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パフ先生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
パフ先生とメアリー・ジョー・キャトレットユニバーサル・スタジオ・ハリウッドにて)

パフ先生(Mrs. Puff)は、ステファン・ヒーレンバーグによるアメリカ合衆国のアニメ作品『スポンジ・ボブ』に登場するスポンジ・ボブの教師。

日本語版では、アニメ「シーズン1」では『フグ先生』という名前だったので、スポンジ・ボブからも その名で呼ばれていたが、「シーズン2」から『パフ先生』に改名された。

声優はメアリー・ジョー・キャトレットであり、吹き替えは谷育子(シーズン1 - 8)と高橋里枝(シーズン9以来)。

役割

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スポンジ・ボブが通うボート教習所[1]を所有するフグ(特にハリセンボン)の教師。一人称は「私」。基本的に大人しいが、怒らせると怖い。ワイルドで力が強い所もあり、けっこうブラックな一面がある性格[2]

何年間も熱心に指導しているにもかかわらず、スポンジ・ボブにボートの運転方法を教えることにことごとく失敗している。彼は彼女の最も熱心な学生であり、口頭試験のすべての質問に対する答えを知っているが、彼がコースの運転部分をとる度にパニックになる。彼はしばしば車を衝突させ、その過程でビキニタウンを破壊する。怖がっているとき、スポンジ・ボブが破壊したときなどに、フグの防御機構として車のエアバッグが展開するように自分の体を膨張する。

髪は金髪だが、実はカツラであり、時々外す事がある[3]

パフ先生の初登場回の『運転は難しい~!』の時には、スポンジ・ボブはボート教習所の卒業試験で「38回目」の不合格になっており、同話で「39回目」の卒業試験を受けた時にも不合格になった。

スポンジ・ボブを嫌っていたり彼を逆に恐れている事が多い。一度だけ、いつものようにスポンジ・ボブが試験に失敗して彼女を怒らせた時に体を膨らませすぎて破裂してしまい、すっかり体が萎んでしまった時には彼の事を恨んでおり、過激すぎるレースと言われている『激突レース』に彼を参加させて彼を永遠に消して本気で亡き者にしようと企んだ事があるが、彼が運良く次々と他の参加者を次々と脱落させる事に成功した事で完全に怒り、特大のボートカーに乗りながら最後の出場者「ハフ」と名乗りながら自らの手で彼を破滅させようと企んだが、結果的に自分の教習所を破壊してしまっただけで終わり、教習所に激突して冷静さを取り戻した事により再び体が膨らむようになって元に戻れた[4]。また、イカルドが主催者の秘密のクラブの『スポンジ・ボブ大っ嫌いクラブ』のメンバーの1人であり、スポンジ・ボブの事を苦手なメンバー達[5]と共に、このクラブに「431回」も参加している[6]。しかし、彼の事を完全に嫌っている訳では無いので、彼にボートカーのタイヤの交換を手伝ってもらった時には感謝していたり[7]、彼の誕生日パーティーの準備をしたり彼の誕生日を心から祝福している[8]。また、カーニの家で夕食デートした時に、2人への料理を作ってる最中に手違いで料理されてしまったシェフのスポンジ・ボブを(彼だと知らずに)食べてしまった事があり、病院で手術してもらって彼を無事にお腹から出せた[9][10]

主ギャグは「広範な犯罪歴」。スポンジ・ボブの「乱暴な運転結果」、自身は「彼の行動に教師として責任を負うため」、定期的に刑務所に入れられる[11]。スポンジ・ボブのせいで逮捕されてしまった時に、最初は落ち込んでいたパフ先生だったが「もうスポンジ・ボブに教えなくて済む」と思ってからは刑務所での生活を完全に満喫する道を選んだ事がある[12]

『木の逆襲』においては、パフ先生は過去に「シェルシティ」で犯罪を犯してビキニタウンへ逃亡して来た事が正式に判明した。同時に「逃亡して来た本当の理由」は今まで誰にも話した事が無い事も判明した。しかし、サンディが「ビキニタウン初の『植樹祭』」を開催するために「海中でも育つ『特別なドングリ』」により生まれて動けるようになった「おしゃべり出来る木」にだけは「本当の理由」を話した。しかし、その木が「ボートカー」を暴走運転した事により怒ったパフ先生は、この「木」を捨ててしまう。しかし、「パフ先生に捨てられた事」と「免許証をくれなかった事」に腹を立てた「木」が公衆電話で「警察署」に通報してパフ先生の犯罪を全て話してしまったので、パフ先生は大急ぎでパトカーから隠れてやり過ごす。そのため、警察の事を内心かなり恐れている。なお、パフ先生がシェルシティで起こした犯罪が何の犯罪なのかは明かされていないので不明。

