ヒロハヒルガオ
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ヒロハヒルガオ(広葉昼顔、学名: Calystegia sepium)は、ヒルガオ科ヒルガオ属のつる性多年草である。
特徴
[編集]ヒロハヒルガオは、日本を含む温帯地域に広く分布する多年生のつる植物である。葉が比較的広いことが特徴で、一般的なヒルガオ(Calystegia japonica)と比較すると大きく、基部が矢じり型をしている。
花は淡いピンク色や白色で、直径5cmから7cm程度の漏斗状である。朝に開花し、昼ごろにはしぼむ性質を持つ。開花時期は6月から9月で、夏から秋にかけて観察される。
分布と生息地
[編集]ヒロハヒルガオは、アジア、ヨーロッパ、北アメリカなどの温帯地域に自生しており、特に湿った草地や河川敷、道端などに多く見られる。水辺や農耕地周辺にも広がりやすく、繁殖力が強い。
生態
[編集]地下茎を持ち、地面を這うように成長しながらつるを伸ばし、他の植物や支柱に巻きつくことで高さを確保する。昆虫による受粉が行われるが、繁殖力が強く、地下茎による栄養繁殖でも増える。
利用
[編集]観賞用として庭やフェンスに植えられることがあるが、繁殖力が強いため管理が必要である。一部地域では、雑草として扱われることもある。
類似種との違い
[編集]ヒルガオ(Calystegia japonica)とは葉の形や大きさが異なり、ヒロハヒルガオの葉のほうが幅広くなる傾向がある。また、セイヨウヒルガオ(Calystegia sepium)と同じ種とされることもあるが、地域によって分類が異なることがある。
出典
[編集]- 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」, YList
- The Plant List (2013). Version 1.1. Published on the Internet
- USDA Natural Resources Conservation Service, PLANTS Database