ピーシーデポコーポレーション

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株式会社ピーシーデポコーポレーション
PC DEPOT Corporation
PCデポ多摩ニュータウン店150920.JPG
PC DEPOT 多摩ニュータウン店
種類 株式会社
機関設計 監査役会設置会社[1]
市場情報
東証プライム 7618
1999年10月29日上場
略称 PC DEPOT、PCデポ
本社所在地 日本の旗 日本
220-0011
神奈川県横浜市西区高島一丁目2番5号
横濱ゲートタワー19階
設立 1994年8月11日
(株式会社ピーシーマーチャンダイズ)
業種 小売業
法人番号 3020001032707 ウィキデータを編集
事業内容 パソコン等販売事業
代表者 野島隆久(代表取締役社長)
資本金 47億3,761万円
(2016年4月1日現在)[2]
発行済株式総数 5,262万2,400株
(2016年10月1日現在)[3]
売上高 連結:517億8,400万円
単独:424億3,500万円
(2016年3月期)[4]
営業利益 連結:43億1,400万円
単独:33億6,900万円
(2016年3月期)[4]
経常利益 連結:43億6,600万円
単独:36億6,100万円
(2016年3月期)[4]
純利益 連結:28億6,700万円
単独:24億9,500万円
(2016年3月期)[4]
純資産 連結:216億5,600万円
単独:193億4,600万円
(2016年3月期)[4]
総資産 連結:352億7,500万円
単独:323億5,500万円
(2016年3月期)[4]
従業員数 連結:788人 単独: 637人
(2016年4月1日現在)[2]
決算期 3月末日
主要株主 ティーエヌホールディングス 20.62%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 10.89%
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 9.89%
野島隆久 9.66%
みずほ銀行 2.70%
(2016年3月31日現在)[3]
主要子会社 イージェーワークス 100%
株式会社ピーシーデポストアーズ 100%
関係する人物 野島隆久(創業者)
外部リンク https://www.pcdepot.co.jp/
特記事項:1999年4月に、現商号へ商号変更
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株式会社ピーシーデポコーポレーション: PC DEPOT Corporation、PCD)は、関東圏を中心に全国展開中の、パーソナルコンピュータなどを主に取り扱う家電量販店パソコンショップ

概要[編集]

郊外型店舗の一例「PC DEPOT 新座店」

神奈川県に本社を置き、同県および東京都を中心に全国に65店舗(2010年12月3日現在)展開しているが、近年ではスクラップアンドビルドを繰り返している。直営店(44店舗)は関東甲信越地方へのドミナント戦略を徹底しており、他地域へはフランチャイズによる出店(21店舗)を行っている。家電量販店やネット通販との競合を避けるため、高齢者や女性をターゲットに改装を進めている[5][6]

同業中堅のオーエー・システム・プラザとはかつて資本関係がありPC DEPOT傘下にあったが、2008年3月までに全株式を売却し、2012年にはPC DEPOTのフランチャイジー契約も終了し一部店舗は直営化した(直接引き継かず近隣に直営店舗を開店したものもある)。

現在は子会社であるピーシーデポストアーズ(旧・ピーシーデポ九州)が地方部の店舗を運営するほか、写真用品店チェーンのキタムラ三菱電機系のエンジニアリングサービス会社である西菱電機とフランチャイジーの契約を結んでいる。

また、パソコン修理事業「パソコンクリニック」を、PC DEPOT店舗のほか、一部のケーズデンキ店内でも展開している。

子会社のイージェーワークスを通じて、独立系インターネットサービスプロバイダの老舗「リムネット」の営業権を継承している。

代表取締役社長の野島隆久ノジマ代表執行役社長である野島廣司の実弟であるが、ノジマとPC DEPOTの間に法人としての提携関係はない。ただし、隆久とその親族の資産管理会社であるティーエヌホールディングス株式会社は、ノジマ第3位の大株主である。

