ヒトリシズカ
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ヒトリシズカ | ||||||||||||||||||
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福島県会津地方 2008年5月
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Chloranthus japonicus | ||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||
ヒトリシズカ |
ヒトリシズカ(一人静、学名: Chloranthus japonicus )は、センリョウ科 チャラン属の多年草。
分布と生育環境[編集]
北海道、本州、四国、九州に分布し、山地の林内、林縁に自生する。
特徴[編集]
高さは10-30cm。葉は4枚が輪生状に付き光沢があり、縁には鋸歯がある。花期は4-5月で、茎の先に1本の穂状花序を出し、ブラシ状の小さな白い花をつける。
名前の通りに一本で生えるのは稀で、普通群生する。
かつては「吉野静」といった。『和漢三才図会』には静御前が吉野山で歌舞をしたと書いてあり、その後、静のきれいさになぞらえたもの[1]。近縁種のフタリシズカが花穂を2本以上出すのと対比させた。『和漢三才図会』には謡曲で静の幽霊が二人となって一緒に歌舞をしたのが起源という[2]。
近縁種[編集]
出典[編集]
参考文献[編集]
- 牧野富太郎、『牧野 新日本植物図鑑』、(1961)、図鑑の北隆館