ビッグラン

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ビッグラン
ジャンル レースゲーム
対応機種 アーケード[AC]
スーパーファミコン[SFC]
iアプリ[iApri]
開発元 [AC]:ビットボックス
[SFC]:ジャレコ
発売元 ジャレコ
人数 1人
メディア [SFC]:カセット
発売日 [AC]:1989年
SFC:1991年3月20日
iApri:2008年3月28日
システム基板 専用基板
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ビッグラン』(Big Run)はビットボックス開発、ジャレコより発売された業務用大型筐体ゲーム稼働のレースゲーム。

概要[編集]

ダカール・ラリーをモチーフとしている大陸横断レースゲーム。長距離であるラリーレイドをモチーフにしたこともあり、SS数はアーケード版ではプレイ時間の制約上、計6ステージとなっている。実際のラリーレイドとは出走システムが違い、グリッドスタートとなっており、ステージ毎にスプリントレースを行うゲームシステムとなっている。タイムアップ制で、3位以上で入賞するとステージクリアとなり(3位以下であるとタイムアップする程の難度調整が図られている)、次の出走ステージにコマを進められる。各コース上にはアザーカー(当時、ラリーレイドで走っていたプジョー・205三菱・パジェロを模している)や路肩の電柱等の障害物があり、当時としては正確な減速やハンドリングが求められるゲーム性であった。プレイヤーカーはポルシェ・959をモチーフとしている。

ステージ構成[編集]

実際はチュニスからのリエゾン(スタート)ランからはじまり、次のトズール(チュニジア)よりサン・ルイ(セネガル)までがSS区間。そこからリエゾン区間のダカールまでビクトリーランとなる。尚、本来のパリダカではパレードラン時は順位は固定されるが、このゲームの場合は例外的解釈によりレース区間となっている事は前出の通りである。

  • STARTRUN:TUNIS→TOZEUR
  • SS1:TOZEUR→TUMU
  • SS2:TUMU→AGADEZ
  • SS3:AGADEZ→BAMAKO
  • SS4:BAMAKO→SAINT LOUIS
  • VICTRYRUN:SAINT LOUIS→DAKAR

筐体デザイン[編集]

1989年にアーケードの大型筐体ゲームによるムービングタイプ、可動部のないコックピットタイプ、ジャレコ製汎用筐体である2台以上で通信対戦可能なアップライトタイプであるポニー筐体でリリースされている。

コンパネ上はハンドル、当時のアーケード時流により、2速シフトレバー、ブレーキ、アクセルの他にホーンボタンがついており、遅いアザーカーを払いのける際に使用する。道の細い崖のある道中で使用するとアザーカーが崖から落ちてしまうなど、謎なギミックこそあったが、同時期に出たセガパワードリフト等と並び、ある程度の定評があった。

移植版[編集]

BIGRUN (スーパーファミコン)
ジャレコのスーパーファミコン参入タイトル第一弾として1991年3月20日にリリース。
オリジナルのモードとして、パーツダメージ制をとっており、ステージ中でダメージを蓄積しないようにSSを進めていく。
ステージ中で著しいパーツダメージがあると走行に支障がでて道中でのパーツ交換を強いられ、タイムをロスしていくシステム。
BIGRUN -砂漠の冒険レーサーズ- (iアプリ)
ジャレコの携帯電話アプリサイト「ジャレコiギャレッソ」においてiアプリにアレンジ移植。SFC版のシステムを当時の時流に併せたアレンジ移植。
車はラリーレイド車であるプロトタイプクラスの三菱パジェロ風の物に変更、オンラインタイム集計対応。車のセッティングやコ・ドライバー(ナビゲーター)をステージの節に応じて選択できる。

開発経緯[編集]

本作は、当時セガ(後のセガ・インタラクティブ)よりドロップアウトしたメンバーにより設立された会社「ビットボックス」へ外注制作として依頼し制作された。その後ビットボックスはジャレコに吸収され、ビットボックスのディレクター、メインプログラマー 、メインデザイナーらは同社の業務用開発部に所属し、ビッグランと同じ基板を用いて社内開発でシスコヒートを制作する。[1]

関連作品[編集]

シスコヒート(開発・発売
ジャレコ アーケード)
本作と同じスタッフで制作された舞台は違うが続編的な位置づけのゲーム。本作ビッグランの基板やシステムを流用して制作されたコンバージョンタイトルであり、この為クラクションボタンも継承されていた。現実のサンフランシスコの街並みの中を市警パトカーで縦断するレースゲームで、実際の著名なスポットを基点としてステージを進めていく。

脚注[編集]

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