過去ではパフさんという名前の別のフグと結婚したが、人間に捕らえられてノベルティランプに変えられる。以来、カーニと共にロマンチックな関係を始め、多くのデートをした[13]。カーニの事を「ユージーン」と呼ぶ事も多く[14]、彼からは「パフパフちゃん」[15]や「パフちゃん」[16]と呼ばれるようになった。なお、『カーニさんの花嫁』では、なぜか普通に「カーニ」と「キャッシーナ」の結婚式の「参列者」として参列しており、2人の仲を普通に祝福していた。「ブーケトス」の時には体を大きく膨らませながら受け取ろうとするが、失敗して悲しそうな表情をしていた。

基本的には1人暮らしだが、ペットと共に生活しているエピソードが数話ある。子供の頃から長年大切に飼っているメスのカタツムリがいて、大きなサンゴの上から落ちそうになった所をスポンジ・ボブに助けられた事があり[17]、後の話では彼女の家の壁に掛かってる写真で再登場した[18]。『お腹ペコペコ!』では、自分の家の庭で外見がラッカセイに似ている「イモムシ」を数多く飼っていた事が判明した[19]。それをラッカセイと勘違いした「カーニ」が成長期で腹ペコの娘の「パール」のために勝手に盗もうとした時の騒ぎに気付いて目を覚ましたパフ先生は、怒ってカーニを「盗っ人」呼びして「バール (工具)」を投げつけた。パフ先生は、イモムシ達を「私の可愛い子たち」と呼んでとても可愛がっており、イモムシ達もパフ先生に懐いていた。なお、このイモムシ達の名前は種族名も含めて全く明かされていないので不明[20]。プランクトンの愛犬のアメーバの「スポット」が産んだ子供の内の1匹を譲ってもらった時には「マチルダ」と名付けて可愛がっていたが、留守中に家の中で暴れられて家具や生活用品を次々と壊された上に、マチルダに宝石のネックレスを盗まれてエサバケツ亭へ逃げ帰られてしまった[21]

『パフ先生がジャガイモに?!』では、かつては「伝説の女暴走族」の「パフ・ザ・タフ」だった事が判明して、引退した今でも「現役の暴走族5人組」からも憧れられてサインを頼まれる程の有名人だと明かされた。

『スポンジ・ボブはタフガイ?』でも「パフ・ザ・タフ」として登場しており、現役の頃の服装とモヒカンを着けながらワイルドな性格で「海底マッチョクラブ」に来店して、このクラブのメンバーにして常連客だという事が判明した。現在でも、その名を聞くだけで彼女の事を恐れてしまうメンバーも数名いた。しかし、スポンジ・ボブが一時的に働いていたと知ると、彼の事を恐れている普段と変わらない性格に戻ってしまい叫びながら逃げ帰ってしまった。

なお、パフ先生は『灯台のルイ』においてウォークマンを着けて「ロックミュージック」を聴きながら「ギターの演奏をする真似」をしながらノリノリにダンスを踊りながら大声で唄っていたので、この時には「ワイルドな性格」は既に健在だった。この時に「ロックミュージック」が好きな事が判明して、スポンジ・ボブの事や他の事で溜まったストレスを思い切り大声で唄って解消している事が判明した。また、この時には教習所にある灯台が「20年間」も1度も掃除されずに「物置小屋」として使われていて、ガラクタが貯まりすぎてしまった事も判明しており、掃除と片付けが大好きなスポンジ・ボブに頼んで片付けをしてもらった事もある。この灯台ではパフ先生が知らない間に、5匹の子持ちカタツムリの「ルイ」が住み着いていた[22]

その他の趣味としてはプロレスが大好きな一面があり、ポップコーンを食べながらテレビでプロレス番組を見ている時には大興奮しながら叫んで夢中で観戦していた[23]

