ビーンズドーム

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ビーンズドーム
地図
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ビーンズドームは、兵庫県三木市三木総合防災公園にある屋内総合テニス場

沿革[編集]

概要[編集]

  • 屋内テニス場即製立体トラスを使用したドームとしては日本最大である。また、ドーム内には国際試合に対応した1500人収容のセンターコートと8面のサブコートがあり、素材は全てハードコートである。災害時は、応急活動要員の宿泊や救護物資の集積に使われる。東日本大震災では実際に兵庫県における救援物資の集積・仕分作業の拠点として災害支援活動に貢献した。[3]
  • なお、2008年12月から2012年3月までの命名権スポンサーにブルボンが決定し、その期間の名称は「ブルボン ビーンズドーム」となる。その後2018年3月まで更新されている。施設の状況としては、使用者の多くが
  • 設計 建築 遠藤秀平建築研究所
  • 構造 デザイン・構造研究所
  • 設備 設備技研 GE設備計画
  • 施工 鹿島・安藤・アイサワ・丸正・平尾特別共同企業体
  • 敷地面積 1,124,000 m2
  • 建築面積 16,167 m2
  • 延床面積 16,167 m2
  • 階数 地上1階
  • 構造 鉄骨造(立体トラス) 一部RC造
  • 工期 2005年11月~2007年10月


施設の状況としては、使用者の多くが掃除の不足や、雨漏り、一部のコートが木の根によって盛り上がっているなど、おおくの苦情があるが、現状としては、ほぼ放置されている。実際に様々な大会の期間中に数ミリ程度の雨でも屋上から数箇所の雨漏りが発生し、試合を止めなければならないという欠陥性が高い。2013年のJTA神戸オープンの期間中には雷雨の中で屋上より滝のように雨が漏れ出し全てのコートが使用不可となるなどインドアコートでは考えられないほどの尋常ではない設備の欠陥性を露呈させている。


また飲食スペースがかなりの手狭であり、周辺にも店舗がないため、大会に来場した観客には、その立地の悪さと不便さも指摘されている。

主な受賞[編集]

  • 2008年 屋上・壁面・特殊緑化技術コンクール 環境大臣賞(都市緑化技術開発機構)
  • 2009年 都市公園コンクール 国土交通大臣賞 (日本公園緑地協会)
  • 2009年 第7回環境・設備デザイン賞 (社団法人建築設備総合協会)
  • 2009年 グリーングッドデザイン賞(アメリカ)
  • 2011年 ARCHIP Architectural Award 2009(ロシア)
  • 2011年 IOC/IAKS AWARD :SILVER,DISTINCTION(IOC/IAKS)
  • 2012年 公共建築賞 優秀賞(公共建築協会)

周辺の施設[編集]

周辺の道路[編集]

アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ “Draw for 2012 Fed Cup to be held on 17 July”. fedcup.com. http://www.fedcup.com/en/news/articles/draw-for-2012-fed-cup-to-be-held-on-17-july.aspx 2011年7月14日閲覧。 
  2. ^ 兵庫ノアチャレンジャー 公式サイト”. 2019年8月24日閲覧。
  3. ^ . http://www.bourbon.co.jp/static/pdf/bourbonbeansdomenamingrights.pdf 

外部リンク[編集]

座標: 北緯34度46分56.2秒 東経135度2分38秒 / 北緯34.782278度 東経135.04389度 / 34.782278; 135.04389