ヒポライト・ピクシー

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ピクシーが製造した初期の交流発電機ハンドルを回転すると磁石が回転してコイルに電圧が生じる。

ヒポライト・ピクシー: Hippolyte Pixii1808年 - 1835年)は、フランスパリ出身の技術者。

発明[編集]

ファラデーの電磁誘導の法則を用いて、1832年に交流発電機の原型となる手回し発電機(ダイナモ)を発明した。

ピクシーのダイナモは交流を生じたため、アンドレ=マリ・アンペールらの提案により交流を直流に変換する整流子を発明した。

ピクシーは完全に電磁誘導を理解していたわけではなかったが、ピクシーのダイナモは今も利用されている発電機や電動機の原型と言える。

関連項目[編集]