パトリオット (ブルーベリー)

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パトリオット(Patriot)とは、ブルーベリーの品種の一つ。1954年に交配され、1957年に選抜された。開発コードはME-US32。1976年、アメリカ建国200年祭に発表された為、Patriot=愛国者と名付けられた。

概要

デキシーとミシガンのローブッシュの交配種と、アーリーブルーを交配親とする。アーリーブルーからは早生の性質、デキシーからは果実の大粒性や不安定な完熟期、ミシガンのローブッシュからは耐寒性などを継承した。交配親の特徴が色濃く遺伝し、如実に特徴として現れる品種として知られる。

果実は育ち始めた頃から強く扁平する。幼果の段階から果実が扁平する品種は稀有である。半樹高ハイブッシュ系のノースブルーも、果実が幼果の段階から扁平し、パトリオットとは共通点が多い。

冷涼な気候の土地で開発されたため耐寒性に優れる。樹勢は強く、葉は長く鋸状に展開し、花冠は緑、黄緑色で小さい。これらはいずれもローブッシュに見られる特徴でもある。蕾は開花以前はやや赤みを帯び、後若干黄色の混ざった白へ変色する。

土壌への適応力は強いが、水はけの悪さには弱い。栽培にあたっては過湿などに注意する必要がある。

参考文献

  • ブルーベリー大図鑑(マルモ出版) 105-106ページ