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ピューマ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ピューマ属
地質時代
新生代新第三紀鮮新世
- 第四紀完新世(現世)
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: 食肉目 Carnivora
: ネコ科 Felidae
亜科 : ネコ亜科 Felinae
: ピューマ属 Puma
学名
Puma
Jardine, 1834[1]
タイプ種
Felis concolor
Linnaeus, 1771[1]
和名
ピューマ属[2]
下位分類群(
ピューマ属の生息図
黄:ピューマのみ、緑:ジャガランディのみ(目撃例は非常に稀)、黄緑:両種

ピューマ属(ピューマぞく、学名Puma)は、ピューマ模式種とするアメリカ大陸ネコ科動物の一分類群(1)。分類体系によってはジャガランディを含めて2からなるが[1]、後者をジャガランディ属(Herpailurus)として別属に分ける説もある[3]

ピューマは南北アメリカ大陸に広く、ジャガランディは中央アメリカ南アメリカ大陸の広範な地域に分布する。

系統の問題

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ピューマとジャガランディの分化新生代第四紀更新世中期イオニアンen)の頃と考えられているため、ピューマ属の出現はこれに先立つ時代に求められる。

系統分類学の新たな知見によれば、北アメリカ大陸で進化してきたピューマ属は、かつてユーラシア大陸熱帯温帯の平原に広く分布していたチーター属genus Acinonyx。現生はチーターのみ)と、祖先を共有しているとされている。 ネコ科の揺籃地はユーラシアであるが、本件における両属の共通祖先が棲息していたのがユーラシアであったのか北アメリカであったのかは、まだ解明されていない。共通祖先がユーラシアからベーリング地峡を通って北アメリカに渡る以前に両属の分化があったのか、北アメリカに渡った共通祖先から両属が分岐した上でチーター属のみがユーラシアへも分布を拡げてむしろそこで繁栄を遂げたのか、はたまたそのいずれでもないのかは、現在、研究者の間で見解が分かれているところである。

なお、現在確認されている化石からは、チーター属は約250万年前から約220万年前にかけての時代(新生代第四紀更新世前期ジェラシアン)の中国大陸においてすでに棲息していたことが判っている。したがって、ピューマ属の出現もその頃まで遡らなければ、系統進化の上で整合性が得られない。

関連項目

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出典

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  1. 1 2 3 W. Christopher Wozencraft (2005). “Order Carnivora”. In Don E. Wilson & DeeAnn M. Reeder (eds.). Mammal Species of the World: A Taxonomic and Geographic Reference (3rd ed.). Johns Hopkins University Press. pp. 532–628.
  2. 川田伸一郎・岩佐真宏・福井大・新宅勇太・天野雅男・下稲葉さやか・樽創・姉崎智子・横畑泰志世界哺乳類標準和名目録」『哺乳類科学』第58巻 別冊、日本哺乳類学会、2018年、1-53頁。
  3. Kitchener A. C., Breitenmoser-Würsten Ch., Eizirik E., Gentry A., Werdelin L., Wilting A., Yamaguchi N., Abramov A. V., Christiansen P., Driscoll C., Duckworth J. W., Johnson W., Luo S.-J., Meijaard E., O’Donoghue P., Sanderson J., Seymour K., Bruford M., Groves C., Hoffmann M., Nowell K., Timmons Z. & Tobe S. (2017). “A revised taxonomy of the Felidae. The final report of the Cat Classification Task Force of the IUCN/SSC Cat Specialist Group”. Cat News Special Issue 11, pp. 1-80.

外部リンク

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