ピルビン酸デヒドロゲナーゼ
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ピルビン酸デヒドロゲナーゼ(pyruvate dehydrogenase, PDH)は、ピルビン酸のカルボキシ基を酸化して二酸化炭素を生じる反応を触媒する酸化還元酵素である。
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ピルビン酸
用いる電子受容体によって以下の表のように分類されている。
IUBMB名称 | EC番号 | 電子受容体 | 備考 |
---|---|---|---|
ピルビン酸デヒドロゲナーゼ (NADP+) | 1.2.1.51 | NADP+ | アセチルCoAを生じる |
ピルビン酸デヒドロゲナーゼ (アセチル基転移) | 1.2.4.1 | リポイルリシン | ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体の構成因子 |
ピルビン酸デヒドロゲナーゼ (キノン) | 1.2.5.1 | ユビキノン | 酢酸を生じる |
また以下の酵素も名称は異なるが同様の反応を触媒する。
IUBMB名称 | EC番号 | 電子受容体 | 備考 |
---|---|---|---|
ピルビン酸シンターゼ | 1.2.7.1 | フェレドキシン | アセチルCoAを生じる |
ピルビン酸オキシダーゼ | 1.2.3.3 | 分子状酸素 | アセチルリン酸を生じる |
外部リンク
[編集]ウィキメディア・コモンズには、ピルビン酸デヒドロゲナーゼに関するメディアがあります。