沿革[編集]

高額サポート契約への批判[編集]

あるTwitterユーザーが2016年8月14日に「80過ぎの独居老人である父が、PCデポに毎月1万5千円の高額サポート契約を結ばされていた。解約に行ったら契約解除料10万円を支払わされた」とツイートしたことで、インターネット上で批判にさらされることになる[7]。具体的には、投稿者の父がノートPCをPCデポで購入した際、サポート契約をはじめとする端末付帯型の月額会員制保守サービス型商品「プレミアムサービス」と、それに付随する、不要なオプションサービス契約(iPad Airのリース、光回線契約など)を次々に結ばせ、端末付帯型の商品であることや解約手数料が高額になる点などを十分に説明せずに月々合計14,254円の支払いを請求したもので、投稿者が中途解約を申し出たところ、PCデポは「契約解除料と端末代金の残金」という名目で約20万円(ノートPC修理代金の残金、iPad AirとWi-Fiルーターの残債、光回線工事代金の残金と撤去費用、3年縛り違約金など)の支払いを求めたが、交渉(iPad AirとWi-Fiルーターの返却、光回線撤去費用および違約金の免除、事務手数料の免除などの要求)の末に10万円を払うことになったという[8]

これについて「相手が高齢者であるのをいいことに、本来必要ないサポート契約まで結ばせていた」などの批判が集まったことを受けて、同社では原則70歳以上の顧客が新規に「プレミアムサービス」に加入する場合は家族や第三者から確認を得ること、75歳以上の加入者については加入期間に関係なくコース変更および契約解除を無償で行うことなどを発表している[9][10]

2016年12月には、「消費者目線にたった事業活動を推進[11]」するため、元消費者庁長官阿南久ら3名の「外部の有識者」を含むアドバイザリーボードを設置した。

2017年11月、アドバイザリーボードはプレミアムサービスメンバーシップ プリンシプルを定め解散した。「サービス契約内容の分かりやすさの徹底」などが定められている。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ コーポレートガバナンス - 株式会社ピーシーデポコーポレーション
  2. ^ a b 会社概要”. 株式会社ピーシーデポコーポレーション (2016年4月1日). 2016年8月23日閲覧。
  3. ^ a b 株式の状況”. 株式会社ピーシーデポコーポレーション (2016年10月1日). 2016年10月13日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 平成28年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) (PDF)”. 株式会社ピーシーデポコーポレーション (2016年5月10日). 2016年8月23日閲覧。
  5. ^ PCデポ、パソコン売れなくても最高益の秘密|日経カレッジカフェ 日経電子版(2014年12月19日)2016年8月23日閲覧
  6. ^ ココに行けばお悩み解決!「儲かる駆け込み寺」 TBSがっちりマンデー!! 2016年5月1日放送分 2016年8月23日閲覧
  7. ^ PCデポのサポート契約解除料が「10万円」!? 批判殺到でコメント「改善策を検討」”. 弁護士ドットコム (2016年8月16日). 2016年8月18日閲覧。
  8. ^ “PCショップ「PCデポ」高齢者相手の高額サポートで批判 月々1万5000円、契約解除に20万円”. ねとらぼ (ITmedia). (2016年8月16日). http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1608/16/news108.html 2016年8月18日閲覧。 
  9. ^ “弊社プレミアムサービスご契約のお客様対応に関するお知らせformat=PDF” (プレスリリース), ピーシーデポコーポレーション, (2016年8月17日), http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1396227 2016年8月18日閲覧。 
  10. ^ “高齢者サポートで炎上のPCデポが謝罪 今後は75歳以上の契約解除を無償に”. ねとらぼ (ITmedia). (2016年8月17日). http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1608/17/news110.html 2016年8月18日閲覧。 
  11. ^ 2016年12月07日 2017年3月期 ピーシーデポコーポレーション月次報告(11月度)

外部リンク[編集]