ピーター・ダットン
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| ピーター・ダットン Peter Dutton | |
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 2024年 | |
| 生年月日 | 1970年11月18日（54歳） |
| 出生地 |
 オーストラリア クイーンズランド州ブリスベン |
| 出身校 | クイーンズランド工科大学 |
| 所属政党 | 自由党 |
| 配偶者 | キリリー・ブランビー（2003年結婚） |
| 子女 | 3 |
| 宗教 | キリスト教カトリック |
| サイン |
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| 公式サイト | Peter Dutton |
| 内閣 | 第2次モリソン内閣 |
| 在任期間 | 2021年3月30日 - 2022年5月23日 |
| 内閣 |
第2次ターンブル内閣 第1次モリソン内閣 第2次モリソン内閣 |
| 在任期間 | 2017年12月20日 - 2021年3月30日 |
| 内閣 |
アボット内閣 第1次ターンブル内閣 第2次ターンブル内閣 |
| 在任期間 | 2014年12月23日 - 2018年8月21日 |
| 内閣 | アボット内閣 |
| 在任期間 | 2013年9月18日 - 2014年12月23日 |
| 内閣 | アボット内閣 |
| 在任期間 | 2013年9月18日 - 2014年12月23日 |
その他の職歴 | |
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オーストラリア 第28代 歳入大臣兼財務副大臣 （第4次ハワード内閣） （2006年1月27日 - 2007年12月3日） | |
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オーストラリア 第7代 労働力参加大臣 （第4次ハワード内閣） （2004年10月26日 - 2006年1月27日） | |
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オーストラリア 下院野党院内総務 （影のダットン内閣） （2022年5月30日 - 2025年5月3日） | |
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オーストラリア 下院与党院内総務 （第2次モリソン内閣） （2021年3月30日 - 2022年5月23日） | |
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オーストラリア 下院議員 ディクソン選挙区 当選回数 8回 （2001年11月10日 - 2025年5月3日） | |
 第18代 オーストラリア自由党党首（2022年5月30日 - 2025年5月3日） | |
ピーター・クレイグ・ダットン（英語: Peter Craig Dutton 、1970年11月18日 - ）は、オーストラリアの政治家。
国防大臣（第57代）、内務大臣（第32代）、移民・国境警備大臣（第32代）、保健大臣（第41代）、スポーツ大臣（第23代）、歳入大臣兼財務副大臣（第28代）、労働力参加大臣（第7代）、下院野党院内総務、下院与党院内総務、下院議員（8期）、オーストラリア自由党党首（第18代）を歴任。
来歴
[編集]2001年11月、クイーンズランド州ディクソン選挙区から下院議員に初当選。以後7期連続当選を果たす。
2022年5月、自由党が総選挙で敗北し、スコット・モリソン党首が辞任したことを受けて、ダットンは党首選への立候補を表明[1][2]。同年5月30日、無投票で自由党党首に選出され、直後に野党党首に就任した[3]。クイーンズランド州出身者としては初の自由党党首である[4]。
内務大臣在任中の2020年、移民拘禁制度に関する深刻な問題を指摘した報告書が提出されたが、ダットンがこれに対して十分な対応を取らなかったことが後に明らかになった[5]。 さらに2024年2月に公表された「リチャードソン・レビュー」[6][7] によって、大臣在職中にダットンが麻薬密輸や汚職などの犯罪行為が疑われる企業と数百万ドル規模の契約を主導していたこと、またそれが米国の制裁に反していた可能性があることが判明した[8]。
2025年5月の選挙で、クイーンズランド州ディクソン選挙区で24年間保持してきた議席を失い、オーストラリア史上初めて選挙で自身の議席を失った野党第一党の党首となった[9]。
政策・主張
[編集]アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領の影響を受けており[10]、強硬な右派と評されている[11]。
脚注
[編集]- ^ “Dutton will run for Liberal leader, Tehan and Andrews consider tilt”. Sydney Morning Herald (2022年5月22日). 2025年4月22日閲覧。
- ^ “Peter Dutton remains only candidate for Liberal leader, Sussan Ley and Jane Hume frontrunners for deputy”. ABCニュース (2022年5月24日). 2025年4月22日閲覧。
- ^ “Peter Dutton elected as opposition leader”. ABCニュース (2022年5月30日). 2025年5月7日閲覧。
- ^ “Extract Bad Cop Bad Cop: Peter Dutton’s Strongman Politics”. Australia Institute. 2024年9月10日閲覧。
- ^ Karp, Paul; correspondent, Paul Karp Chief political (2023年9月8日). “Home affairs under Peter Dutton was warned 'failing' immigration detention may have breached duty of care” (英語). The Guardian. ISSN 0261-3077 2024年2月21日閲覧。
- ^ Richardson, Dennis (2022年10月10日). “Review of Integrity Concerns and Governance Arrangements for the Management of Regional Processing Administration by the Department of Home Affairs”. Department of Home Affairs. 2024年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月16日閲覧。
- ^ Department of the Prime Minister and Cabinet (2024年2月12日). “Review of Integrity Concerns and Governance Arrangements for the Management of Regional Processing Administration by the Department of Home Affairs”. Department of the Prime Minister and Cabinet. 2024年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月16日閲覧。
- ^ McKenzie, Parker (2024年2月15日). “Scathing report puts Peter Dutton's Home Affairs tenure under scrutiny”. The New Daily. オリジナルの2024年2月15日時点におけるアーカイブ。 2024年2月15日閲覧。
- ^ “It took just over two hours to call time on Peter Dutton's two decades in federal politics”. ABCニュース. (2025年5月4日) 2025年5月4日閲覧。
- ^ a b 国本愛「「安物のトランプ」と批判浴び オーストラリア野党党首が落選確実」『毎日新聞』2025年5月3日。
- ^ a b c Katy Watson & Kelly Ng (2025年5月3日). “He wanted to be Australia's PM. But a 'Trump effect' thwarted Peter Dutton”. BBCニュース
- ^ 「オーストラリア総選挙、「トランプ関税」や原発など争点に3日投開票」『BBCニュース』2025年5月2日。
- ^ Olivia Ireland & David Crowe (2025年4月27日). “Peter Dutton brands ABC and The Guardian ‘hate media’”. ジ・エイジ
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