ピンク・バブルズ・ゴー・エイプ
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『ピンク・バブルズ・ゴー・エイプ』 | ||||
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ハロウィン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | PUK-Studios(デンマーク) | |||
ジャンル |
ヘヴィメタル メロディックスピードメタル | |||
レーベル |
EMI ビクターエンタテインメント | |||
プロデュース | クリス・タンガリーディス | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ハロウィン アルバム 年表 | ||||
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『ピンク・バブルズ・ゴー・エイプ』収録のシングル | ||||
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『ピンク・バブルズ・ゴー・エイプ』(Pink Bubbles Go Ape)は、ドイツのヘヴィメタルバンド、ハロウィンが1991年に発表したアルバム。
概要
[編集]これまでバンドのリーダーであったカイ・ハンセンが脱退し、後任にローランド・グラポウを迎え製作された最初の作品。 プロデューサーにクリス・タンガリーディスを迎え製作が開始されたが、途中でクリスとバンド(主にヴァイカート)の意見の相違が表面化し、クリスが降板。後任に顔馴染みのトミー・ハンセンを急遽迎え、完成に漕ぎつけた。 前作発表時まで在籍していたノイズ・レコードとEMIの間で法廷闘争が巻き起こり、日本とイギリス以外では1年間発売が延期されている。バンド自体も1991年いっぱいの活動を休止していた。
収録楽曲はキスクの発言力が大きくなったことも影響し(プロデューサーのクリスとも信頼しあっていた)、前作及び前々作のようなメロディック・スピードメタル的な方向性の楽曲は少なくなり、ポップでユニークな楽曲が多数を占めている。また速弾きに長けたローランドの加入により、テクニカルなギターソロ及びフレーズも全体的に増加している。日本、イギリス以外での1年間の発売延期も影響し、ヨーロッパ諸国での売り上げは芳しくなかった。
収録曲
[編集]- ピンク・バブルズ・ゴー・エイプ Pink Bubbles Go Ape
- (作詞・作曲:Michael Kiske / 編曲:CHRIS TSANGARIDES)
- キッズ・オブ・ザ・センチュリー Kids of the Century
- (作詞・作曲:Michael Kiske / 編曲:CHRIS TSANGARIDES)
- バック・オン・ザ・ストリーツ Back On The Streets
- (作詞:Michael Kiske / 作曲:Roland Grapow / 編曲:CHRIS TSANGARIDES)
- ナンバー・ワン Number One
- (作詞・作曲:Michael Weikath/ 編曲:CHRIS TSANGARIDES)
- ヘヴィ・メタル・ハムスターズ Heavy Metal Hamsters
- (作詞:Michael Weikath・Michael Kiske / 作曲:Michael Weikath / 編曲:HELLOWEEN)
- ゴーイング・ホーム Goin' Home
- (作詞・作曲:Michael Kiske / 編曲:CHRIS TSANGARIDES)
- サムワンズ・クライング Someone's Crying
- (作詞・作曲:Roland Grapow / 編曲:CHRIS TSANGARIDES)
- マンカインド Mankind
- (作詞:Michael Kiske / 作曲:Roland Grapow / 編曲:CHRIS TSANGARIDES)
- アイム・ドゥーイン・ファイン-クレイジー・マン I'm Doin' Fine, Crazy Man
- (作詞:Michael Kiske / 作曲:Roland Grapow / 編曲:HELLOWEEN)
- チャンス The Chance
- (作詞・作曲:Roland Grapow / 編曲:CHRIS TSANGARIDES)
- ユア・ターン Your Turn
- (作詞・作曲:Michael Kiske / 編曲:CHRIS TSANGARIDES)
- シット・アンド・ロブスター Shit And Lobster ※
- (作詞・作曲:Markus Grosskopf / 編曲:CHRIS TSANGARIDES)
※日本盤ボーナストラック
エクスパンディッド・エディション・ボーナス・トラック
[編集]- ブルー・スウェード・シューズ Blue Suede Shoes
- 5thシングル「Kids of the Century」のC/W
- シット・アンド・ロブスター Shit And Lobster
- 5thシングル「Kids of the Century」のC/W
- ハンブルクの散歩道 Les Hambourgeois Walkways
- 6thシングル「Number One」のC/W
- ユー・ラン・ウィズ・ザ・パック You Run With The Pack
- 6thシングル「Number One」のC/W
参加ミュージシャン
[編集]- マイケル・キスク - vocals
- マイケル・ヴァイカート - guitar
- ローランド・グラポウ - guitar
- マーカス・グロスコフ - bass
- インゴ・シュヴィヒテンバーグ - drums