファンタスティック・フォーと共演している。

小説[編集]

原書[編集]

『THE AMAZING SPIDER-MAN IN MAYHEM IN MANHATTAN』
著者:Len Wein and Marv Wolfman
ノベライズではなく、オリジナル小説。シリーズ第1巻。ドクター・オクトパスが登場する。
『CRIME CAMPAIGN』
著者:Paul Kupperberg
シリーズ第8巻。キングピン、シルヴァーメインが登場する(2~7巻は、他のマーベルヒーローが主人公)。
『MURDERMOON』
著者:Paul Kupperberg
ハルクとの共演作。

翻訳[編集]

『驚異のスパイダーマン』
早川書房刊。『THE AMAZING SPIDER-MAN IN MAYHEM IN MANHATTAN』の翻訳。訳者は宇佐川晶子。解説者はLEO。
解説では、スパイダーマンについての簡単な説明がある。
『驚異のスパイダーマン2』
早川書房刊。『CRIME CAMPAIGN』の翻訳。訳者は宇佐川晶子。解説者は白川星紀。
解説では、ガールフレンドについての説明がある。「本文中に、グウェン・ステイシーの名が出てこないのは、その死が、ピーターの心に重くのしかかっているからではないか?」と解説者が推測している。
『超人ハルク対スパイダーマン』
早川書房刊。『MURDERMOON』の翻訳。訳者は宇佐川晶子。解説者は白川星紀。
解説では、ハルクについての簡単な説明がある。

映画[編集]

『スパイダーマン』シリーズ

『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ

マーベル・シネマティック・ユニバース

アニメ作品

スパイダーマンの設定は「実写では再現不可能」と言われていたが、映画『スパイダーマン』は当時のCG技術を結集させ、再現に成功した。実写映画シリーズは3で完結する予定が好評のため4〜6の製作が発表されたが、学生期を描く作品にするため、ソニーピクチャーズはサム・ライミトビー・マグワイアを降板にし、新たなリブート作品『アメイジング・スパイダーマン』を制作する事を発表した。同作以降は3D映画として公開されている。『アメイジング・スパイダーマン』も続編2作品とスピンオフ作品の制作が予定されていたが、2作目の興行収入が配給側の予想を大きく下回った影響もあり、ソニー・ピクチャーズは当初の予定を変更してマーベル・スタジオウォルト・ディズニー・スタジオ)とのパートナーシップを締結し、『マーベル・シネマティック・ユニバース』の新シリーズとして再びシリーズをリブートすることが決定。『アメイジング・スパイダーマン』シリーズは事実上の打ち切りとなったが、新シリーズの単独映画の配給はソニーが引き続き担当する。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)が新スパイダーマンのデビュー作となり、2017年には新シリーズ第1作となる『スパイダーマン:ホームカミング』、2019年には『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が公開された。MCUでもスパイダーマンの登場に合わせ、『アイアンマン2』や『アベンジャーズ』の展開を基にした新設定が加えられた。

テレビドラマ[編集]

製作は実写映画シリーズと同じColumbia Pictures1977年から1979年にかけてアメリカで放映された。全15話。
ヴィランを含む主要キャラがほとんど登場しないなど原作とは大幅な改変が行われている。日本では枠の長い3作がビデオ発売され、第1作は劇場公開もされた。主演はニコラス・ハモンド
東映がマーベル・コミックのキャラクターを借りて日本向けに完全新作として制作した特撮テレビドラマシリーズ。1978年5月17日から1979年3月14日にかけて東京12チャンネル(後のテレビ東京)で放送され、1978年7月22日には劇場版も公開された。巨大変形ロボット「レオパルドン」も登場する。
2005年12月9日にはDVD-BOXが発売され、2009年3月5日からはマーベル・コミック公式サイトにて無料配信が開始された。

アニメ[編集]

ゲーム[編集]

