ビッグ・トラブル (2002年の映画)

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ビッグ・トラブル
Big Trouble
監督 バリー・ソネンフェルド
脚本 ロバート・ラムゼイ
マシュー・ストーン
製作 バリー・ソネンフェルド
トム・ジェイコブソン
バリー・ジョセフソン
製作総指揮 ジム・ウェダ
音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード
撮影 グレッグ・ガーディナー
編集 スティーヴン・ワイズバーグ
配給 アメリカ合衆国の旗 タッチストーン・ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 2002年4月5日
日本の旗 劇場未公開
上映時間 85分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $40,000,000[1]
興行収入 $8,493,890[1]
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ビッグ・トラブル』(原題:Big Trouble)は、2002年アメリカ映画。原作はデイヴ・バリーによる同名の小説である。日本では劇場公開されず、ビデオスルーとなった。

ストーリー[編集]

・本作のポイントは「負け犬」のエリオットが活躍して息子の信頼・尊敬を取り戻すことである。

◇ ハーク家-銃撃事件

・ジェニーとマットのクラスでは、水鉄砲で相手を射殺するゲームが流行っている。マットともう一人の同級生が犯人となってジェニーを射殺することになる。それで二人はハーク家に忍び込む。後でもう一度で銃撃事件が計画される。

・同じタイミングで殺し屋がアーサーを狙ってハーク家に忍び寄る。銃を発射してテレビが壊される。テレビは買い換えられるが、後で強盗によってもう一度壊される。

・銃撃事件の通報を受けてモニカとウォルターの二人の巡査が到着。水鉄砲と判明するが、殺し屋が発射した弾丸も見つかる。アンナが事情聴取される。

・注、この時ニーナとパギーが知り合う。

◇ 武器商人の店

・ロシア人の武器商人二人が経営するバー。しかし二人とも「武器商人」という雰囲気ではない。

・第一事件。パギーが店で飲んでいるとスネークとエディが入ってきてパギーの金を盗み、武器商人からバットで殴られて追い出される。店に核爆弾が持ち込まれてパギーが倉庫に運ぶ。パギーは「仕事をやるので明日また来い」と言われる。

・第二事件。アーサーはミサイルを調達するために店に来る。パギーも来ている。スネークとエディが、銃を持って押し入る。核爆弾を積み込み、アーサーとパギーを連れてハーク家に行く。ハーク家に行くのは金がありそうだから。注、二人には「核爆弾」という認識はない。

・第三事件。FBI捜査官が捜査のために来店する。核爆弾が盗まれたことを知り、ハーク家⇒空港に急行する。

◇ ハーク家-強盗事件

・(街中で行われた)二回目水鉄砲銃撃事件の後でジェニーとマットが到着。エリオットも到着。そこに強盗が到着。みんな銃で脅される。

・エリオットはたまたま別室にいたが、入ってきて犯人のエディの頭に向けて銃を構える。しかしそれが水鉄砲であることを見抜かれる。

・二回目水鉄砲銃撃事件を追って警官二人がハーク家に到着するが、二人とも強盗に捕らえられる。ということで全員縛られる。

・強盗は核爆弾を持ち、ジェニーとパギーを連れて空港に行く。難を免れていたニーナが戻ってきてみんなを解放する。みんなは車で強盗を追いかける。ただしアーサーとモニカはラックに手錠で繋がれていて、そのままの状態。

・FBI捜査官が到着。モニカを手錠から解放し空港に急ぐ。アーサーはそのまま。

◇ 空港

・空港についた強盗はワイロを渡してチェックをすり抜けるが、この時「スイッチを入れてみて」と言われて核爆弾のスイッチが入る。45分後に爆発する。ジェニーを連れてバハマ行の飛行機に乗り込む。

・ハーク家で縛られていた一行が空港に到着。飛行機はタラップを付けたまま離陸。エリオットが滑走路を走っている飛行機を追いかけて乗り込む。

・FBI捜査官とモニカが空港に到着する。

◇ 同じことが二回(以上)繰り返される。これもいろいろな映画に見られる手法。同じことを繰り返してストーリーを展開して印象を強める。本作では以下で使用されている。

・水鉄砲銃撃事件。二回目は街頭で行われるが、二回とも警官二人をハーク家に呼び込む役割をする。

・首絞め事件。最初はアンナが水鉄砲銃撃事件犯人(マット)の首を絞める。最後にジェニーが強盗の首を絞める。

・以下は仔細だが、テレビが銃で三回壊される。殺し屋が転倒して銃を落とす場面が二回。パギーが荷物を運ばされるのが三回。強盗が空港でワイロを二回渡す。飼い犬のロジャーが(最初の)水鉄砲銃撃犯と殺し屋の前に現れる。

