ビブリオバトル

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ビブリオバトルBibliobattle)は、京都大学から広まった輪読会・読書会、または勉強会の形式で「知的書評合戦」とも呼ばれている。

歴史[編集]

2007年に京都大学情報学研究科共生システム論研究室の谷口忠大によって考案され、2008年に谷口が立命館大学助教となると、研究室の有志によって運営が続けられた。その後、京都大学の総合人間学部や大阪大学[1][2]など各地に広がっていった[3]。共生システム論研究室では開始当初よりYouTubeを用いた各発表の公開が行われている。

2010年にビブリオバトル普及委員会が発足。同年より、大学生・大学院生を対象にした全国大学ビブリオバトル(旧称・ビブリオバトル首都決戦)が開催されている。

公式ルール[編集]

  1. 発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる。
  2. 順番に一人5分間で本を紹介する。
  3. それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う。
  4. 全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員一票で行い、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする。
— ビブリオバトル普及委員会、ビブリオバトル公式ルールより

全国大学ビブリオバトル[編集]

日本全国の大学生・大学院生によるビブリオバトルの祭典。2010年から2013年までビブリオバトル首都決戦として開催されていた。2014年から全国大学ビブリオバトル〜京都決戦〜と改称。

開催情報[編集]

開催年 本戦決勝日 本戦決勝会場 チャンプ本 予選参加者数
ビブリオバトル首都決戦(2010年 - 2013年)
2010年 11月3日 東京国際フォーラム アーヴィング・ゴッフマン『スティグマの社会学』 53人
2011年 10月30日 ベルサール秋葉原 西澤保彦『彼女はもういない』 182人
2012年 10月21日 ベルサール秋葉原 九鬼周造藤田正勝『「いき」の構造』 524人
2013年 11月24日 ベルサール秋葉原 大鐘良一小原健右『ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験』 783人
全国大学ビブリオバトル~京都決戦~(2014年 - )
2014年 12月14日 京都大学百周年時計台記念館 ロビン・スローン著/島村浩子訳『ペナンブラ氏の24時間書店』 874人

脚注[編集]

参考文献[編集]

関連項目[編集]

  • 山本弘 (作家) - ビブリオバトルを題材とした『BISビブリオバトル部』を執筆。監修は考案者の谷口忠大。

外部リンク[編集]