  • スパイダーマン MD(1991年10月18日)
セガゲームスから発売された。天井や壁に張り付くことができる[14]。ただし、張り付いている間、プレイヤーはボタンを押し続けている必要がある(ボタンから指を離すと、スパイダーマンも地面に降りる)。
最高の難易度である「ナイトメア」に設定すると、常にヴェノムが登場し、邪魔をしてくる。ヴェノムのHPは高く、強敵である。
悪く言えば単調なゲーム性であるが、それでも良く言えば原作の再現度が高いオーソドックスなアクションゲームであり、スパイダーマンの正体がカメラマンであることから着想を得たミニゲーム要素もあってゲームとしての評価は決して低くはない[14]
スパイダーマンの他に操作キャラクターとしてサブマリナーブラックキャット、ホークアイが用意されており、4人までの同時プレイが可能。
通常のベルトスクロールアクションゲームと同じように操作キャラクターが大きく表示されるモードと操作キャラクターが縮小して表示され広い画面内を動き回るモードが、シーンによって切り替わるという特色がある。
エポックから発売された。壁をよじ登ったり、天井に張り付いたり、ウェブにぶら下がって高速移動したりできる。ウェブを飛ばして攻撃することも出来る。
  • MAXIMUM CARNAGE スパイダーマン&ベノム カーネイジの逆襲 MD(1995年5月26日)
アクレイムジャパンから発売された。スパイダーマンとヴェノムを操作してカーネイジを倒すベルトスクロールアクションである。難易度はかなり高い。MD末期に登場したためか流通量が非常に少なく、現在入手は非常に困難である。
サクセスから発売されたTPS視点のアクションアドベンチャーゲーム。廉価版も『SuperLite 1500シリーズ SPIDER-MAN』というタイトルで発売。
  • スパイダーマン GBC(2001年4月27日)
サクセスから発売された。多少の変更はあるものの、上記PS版と本筋は変わらない。
サクセスから発売された。複数のヴィランを従えたミステリオとの対決を描いている。
サクセスから発売された。2001年4月26日発売のスパイダーマン(PS)の続編。複数のヴィランを従えたエレクトロとの対決を描いている。
カプコンより発売された映画版を基にした作品。映画には登場しないヴィランも登場する。
タイトーより発売された映画版を基にした作品。映画には登場しないヴィランも登場する。
タイトーより発売された。ヴェノムと化したエディ・ブロックとの戦いをメインとして描いている。
アクティビジョンより発売された映画版を基にした作品。映画には登場しないヴィランも多数登場する。
映画版を基にしたスクウェア・エニックス発売のオープンワールド作品。海外ではXbox 360Xbox Oneでも発売した。
インソムニアックゲームズ開発、SIE発売のオープンワールド作品。街中をウェブ・スイングによって自由に駆け回ることができる。
  • 以下はスパイダーマンが登場するマーベルのゲームなど。

その他のメディア[編集]

ボードゲーム[編集]

  • スパイダーマン THE GAME OF THE AMAZING SPIDER-MAN(1984年)
ツクダホビーより販売。
プレイヤーは2名で、それぞれがピーター・パーカー(スパイダーマン)、ヴィランを担当する。
登場するヴィランは、グリーンゴブリン、サンドマン、ドクター・オクトパス、キングピン、クモ殺しロボット(スパイダースレイヤー)。
第三勢力として、警官隊も登場する(スパイダーマンが標的になる場合もある)。
デザイナーのリプセット.Eは、「犯罪現場にスパイダーマンが登場すると、ヴィランは逃亡よりも戦闘を優先する。彼らは、どうやって生計を立てているのか?」と疑問を呈している。

アトラクション[編集]

舞台[編集]

2011年6月14日、ブロードウェイにて『 Spider-Man Turn Off The Dark 』の題で初演された。
ピーター・パーカー(スパイダーマン)役はリーヴ・カーニー、メリー・ジェーン・ワトソン役はジェニファー・ダミアーノが務める。音楽は、U2ボノジ・エッジが担当する。[† 4]

当初の上演開始は2010年12月を予定していたが、主要スタッフ・キャストのケガ発生、資金の不足等々問題が重なり、6回ほど延期された。[† 5]

配信元[編集]

日本国内 インターネット / 放送期間および放送時間
配信期間 配信サイト 備考
2017年2月27日- U-NEXT[15] 見放題 初回31日間無料

文化的影響[編集]

