ピラゾロン

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3-ピラゾロン
5-ピラゾロン

ピラゾロン (pyrazolone) は複素環式化合物に分類されるγ-ラクタム(五員環のラクタム)でカルボニル基を有する化合物。ピラゾリンの水素基の一つがカルボニル基に置換した構造を有し、3-ピラゾロン5-ピラゾロンが存在する。

合成[編集]

主にホルミル酢酸エチルヒドラジンより生成する。

性質[編集]

結晶は針状で、有機物では珍しくに可溶である。主な用途は、ピラゾロン染料の原料になる。

誘導体は主に解熱鎮痛剤として用いられるアンチピリンメタミゾールフェニルブタゾンクロフェゾンなどがある。

フェニルピラゾロン誘導体は、ピラゾロン誘導体にフェニル基の構造が付加された化合物のことである[1]アンチピリンアンピロンなどが該当する。フェニルピラゾロン誘導体は、日本の競馬における禁止薬物(競走馬理化学研究所#日本の競馬における禁止薬物一覧参照。)に含まれている。

脚注[編集]

  1. ^ http://www.patentjp.com/08/L/L100207/DA10014.html

関連項目[編集]

外部リンク[編集]