パラレルターン

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様々なスキー技術。下の写真3枚がパラレルターン。

パラレルターン英語: Parallel turn)はスキーのターン技術の1つで、ターン前半から両足を同調させてを平行にしたまま向きを変える方法のことをいう。プルークボーゲンステムターンの次に習得される技術である。内足が早い段階からアウトエッジ側に返る点が、ステムターンなどと違う。

技術[編集]

ターン前半からの外足加重により、軽くなった内足の膝を返してエッジを外し、両足を同調させて平行のままターンする。制動要素の多い基礎パラレル(ずらし)と、推進要素の多い実践パラレル(カービング)に分類される。しかしながら実際の滑走では両者の中間的なものが多く見られる。プルークボーゲン、ステムターンと同じで外足荷重が基本である。ステムターンを習得すれば、大抵の斜面と雪質を降りることができるが、ステムは素早いターンや狭いところが苦手である。コブや高速でのターンに対応する為にはパラレルターンが必要になってくる。ずらす時は密脚、カービングの時は開脚とスタンスを使い分けるとそれぞれの滑りがやりやすい。

ショートターン(ウェーデルン)[編集]

早いリズムで外スキーから次の外スキーまで踏み換えながら滑る技術。パラレルターンの小回り的といえるが、後述のテールを振るウェーデルンを取得する課程においてプルークボーゲンで早いリズムでターンをおこなうプルークウェーデルンもある。主に上級者のターン技術。1980年代に入り海外のスキー板の滑走性能が飛躍的に進歩して従来のひねり運動にあまり頼らずサイドカーブによるカービングターンで弧を描くウェーデルンが日本職業スキー教師協会(SIA)のインストラクターを中心に使われていたが[要出典]、全日本スキー連盟(SAJ)の御用達であったオガサカやカザマ等の国内のスキー板は従来のずらし操作の性能が優れていたため[要出典]、SAJのデモンストレーターも左右に振り出すウェーデルンが主体で、SIAで主流となっていたカービングのウェーデルンを認めるのが遅れた要因と思われる[要出典]

1990年代に入り国内外のトップスキーレーサーが使っていたカービングターンが実現可能なカービングスキーが普及し、カービングターンが認知されるようになった。つまりカービングスキーができる前の1980年代から従来のスキー板によってカービングターンは実現されていたが、広く認知されたのはカービングスキーが一般的となり一般上級者でも実現可能となった1990年代後半からで、全日本スキー連盟でも90年代後半に入り、ウェーデルンを教程から削除し、使用しなくなった。これはウェーデルンという言葉の意味がもともとドイツ語で「犬が尻尾を振る」という意味であるためで、この時期に登場したカービングスキーによるショートリズムでも丸いターン弧を刻むことができ、ずらしてターンを刻むという意味に合わなくなったためである。よって従来ロングターンをパラレルターン、ショートターンをウェーデルンとしていたのをそれぞれパラレルターン大回り、パラレルターン小回りと呼ぶようになった。しかし日本職業スキー教師協会(SIA)では独自の教程を設けており、現在でも使用している。また、捻り(と反動)を使ったショートターンと弧を描くショートターンの2つが使えると、より実践的であらゆる斜面に対応できる。

参照項目[編集]

脚注[編集]