◇ 蛇足

・本作のレネ・ルッソは髪が明るい。彼女の画像をざっと見てみたが、みんな本作よりも濃い髪をしている。おそらく本作のために色を変えたのだろう。

・アンナは、すぐにエリオットが気に入ったたようである。最初の銃撃事件の次の日に、エリオットの事務所を訪れて「メガネ、忘れてません?」と言う。そもそもエリオットはメガネをしていないので、アンナの偽装作戦の疑いが濃厚。

・その後はアンナとエリオットは抱き合うが、この場面がありえないほどコミカル。 注、セクシーではない。この場面だけのために本作を見る価値がある。静止画や言葉では分からない。本作はいわば「ハチャメチャ」であるが、そのイメージとは合っている。普通の映画では無理だろう。

・その後二人で海岸を散歩し、いろいろ話す。ここはわりとさわやか。逆にこの場面は本作の中では雰囲気が違う。

・エリオットがマイアミヘラルドの上司と対立したのは「幼稚園の記事」を要求されたのに「ペリカンを訓練し爆弾を投下してカストロを暗殺する計画」について書こうとしたため。

・マーサ・スチュワートが本人役で出演している。テレビに登場している。またアンナが読んでいる雑誌が「マーサスチュワートリビング」。その他にアーサーが倒れた時に飼い犬のロジャーがマーサの顔になって、アーサーに吠えかかる。

キャスト[編集]

※括弧内は日本語吹き替え

・エリオット・アーノルド - ティム・アレン(磯部勉])

  ・元マイアミヘラルドのコラムニスト、ピュリッツァー賞二度。しかし上司と衝突し退職。離婚。

  ・現在は広告製作をしているが、顧客にいろいろ言われて、苦労している。

  ・息子のマットからは「負け犬」と言われている。しかし人間的にはよい。

  ・最後に飛行機に飛び乗って強盗をやっつける。

・マット・アーノルド - ベン・フォスター(坪井智浩)

  ・エリオットの息子。ジェニーの同級生。水鉄砲銃撃事件の犯人。

・アーサー・ハーク - スタンリー・トゥッチ(山路和弘)

  ・金持ちで立派な家を持っているが、変態・偏屈で妻や娘からは軽蔑されている。

  ・会社の金を横領した廉で殺し屋に狙われている。

・アンナ・ハーク - レネ・ルッソ(塩田朋子)

  ・アーサーの妻。再婚。ジェニーはアンナの連れ子。

  ・水鉄砲銃撃事件の犯人のマットに襲いかかってすごい形相で首を強烈に締め上げる。しかしエリオットに謝られると「子供がしたことですから」と急にニコニコする。

・ジェニー・ハーク - ズーイー・デシャネル(朴璐美)

  ・アンナの娘。マットの同級生。水鉄砲銃撃事件の被害者。女の子にしては言葉が下品。

  ・人質となって空港へ連れ去られ飛行機に乗る。最後に大活躍。

・パギー - ジェイソン・リー(森川智之)

  ・ボストンから来たハーク家の庭の木の上に住むホームレス。核爆弾の荷物運びをやらされる。ニーナと恋人になる。

・ニーナ - ソフィア・ヴェルガラ(石塚理恵)

  ・ハーク家のメイド。食事をパギーに届けたりする。ハーク家で強盗に縛られた人たちを解放する。

・ブルース - マイケル・マクシェーン(島香裕)

・スネーク ・デュプリー - トム・サイズモア(立木文彦)

・エディ・リードベター - ジョニー・ノックスビル(中田和宏)

  ・強盗。本作のストーリーを主展開する。

・ヘンリー・デサルヴォ - デニス・ファリーナ(平野稔)

・ レオナルド・フェロニ - ジャック・ケーラー(後藤哲夫)

  ・アーサーを狙う殺し屋。

・モニカ・ロメロ巡査 - ジャニーン・ガロファロー(小宮和枝)

・ウォルター・クラミッツ巡査 - パトリック・ウォーバートン(内田直哉)

  ・二度の水鉄砲銃撃事件でハーク家を訪れる。

・パット・グリアーFBI捜査官 - ヘビー・D(銀河万丈)

・アラン・サイツFBI捜査官 - オマー・エップス(檀臣幸)

脚注[編集]

  1. ^ a b Big Trouble (2002)”. Box Office Mojo. 2009年11月8日閲覧。

外部リンク[編集]