ビセンチ・デ・リマ

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獲得メダル
ブラジルの旗 ブラジル
陸上競技
オリンピック
2000 シドニー 男子 4×100 mR
世界陸上選手権
2003 パリ 男子 4×100 mR

ビセンチ・デ・リマ(Vicente Lenílson de Lima、1977年6月4日 - )は、ブラジルの陸上競技選手。短距離を専門とする選手で、2000年シドニーオリンピックの銀メダリストである。リオグランデ・ド・ノルテ州クライスノボス出身。

経歴[編集]

リマは、1997年のアテネで開催された世界選手権では、4×100mリレーのブラジル代表として出場。予選では第1走者として、38秒31の南米新記録を樹立し全体のトップで準決勝に進出。準決勝でも、38秒17と連続南米新記録を樹立。第2組4位、全体の5位で決勝に進出。しかし、決勝では、38秒48と遅れ、6位に終わった。1999年のセビリアの世界選手権では100mのみに出場。一次予選は突破したものの、二次予選では7位に終わり準決勝に進出することはできなかった。

2000年シドニーオリンピックでは100mと4×100mリレーに出場。100mでは二次予選10秒28で5位となり準決勝に進むことはできなかったが、4×100mリレーでは、エジソン・リベイロアンドレ・ダ・シルバクラウディネイ・ダ・シルバとともに、37秒90の南米新記録でアメリカに次いで銀メダルを獲得した。

2003年の世界室内選手権の60mの予選において、6秒63の南米新記録を樹立したものの、準決勝で敗退。同年8月にパリで行われた世界選手権の4×100mリレーに出場し、38秒26で、アメリカ、イギリスに次いで3位となる。しかし、後にイギリスのドウェイン・チェンバースの薬物違反が発覚し、繰り上がりの銀メダルとなった。

2004年アテネオリンピックでも100mと4×100mリレーに出場。100mは準決勝に進出したものの、10秒28で最下位の8位に終わる。また、4×100mリレーは決勝に進出したものの、38秒67で最下位に終わっている。

2006年の世界室内陸上の60mでは、予選、準決勝と6秒60の南米新記録を樹立。しかし決勝は6秒62で7位に終わっている。翌2007年の大阪で開催された世界選手権は、100mでは二次予選で敗れたものの、4×100mリレーでは決勝に進出。37秒99の好タイムを出したものの、3位のイギリスに100分の9秒及ばず4位となりメダルを逃した。

リマは、2008年北京オリンピックに出場。3大会連続となる当大会でも100mと、4×100mリレーに出場した。100mはこの大会も二次予選止まりとなるが、4×100mリレーでは決勝に進出。アメリカ、イギリスなど多くの有力国がミスにより失格し、2大会ぶりのメダル獲得に期待が高まったが、決勝では3位の日本に100分の9秒及ばず、前年の世界選手権に続いて4位に終わった。

自己ベスト[編集]

  • 100m - 10秒13 (2004年)
  • 200m - 20秒39 (2004年)
  • 60m(室内) - 6秒58 (2008年)

主な実績[編集]

大会 場所 種目 結果 記録
1997 世界陸上選手権 アテネ(ギリシャ) 4×100mR 6位 38秒48
1999 世界陸上選手権 セビリヤ(スペイン) 100m 7位(qf) 10秒36
2000 オリンピック シドニー(オーストラリア) 100m 5位(qf) 10秒28
2000 オリンピック シドニー(オーストラリア) 4×100mR 2位 37秒90
2003 世界陸上選手権 パリ(フランス) 4×100mR 2位 38秒26
2004 オリンピック アテネ(ギリシャ) 100m 8位(sf) 10秒28
2004 オリンピック アテネ(ギリシャ) 4×100mR 8位 38秒67
2007 パンアメリカン競技大会 リオデジャネイロ(ブラジル) 4×100mR 1位 38秒81
2006 世界室内陸上競技選手権 モスクワ(ロシア) 60m 7位 6秒62
2007 世界陸上選手権 大阪(日本) 100m 6位(qf) 10秒38
2007 世界陸上選手権 大阪(日本) 4×100mR 4位 37秒99
2008 世界室内陸上競技大会 バレンシア(スペイン) 60m 5位 6秒60
2008 オリンピック 北京(中国) 100m 7位(qf) 10秒31
2008 オリンピック 北京(中国) 4×100mR 4位 38秒24
  • sfは準決勝、qfは二次予選

外部リンク[編集]