ビュイック・ランデヴー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ランデヴー (RENDEZVOUS) は、GMが製造、ビュイックブランドで販売されていた自動車である。

概要[編集]

ランデヴー
前期型
後期型
概要
販売期間 2002-2007年
ボディ
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドアSUV
駆動方式 FF/AWD
パワートレイン
エンジン 3.4/3.5/3.6L V6
変速機 4/6AT
車両寸法
ホイールベース 2,845mm
全長 4,740mm
全幅 1,870mm
全高 1,750mm
車両重量 1,825-1,938kg
その他
姉妹車 ポンティアック・アズテック
系譜
後継 ビュイック・エンクレイブ
テンプレートを表示

2001年春、2002年モデルとして発売。プラットフォームは、第二世代 GM Uプラットフォームをショートホイールベース化したものが使用された。

ミニバン高級乗用車SUVを融合した車両とされ、3列シート7人乗りとなっているほか、乗り心地において同車の高級セダンパークアベニューベンチマークとし、全グレードにおいてインディペンデント・リアサスペンションが採用された。

横置きV型6気筒の 3.4L LA1型および3.6L LY7型ガソリンエンジンが搭載され、4速オートマチックトランスミッションが組み合わされる。また、駆動方式は前輪駆動と、バーサ・トラック式四輪駆動システムが選択できる。

2003年モデルのマイナーチェンジで、フロントターンシグナルレンズがクリア化されたほか、本革シートなどを採用した最上級グレードの「Ultra」が追加された。また、リアコンビランプのデザインにも小変更が施された。

2004年モデルからは、当初四輪駆動モデルのみであった「Ultra」に、前輪駆動モデルが追加された。

また、最終モデルとなった2007年モデルには、四輪駆動が用意されず、前輪駆動のみがラインアップされた。

2007年、北米向けの生産が終了。後継モデルはエンクレイブである。生産はメキシコのラモス・アリスペ組立工場において行われた。販売は、アキュラ・MDXなどのライバル車よりも安価であったため、好調に終わった[1]

車名[編集]

「ランデヴー (RENDEZVOUS」は、「待ち合わせ、会合」という意味のフランス語である。

参照[編集]

  1. ^ 台湾向けは現在でも生産販売されている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]