ヒドロキシチロソール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
ヒドロキシチロソール
Hydroxytyrosol
{{{画像alt1}}}
識別情報
CAS登録番号 10597-60-1
PubChem 82755
日化辞番号 J246.008D
特性
化学式 C8H10O3
モル質量 154.16 g mol−1
関連する物質
関連する異性体 C8H10O3を参照
関連物質 チロソール
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ヒドロキシチロソール: Hydroxytyrosol)はフェノール類の一つで、構造としてはカテコールのベンゼン環にエタノールがくっついた形となっている。そのままの単体あるいはエステルオレウロペインとしてヴァージンオリーブ・オイルオリーブの実に含まれている。[1]

利用[編集]

ファンケルによるモニター調査では、本物質を摂取した被験者とプラセボを摂取した被験者とでは、前者にシミが薄くなる効果が有意にみられたことから、美白に有効であると考えられる[2]

実験動物レベルでは動脈硬化症の予防機能が示され、活性酸素種に直接作用し無毒化する作用、カタラーゼヘム酸素添加酵素-1(HO-1)などの抗酸化酵素の発現を誘導し、細胞への酸化ストレス抵抗性の付与、活性酸素種を発生させる酵素の阻害による活性酸素種産生抑制作用が作用機序として考えられる[3]

脚注[編集]

  1. ^ Beneficial effects of the olive oil phenolic components oleuropein and hydroxytyrosol: focus on protection against cardiovascular and metabolic diseases. PMC: 4237885. PMID 25086598. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4237885/. 
  2. ^ “画期的美白成分「ヒドロキシチロソール」のモニター結果を報告” (プレスリリース), ファンケル, https://www.fancl.jp/laboratory/report/09.html 2019年11月17日閲覧。 
  3. ^ 宮崎均「多様な有効活用が可能なオリーブ成分 (PDF) 」 『生物工学会誌』第91巻第3号、日本生物工学会、 159頁。