  • フリークライマーのアラン・ロベールは、高層ビルに命綱無しで登ることから「スパイダーマン」と呼ばれている。
  • レーシングドライバーのガブリエル・タルキーニはスパイダーマンのファンで、白地に蜘蛛の巣をデザインしたヘルメットを使用している。
  • レーシングドライバーのエリオ・カストロネベスは、レースに優勝するとよく観客席の金網によじ登るパフォーマンスを見せることから、ファンや関係者から「スパイダーマン」と呼ばれている。
  • 歌舞伎役者の中村獅童はスパイダーマンのファンで、映画のプロモーションの際、スパイダースーツを着て協力し、『アメイジング・スパイダーマン2』の日本語吹替え版ではエレクトロの声を担当した。また舞台のカーテンコールで、蜘蛛糸を投げスパイダーマン・パフォーマンスすることもある。
  • DJ OZMA2007年9月ユーロビートソング「Spiderman」を発表している(マーク・フォスターのカバー曲。原曲は『VIP MEGA EUROSTAR 3rd Stage』などに収録されている)。
  • 小林よしのりの漫画『おぼっちゃまくん』の「シンパイダーマン」というキャラクターは、スパイダーマンのパロディである。
  • アメリカでは、スパイダーマンに似たカラーリングのレッドヘッドロックアガマというトカゲがペットとして人気である。
  • オーストラリアの学生によって『Italian Spiderman』というパロディ動画が作られ、動画共有サイトで人気を集めている。
  • スパ淫ダーマン』(原題:Spiderbabe)は、スパイダーマンをパロディにしたポルノ映画である。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ ただし、この台詞は“Amazing Fantasy”#15に掲載されていたキャプションであり、近年ではベンの台詞となっている。
  2. ^ 『X-メン:ゼロ・トレランス』(小学館プロダクション)第3巻では、バスチオンに反抗している。バスチオンは、アメリカ政府と手を結んで「ミュータント抹殺作戦」を実行している人物(オリジナルは『THE UNCANNY X-MEN』#346)。
  3. ^ 『オンスロート』(小学館プロダクション)第3巻では、部下から信頼されている様子を見せている。この時、ニューヨークはオンスロートにより壊滅の危機にあったが、記者たちは精力的に取材を続けている(オリジナルは『THE AMAZING SPIDER-MAN』#415)。
  4. ^ ミュージカル版「スパイダーマン」、ブロードウェーで上演へ(asahi.com、2010年8月11日)
  5. ^ 問題続きの舞台版「スパイダーマン」、新監督迎え6月から本公演(asahi.com、2011年4月19日)

出典[編集]

  1. ^ Amazing Spider-Man Annual Vol 1 #1,1964年10月
  2. ^ Spider-Man gathering of five
  3. ^ marvel universe wiki
  4. ^ Amazing Spider-Man #71
  5. ^ Amazing Spider-Man #588,2009
  6. ^ Amazing Spider-Man Vol 1 #700.4,2014
  7. ^ Wright, Bradford W. (2001). Comic Book Nation. Johns Hopkins Press : Baltimore. ISBN 0-8018-7450-5. 
  8. ^ “Why Spider-Man is popular.”. http://abcnews.go.com/Entertainment/story?id=101230&page=1 2010年11月18日閲覧。 
  9. ^ メディアによって、この強盗事件を見逃した経緯は違い、2002年の映画版では仕事の報酬を口実で値切られたことに嫌悪を表して、そこで起きた強盗を仕返しの感情で見逃した。
  10. ^ 『スパイダーマン パーフェクト・ガイド』(小学館プロダクション)P82〜83
  11. ^ a b 『驚異のスパイダーマン2』(ハヤカワ文庫Jr10)の解説P254〜255
  12. ^ 小野耕正著『アメリカン・コミックス大全』(晶文社)177、181頁
  13. ^ a b 『スパイダーマン パーフェクト・ガイド』(小学館プロダクション)P16〜17
  14. ^ a b 株式会社QBQ編 『懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !!』マイウェイ出版発行、2018年。ISBN 9784865118704 p85
  15. ^ U-NEXT

外部リンク[編集]