ヒッパソス

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メタポンティオンのヒッパソス(Hippasus、ギリシア語:Ίππασος)は、紀元前500年頃のマグナ・グラエキアに住む古代ギリシャ哲学者ピュタゴラスの弟子であり、無理数の存在を発見した。また2の平方根が無理数であることも発見している。

ヒッパソスによる発見までは、ピュタゴラスは全ての数は整数の比で表せると説いていた。ヒッパソスの発見は妥当であったにもかかわらず、ピュタゴラスは初めそれを異端宗教のように取り扱い、彼らはヒッパソスを追放、もしくは殺害した。伝説によると、ヒッパソスは船上で無理数を発見し、ピュタゴラスの弟子たちは彼をそのまま船外に投げ出したと伝えられている。

彼はまた音響学共鳴に関する実験を初めて行ったことでも知られている。