パームトップPC

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パームトップPC は、およそ(パーム)の上に収まるサイズの電池駆動式のPCである。ここで特にPCとは、IBM互換PCを指す。一般的な掌サイズのコンピュータはパームトップコンピュータと呼ばれる。デザインは、ノートPCよりもひとまわり小さい横長のクラムシェル型筐体に、ディスプレイとキーボードが備わっていた。多くのパームトップPCはジャケットのポケットに収まるサイズである。

概要[編集]

パームトップPCは、IBM互換のPCアーキテクチャとBIOSを備え、CPUはインテルのx86互換アーキテクチャ、OSROMに格納されたDOSベースであった。PDAなどのオフィススイートがプレインストールされており、 多くは汎用の商用オフザシェルフPC用ソフトウェアを少しの修正または修正なしで利用できた。OSは他にもGEOSWindows 1.0-3.0リアルモードのみ)またはMINIX 2.0を搭載できるものもあった。

ほとんどのパームトップPCはスタティックなハードウェア設計によって電力消費の低減やリブートすることなく即時の電源オフ・オンを実現していた。モデルによっては、フル充電では数時間から数日起動状態を保つことができた。また、スタンバイ状態では、数週間から一年間持続することができた。PDAとして通常使用する場合だと、大体は電池を交換せずに一週間から数ヶ月使用することができた。

初めて市販されたパームトップPCは、1989年発売のDIP Pocket PC(Atari Portfolio)である。

主要機種[編集]

タッチスクリーン版:

クラムシェル型のUltra-Mobile PC (UMPC) は、パームトップPCの後継機種とも見なせる:

関連項目[編集]

脚注[編集]