仲良しの友人関係者は「サンディ」と「カレン」[24]と「パール」[25]がおり、3人とは仲が良く、お茶会をしたりキャンプに行く事もある。『伝説のギャル友』では、サンディとカレンとは何年も前からの「ギャル友」仲間同士で、新たな新入りメンバーのパールを含め、4人は「ギャル友仲間」として仲良くキャンプに行った。なお、かつては同じく「ギャル友」仲間同士だったイルカの女性の「フリバティ・ジベット」がいたが、サンディとカレンと共に「喧嘩別れ」してしまっていた。しかし、フリパティと再会した際に彼女は「自分は もう怒っていない」と言いながら既に「ギャル友仲間達」を許していたのだが、その話を最後まで聞く前にパフ先生達は誤解したまま逃げ帰ってしまったので、まだ仲直りできていない模様。

『劇場版1作目』では、エサバケツ亭で、プランクトンがレシピを盗む事に成功して作った「カーニバーガー」を食べていた。しかし、カーニバーガーの「無料のオマケ」でもらえる「バケツ帽子[26]」のせいで洗脳されてしまい、「プランクトン バンザイ!」と他の客達と共に言わされながらプランクトンの「奴隷」として働かされてしまい、更には「プランクトン・タウン」を造る為に働かされてしまう。

関連項目

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  1. ^ 初期にはスポンジ・ボブやナレーターからは「ボートスクール」と呼ばれていた。
  2. ^ 「世界初のキャラクター図鑑『スポンジ・ボブの なかまたち200』」10ページ。
  3. ^ シーズン13『パフ先生がジャガイモに?!』など。
  4. ^ シーズン8『激突レース』
  5. ^ プランクトン、バブルバス、郵便配達員ノートン。
  6. ^ シーズン13『スポンジ・ボブ大っ嫌いクラブ』
  7. ^ シーズン11『幻のエピソード』
  8. ^ シーズン12『スポンジ・ボブの誕生日』前編・後編
  9. ^ しかし、パフ先生曰く「ものすごく良いお味」とのこと。スポンジ・ボブを見ただけで再び味見したくなってしまい、夢中になって彼を追いかけ続けた。
  10. ^ シーズン12『おかしな料理人』
  11. ^ シーズン1『スポンジ・ボブのクラス委員?』で初めて逮捕された時には「6ヶ月間」も刑務所で過ごす事になったので、スポンジ・ボブに怒りながら「6ヶ月後に会いましょう」と言った。
  12. ^ シーズン3『パフ先生の夢』
  13. ^ シーズン2『恋するカーニさん』で2人は初めて出会って初デートをした。以降もシーズン12『二人のカーニさん』ではレストランで食事デートの約束して、シーズン12『おかしな料理人』ではカーニの家で夕食デートして、シーズン13『パトリックを乗りこなせ』ではサイクリングデートして、シーズン14『筋肉ムキムキ?!カーニさん』ではグー・ラグーンでチーズフォンデュを食べながらビーチデートしたり、など。
  14. ^ シーズン12『二人のカーニさん』、シーズン12『しゃっくり風船』、シーズン12『おかしな料理人』、シーズン13『ミラクル万能液で儲けよう!』、シーズン13『パトリックを乗りこなせ』、シーズン14『筋肉ムキムキ?!カーニさん』、シーズン14『キャンプ・コーラルの同窓会』など。
  15. ^ シーズン12『しゃっくり風船』、シーズン12『おかしな料理人』、シーズン13『パトリックを乗りこなせ』など。
  16. ^ シーズン14『筋肉ムキムキ?!カーニさん』
  17. ^ シーズン3『飛べ、トリおとこ!―失われたエピソード』
  18. ^ シーズン11『戻ってきたスポット』
  19. ^ 寝ている時は、本当に外見がラッカセイにしか見えない。体のサイズは焼き芋くらい大きい。目を覚ますとカタツムリのように2つの目玉を出しながらカーニに液体を吐いて攻撃した。
  20. ^ シーズン7『お腹ペコペコ!』
  21. ^ シーズン11『戻ってきたスポット』
  22. ^ シーズン12『灯台のルイ』
  23. ^ シーズン13『パフ先生がジャガイモに?!』
  24. ^ シーズン11『女子会バンザイ!』
  25. ^ シーズン12『伝説のギャル友』
  26. ^ 実は「洗脳マシン」入りのバケツ帽子。